「GrooForce for Business」は、売れる営業担当を育成するためのSFAです。営業担当にとって便利な機能を搭載しつつ、必要最低限の操作で簡単にデータが入力でき、そのデータを最大限に活用することをコンセプトに開発されています。本記事では、GrooForce for Businessの特徴や機能、料金などについて紹介します。
目次
GrooForce for Businessとは
GrooForce for Businessとは、アスペックス社が提供する営業支援システムです。無駄な作業を削減し、本来の業務へ集中できるように設計されていて、とくにプロセスなどの目的・ゴール管理に重点を置いている点が特徴です。
日々の活動登録や顧客管理機能はもちろんのこと、タイムカード機能や設備予約、ワークフローなどといった社内管理の機能まで完備しています。営業活動を効率化したい企業、SFAと社内管理を一元化にしたい企業には、非常におすすめです。
GrooForce for Businessの特徴
GrooForce for Businessの特徴は、シンプルな料金体系と営業プロセスに特化した機能です。まずは、ほかのSFAとは違ったGrooForce for Businessならではの特徴をみていきましょう。
月額1,980円で営業担当と社内のマネジメントができる
GrooForce for Businessは、1人あたり月額1,980円で利用できるシンプルな料金体系です。同じ会社が提供するサービスに「グルーフォース980」というものもありますが、GrooForce for Businessのほうがより機能性が充実しています。
営業担当の活動を登録する機能やコメントや指示を残せる機能、受注予定リストなどをトップ画面から一覧で確認可能です。営業報告や日報作成、打ち合わせの議事録作成などといったムダな作業を削除し、コア業務へ集中できるように設計されている点がポイントです。
タイムカードや施設予約、プロジェクト管理や社内掲示板もあるので、営業活動だけではなく、社内管理もまるごと任せることができるでしょう。
営業プロセスに特化
SFAの多くは「契約の獲得」という成果に焦点を当てていますが、GrooForce for Businessは営業プロセスごとに目的とゴールを管理できます。製品紹介やヒアリング、見積もりの提出や契約の締結などといったように、フェーズごとに管理をおこなえるため、より成果につながる営業活動をサポートしてくれるのです。
価格・料金プラン
GrooForce for Businessの料金プランは非常にシンプルです。初期費用は無料で、1IDごとに1,980円の月額使用料がかかります。なお、ディスクの利用容量は1IDごとに500MBです。1カ月単位の利用が可能なので、気軽にSFAを試してみたいという企業にもおすすめです。
プラン名 | – |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 1,980円/1ID |
機能一覧
GrooForce for Businessには、営業活動をサポートする機能が豊富に搭載されています。顧客管理機能や案件管理機能、活動管理機能はもちろん、自動日報や活動コメント、メッセージやファイルの共有機能もあるため、営業活動の管理はもちろん、コミュニケーションツールとしても非常に優秀です。
社内管理機能も搭載されていて、必要な情報はすべてトップ画面に集約されているため、使い勝手も抜群です。
パイプライン管理 | – | アトリビューション分析 | – |
商談・案件管理 | ○ | エリア分析 | – |
ユーザー割当・アサイン機能 | ○ | ユーザー管理 | – |
見積書・請求書作成 | – | 組織管理 | – |
承認プロセス・ワークフロー | ○ | 任意の管理項目 | – |
スケジュール管理 | ○ | 自動化・RPA | – |
タスク管理 | ○ | 組織単位のカスタマイズ | – |
スコアリング機能 | – | 個人単位のカスタマイズ | – |
ドキュメント管理 | – | 管理項目のカスタマイズ | – |
予実管理 | ○ | レイアウトのカスタマイズ | – |
日報管理 | ○ | フィード・コミュニティ機能 | – |
地図機能 | – | グループチャット | – |
連絡先・取引先管理 | – | 個人チャット | – |
見込み客管理 | – | プロジェクト管理 | – |
活動履歴管理 | ○ | カレンダー機能 | – |
検索・フィルター | ○ | 掲示板機能 | – |
顧客セグメント・属性分類 | – | データインポート (ローカルファイル) | – |
キャンペーン管理 | – | データインポート (競合システム) | – |
メール配信 | – | API連携 | – |
Webフォーム | – | チャットツール連携 | – |
ランディングページ | – | CTI・BPX連携 | – |
A/Bテスト | – | SNS連携 | – |
アンケート機能 | – | SFA連携 | – |
名刺管理 | – | MA連携 | – |
OCR・デジタル化 | – | メールアプリ連携 | – |
ダッシュボード | – | 名刺管理アプリ連携 | – |
レポート作成 | ○ | ヘルプデスクシステム連携 | – |
リアルタイム更新 | – | Web会議ツール連携 | – |
予測分析 | – | ERP連携 | – |
RFM分析 | – | 経費精算システム連携 | – |
デシル分析 | – | – | – |
提供環境・技術情報
GrooForce for Businessは、WindowsとMacの両方で動作します。推奨ブラウザは、Internet Explorer、FireFox、Chrome、Safariです。
なお、GrooForce for Businessはスマートフォンでも利用できます。iPhoneとAndroid端末の両方に対応していますが、機種によっては利用できないこともあるため、自社環境で問題ないかどうかを事前に問い合わせておきましょう。
提供形態
問い合わせ
OS
- Windows
- macOS
- Android
- iOS
- iPadOS
- Chrome OS
ブラウザ
- Internet Explorer
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
アプリ
問い合わせ
API連携・サービス連携
GrooForce for Businessは、名刺管理ツールなどといった外部システムとの連携も可能です。外部システムと組み合わせれば、より効率的な営業活動を進めることができるでしょう。
ただし、システムによっては連携に対応できない可能性もあります。希望するシステムがある場合は、あらかじめ相談して可否を確認しておくことを推奨します。
セキュリティ
GrooForce for Businessは、SSLで暗号化をおこなって通信するため、登録した情報を第三者に閲覧される心配はありません。また、サーバーは物理的に外部と遮断をおこなっているため、外部からデータベースにアクセスされるリスクも非常に低いです。
GrooForce for Businessの社内では個人情報を取り扱う担当者を特定して、担当者以外は個人情報にアクセスできないよう厳格に運営しています。セキュリティ面に関しては、安心して利用できるでしょう。
暗号化通信 | ○ | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | – | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | – |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001 (情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017 (クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701 (プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001 (個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321) (制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000 (ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間365日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
GrooForce for Businessでは、導入後の無料メールサポートをおこなっています。システムの使い方でわからないことがあるときも、安心して相談できます。
追加料金はかかりますが、導入コンサルティングや定着支援サービス、電話によるサポートをオプションでつけることが可能です。
電話 | ○ |
メール | ○ |
チャット | – |
運用コンサルティング | – |
サポートサイト | – |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |