リモートワークの活性化に伴い、さまざまなWeb会議システムが普及しています。
「TeleOffice」は独自の資料共有システムで、より臨場感のあるオンライン会議を体感できるシステムです。今回はTeleOfficeの機能や特徴、料金などを紹介します。
TeleOfficeとは
TeleOfficeはシンプルさとリーズナブルさを兼ね備えた、臨場感のあるWeb会議システムです。操作方法がわかりやすく、資料の共有や書き込みも容易におこなえます。PCだけでなく、タブレットやスマートフォンなどさまざまなデバイスから会議に参加できます。
さらにWeb会議システムでだけでなく、現場への支援も可能です。作業現場と本社を繋げ、現場から送られた写真を参考にしながら、的確な指示が出せます。
TeleOfficeの特徴
TeleOfficeの特徴は2つです。高性能ながら扱いやすいシステムと、さまざまな状況で活用できる、利用場面の幅広さです。
扱いやすく高性能な会議システム
TeleOfficeにはオンライン会議をよりスムーズにおこなう、会議のスケジューリング機能や、会議資料の共有、会議中のポインター機能や資料への書き込み機能などが搭載されています。
オンライン上では意思疎通が取りにくいという難点がありますが、TeleOfficeではオンライン会議の不自由さをできる限り排除し、スムーズなコミュニケーションが取れるようになっています。
Web会議だけじゃないTeleOfficeの活用方法
TeleOfficeの活躍場面はWeb会議だけではありません。
遠く離れた場所から資料を共有できるので、営業先から専門のオペレーターを繋げたり、作業現場に的確な情報共有をおこなったり、オンライン教育研修をおこなったりと、使い方はさまざまです。
対面でコミュニケーションが取れない場合には、TeleOfficeを活用すれば簡単に遠隔地と接続できます。
価格・料金プラン
TeleOfficeは導入する環境や使用用途によって、多種多様なライセンスから自由に選べるのがポイントです。
ライセンスには「Web会議ライセンス」「ペーパーレスライセンス」「遠隔作業支援ライセンス」の3種類があります。
Web会議ライセンスではルーム拡張ライセンスとして、5同時接続や50ID、50端末や25GBを追加するライセンスが別途用意されています。
また50端末のみを追加する端末数追加ライセンスも提供しています。
さらにルーム制ライセンスオプションとして、「テレビ会議接続オプション(1接続)」「ビデオ会議録画オプション(1会議)」「IPアドレス制限オプション」を購入可能です。
実際の導入料金に関しては導入環境によって異なります。詳しくは問い合わせ・お見積りフォームから問い合わせてみてください。
またTeleOfficeの機能を実際に体験できる無料トライアルも実施しています。
トライアルでは持っている端末にアプリケーションをダウンロードし、最大5ID分の同時接続機能を体験できます。
プラン名 | ルーム制ライセンス | ルーム制(ハーフ)ライセンス | ユーザーID制ライセンス | ペーパーレスライセンス | 遠隔作業支援ライセンス |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
補足 | 11同時接続100ID100端末容量50GB | 6同時接続50ID50端末25GB | 1ユーザー専用 | 10IDのペーパーレス会議環境(追加ライセンスとして1IDごと追加可能) | 5IDの遠隔作業支援環境(追加ライセンスとして1IDごと追加可能) |
機能一覧
TeleOfficeは契約するライセンスによって利用できる機能が異なります。
Web会議ライセンスで契約した場合、通話機能だけでなく、会議のスケジューリング機能、会議資料の共有、会議中に使用できる共有ノートやチャット、動画共有、ウインドウの切り離しなどが搭載されています。
ペーパーレスライセンスを契約すると、Web会議システムに機能は劣るものの、Web会議システムがリーズナブルな価格で導入できます。
また遠隔作業支援ライセンスと契約すると、EPSON社やDynabook社が提供するスマートグラスに対応でき、会議にワンタッチで参加する機能も付いています。
ブラウザ通話 | ○ | スマホアプリ通話 | ○ |
デスクトップアプリ通話 | ○ | 画面共有 | ○ |
資料共有 | ○ | ホワイトボード | – |
チャット | – | リアクション | – |
メモ | – | 画面録画 | – |
録画共有 | – | アンケート | – |
任意ルームID設定 | – | ルームパスワード設定 | – |
ブレイクアウト | – | 背景ぼかし | – |
バーチャル背景 | – | 通話前の設定確認・プレビュー | – |
表示レイアウト変更 | – | 字幕・翻訳 | – |
ダイヤルイン | – | 文字起こし | – |
Q&A | – | 挙手 | – |
ピクチャ・イン・ピクチャ(モバイル) | – | 使用状況管理 | – |
グループ管理 | – | 権限割当 | – |
ビジネスチャット連携 | – | カレンダー連携 | – |
ブラウザ拡張機能 | – | メール拡張機能 | – |
提供環境・技術情報
TeleOfficeはWindowsおよびiOSまたはAndroidを搭載したスマートフォンから利用できます。
ウェブブラウザ上でも、アプリケーションとしてインストールでも、2種類から利用形態が選べます。
PCの場合は専用サイトから、Android端末の場合はGoogle Playから、iOS端末の場合はApp Storeから、それぞれダウンロードできます。
提供形態
- クラウド
- パッケージソフト
OS
- Windows
- Android
- iOS
ブラウザ
- Google Chrome
- Firefox
アプリ
- スマホ – Android
- スマホ – iPhone
- タブレット – iPad
API連携・サービス連携
2021年現在、TeleOfficeのAPI連携による機能追加はありません。
公式サイトにも記載を確認できませんでした。
セキュリティ
TeleOfficeは資料単位のアクセス権制御や会議終了時のログ削除、オプションの専用線などセキュリティ面で充実したシステムです。
TeleOfficeに備えられたセキュリティについて、以下表にまとめて紹介します。
暗号化通信 | ○ | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | ○ | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | ○ | IPアドレス制限 | ○ |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001(情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701(プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001(個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321)(制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000(ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間356日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
TeleOfficeは電話および問い合わせフォームを通したメールによって、サポートが受けられます。またTeleOfficeサポート情報として、障害やメンテナンスなど各種情報を専用サイトにて公開しています。
電話 | ○ |
メール | ○ |
チャット | – |
運用コンサルティング | – |
サポートサイト | ○ |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |