Web会議で音声が途切れる原因と対処法

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、リモートワークの普及が進み、今まで社内でおこなっていた会議をインターネット上でおこなう機会が増加しています。
Web会議中によく起こるのが、音声が途切れるというトラブルです。今回は、そんな音声が途切れてしまった際の対処法についてまとめました。Web会議の音声トラブルの原因や解決策についてお困りの方は、この記事を参考にネット回線や周辺機器、Web会議システムを一通り見直してみてください。

Web会議で音声が途切れる原因とは

トラブルを解消するには、まずは問題の原因を見つけ出すことが先決です。今回のようなWeb会議時に発生する音声トラブルの原因は4つに大別できるので、一つずつ問題がないか確認していきましょう。

関連記事:Web会議システムのハウリングトラブルが起こる原因や対策、原因をご紹介

音声トラブルの原因①:インターネット回線の速度が遅い

インターネット回線の速度が遅いとデータの送受信に遅延が生じ、Web会議時に音声トラブルが発生しやすくなります。Web会議をおこなううえで必要な回線速度の目安は、下りは10から30Mbps、上りは1Mbpsです。

インターネット回線の速度はパソコンやスマートフォンから簡単に測定が可能なので、自分の環境に問題がないか一度確認してみましょう。

また、社内でWeb会議をおこなう場合は、インターネット回線の混雑状況にも注意が必要です。同時に接続している人数が多ければ多いほどインターネットの通信速度は低下するので、混雑時に回線のスピードテストをしてみることをおすすめします。

音声トラブルの原因②:PCのスペックが不足している

Web会議をおこなう際、PCは映像や音声をスムーズに伝達するため短時間で多くの処理をしなくてはいけません。
PCのスペックが不足している場合、これらの処理が追いつかず、Web会議で音声途切れなどのトラブルを起こしてしまうことが多いです。
自身のPCのスペックが問題ないかチェックしたい場合は、PCの処理速度を担う「CPU」、PCが一度に処理可能な範囲を表す「メインメモリ」、データを保存できる容量を示す「ストレージ」の3点を確認してください。

また、PCのスペックに問題がなくても、バックグラウンドでさまざまなアプリケーションが稼働していたり、大量に保存したファイルがストレージを圧迫していたりすると、それが原因となり一時的に処理速度が低下してしまうケースも考えられます。
すぐにPCの買い替えを検討するのではなく、まずは、Web会議の際に不要なアプリケーションやファイルを閉じるなどの対処を試してみることをおすすめします。

音声トラブルの原因③:マイクやスピーカーの不具合

Web会議の音声トラブルは、PCに接続しているマイクやスピーカーの不具合で発生することも多いです。例えば、最近主流になりつつある「ワイヤレス機器」もその要因の一つです。

これらのデバイスは「Bluetooth」という規格を利用してPCと接続をおこなっていますが、BluetoothはWi-Fiと同じ「2.4GHz帯」を使用していることから、同時に使っていると互いの電波が干渉してしまう場合があります。

なお、電子レンジなど多くの家電製品もBluetoothと同じ2.4GHz帯を使用しています。ワイヤレスのマイクやスピーカーを利用していて、音声トラブルが頻発している方は、周辺の電気機器を一度確認してみましょう。

音声トラブルの原因④:Web会議システムの必要帯域が大きい

利用しているWeb会議システムの必要帯域が広い場合も、音声トラブルが発生しやすいです。「帯域」とは、通信などに利用する周波数の範囲のことをいいます。

Web会議システムの必要帯域が広いと、そのぶんネット回線を圧迫してしまい、通信速度が低下します。その結果として、音声途切れなどのトラブルが発生してしまいます。
Web会議システムの必要帯域については、公式サイトに記載がある場合が多いので事前に確認しておくことをおすすめします。

Web会議で音声が途切れた際の対処法

Web会議での音声トラブルの原因が判明したら、さっそくその問題に対処していきましょう。ここからは、Web会議での音声トラブルへの対処法を紹介します。

音声トラブルの対処法①:安定したインターネット回線を使う

インターネット回線を無線接続している場合は、まずはLANケーブルを用意し、有線で接続してみましょう。

有線LANに接続することで、電波が他の電子機器に干渉されなくなり、通信スピードが安定します。それでも状況が改善されない場合は、通信速度の速いインターネット回線への乗り換えを検討してください。
インターネット回線は回線の種類から料金まで、各社によってサービス内容がかなり異なっているので、現在契約している回線と比較したうえで申し込みをするようにしましょう。

音声トラブルの対処法②:不要なアプリやブラウザを閉じる

Web会議をおこなう前に、PCで開いている不要なアプリやブラウザを閉じておくことで、メインメモリの圧迫を解消しておきましょう。

容量が重いアプリやファイルを削除するのも、ストレージの容量確保につながり効果的です。これらの処置をしてもWeb会議の音声トラブルが改善されない場合は、PCのスペックを見直したほうが良いかもしれません。
もし、PCの買い替えを検討するのであれば、先ほど述べた「CPU」、「メインメモリ」、「ストレージ」の3点はを確認するようにしましょう。

音声トラブルの対処法③:高品質のマイク・スピーカーを使う

PC内蔵のマイクやスピーカーを利用している方は、Web会議用の製品を用意することで音声トラブルが解消される場合があります。

製品を購入する際は、周囲の騒音(ノイズ)を打ち消してくれる「ノイズキャンセリング機能」や、自分の音が相手のスピーカーとマイクを経由して帰ってくる「エコー現象」を防ぐ「エコーキャンセラー機能」が搭載されている機器を選びましょう。

接続方法は、PCから離れても会話ができる「ワイヤレス式」のものが便利ではありますが、有線接続のマイクやスピーカーのほうが、音声が安定していておすすめです。

音声トラブルの対処法④:帯域の狭いWeb会議システムを使う

必要帯域の広いWeb会議システムを利用している場合は、帯域の狭いサービスに乗り換えを検討するのも一つの手でしょう。
Web会議システムによって、必要帯域はさまざまです。有料ツールのほうが必要帯域が狭いという検証結果(※1)も出ていますが、Web会議の乗り換えを検討する際は、公式サイトや問い合わせで確認することをおすすめします。

また、高機能・高品質な音声を必要とする場合は、必要帯域が広くなる場合があるため、単に帯域が狭いものを選ぶだけではなく、参加人数や機能などを考慮したうえでツールを選定しましょう。


※1:(参考)Web会議のシステムの必要帯域を比較!|FreshVoice(フレッシュボイス)

音声の途切れを防止して快適にWeb会議をおこなおう!

今回は、Web会議中に発生する音声トラブルの原因と、その対処法について紹介しました。Web会議で起こる音声トラブルの原因は、PCのスペック不足やインターネット回線のスピード不足などさまざまです。Web会議システムを変更することで改善される場合もあります。乗り換えを検討する方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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