現在は営業活動を効率化するSFAシステムと、顧客との関係性をより良くするCRMシステムでさまざまな製品が販売されていますが、「GRIDY SFA」はこの2つの機能が融合した便利なシステムです。今回はそんなGRIDY SFAの特徴や利用料金を紹介します。
GRIDY SFAとは
GRIDY SFAは基本機能を活用することで、営業効率化とよりよい顧客アプローチが実現できるシステムです。また進行中の案件を集計して分析できるので、社員同士で適切な対応が期待できます。また、Google カレンダーに登録したスケジュールを取り込むことで簡単に営業報告が作成できるなど、便利な連携も充実しています。
GRIDY SFAの特徴
GRIDY SFAにはデータ入力の手軽さ、PDCAサイクルの高速化、社員間でも情報共有できるなどの特徴があります。ここではGRIDY SFAの特徴を紹介します。
たった3ステップで営業報告とSFAデータが蓄積できる
GRIDY SFAの特徴として情報入力の手軽さがあります。従来のSFAシステムは入力する情報が多く入力の煩わしさがありましたが、GRIDY SFAはスケジュール、商談、報告先の入力だけで入力が完了します。
また、そのほかの情報は検索機能が付いており、既存のデータを活用して入力することもできます。
PDCAサイクルを高速化できる
連携機能としてリリースされている「GRIDY SmartPhone」を使えば、社外からスマートフォンアプリケーションを通してGRIDY SFAが使用できます。これにより商談前の顧客情報・商談内容の確認、移動時間をした営業報告などが可能になるので、PDCAがより高速化できます。
GRIDY SFAを活用すれば、商談前に情報を確認して計画を練り実行し、帰宅途中にアプリからの評価を受けて、改善がおこなえるようになります。
価格・料金プラン
GRIDY SFAを含む統合ビジネスアプリケーション「Knowledge Suite」には3つのプランがありますが、GRIDY SFAを利用するにはSFAスタンダードかSFAプロフェッショナル、どちらかのプランで契約する必要があるので注意しましょう。
以下は料金プランの表になります。(※税抜価格)
プラン名 | グループウエア | SFAスタンダード | SFAプロフェッショナル |
---|---|---|---|
初期費用 | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
月額費用 | 6,000円 | 50,000円 | 80,000円 |
補足 | ※GRIDY SFAは利用不可 | ID数:無制限 容量:5GB (超過1GBあたり8,750円/月) | ID数:無制限 容量:50GB (超過1GBあたり8,750円/月) |
機能一覧
GRIDY SFAには以下のような機能が備わっています。たとえば、商談や案件管理機能を活用すれば、営業の状況をフェーズごとに追うことができ、商談の受注見込みや見込み総額、履歴がひと目で把握できるため、効率的な営業活動につなげられます。
また、顧客管理機能を活用することで、以下のような顧客にかかわる業務が俯瞰的にチェックできます。
- 商談
- スケジュール
- 営業報告
- ファイル
- ToDo
パイプライン管理 | – | アトリビューション分析 | – |
商談・案件管理 | ○ | エリア分析 | – |
ユーザー割当・アサイン機能 | – | ユーザー管理 | – |
見積書・請求書作成 | – | 組織管理 | ○ |
承認プロセス・ワークフロー | – | 任意の管理項目 | – |
スケジュール管理 | ○ | 自動化・RPA | – |
タスク管理 | ○ | 組織単位のカスタマイズ | – |
スコアリング機能 | – | 個人単位のカスタマイズ | – |
ドキュメント管理 | – | 管理項目のカスタマイズ | – |
予実管理 | – | レイアウトのカスタマイズ | ○ |
日報管理 | ○ | フィード・コミュニティ機能 | – |
地図機能 | – | グループチャット | – |
連絡先・取引先管理 | – | 個人チャット | – |
見込み客管理 | ○ | プロジェクト管理 | – |
活動履歴管理 | ○ | カレンダー機能 | ○ |
検索・フィルター | – | 掲示板機能 | – |
顧客セグメント・属性分類 | – | データインポート (ローカルファイル) | – |
キャンペーン管理 | – | データインポート (競合システム) | ○ |
メール配信 | – | API連携 | – |
Webフォーム | – | チャットツール連携 | – |
ランディングページ | – | CTI・BPX連携 | – |
A/Bテスト | – | SNS連携 | – |
アンケート機能 | – | SFA連携 | – |
名刺管理 | ○ | MA連携 | – |
OCR・デジタル化 | ○ | メールアプリ連携 | – |
ダッシュボード | – | 名刺管理アプリ連携 | – |
レポート作成 | – | ヘルプデスクシステム連携 | – |
リアルタイム更新 | ○ | Web会議ツール連携 | – |
予測分析 | – | ERP連携 | – |
RFM分析 | – | 経費精算システム連携 | – |
デシル分析 | – | – | – |
提供環境・技術情報
GRIDY SFAの提供環境や技術情報は以下の通りです。なお、OSはWindows Vista / XPおよびそれ以前のOSでの動作は保証対象外となっています。
OS
- Windows
- macOS
ブラウザ
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Firefox
アプリ
- スマホ – Android
- スマホ – iPhone
API連携・サービス連携
GRIDY SFAはGoogle カレンダーと連携することが可能です。同カレンダーに記載されたスケジュールをGRIDY SFAに呼び出すことで営業報告として登録できます。カレンダー、GRIDY SFAへの二重入力を防ぎ円滑に業務を進められます。
セキュリティ
GRIDY SFAは情報セキュリティのマネジメントシステム規格であるISO/IEC 27001を取得しています。ISO/IEC 27001取得システムであることのメリットとして、以下が挙げられます。
- 情報リスクの低減
- 社員の情報セキュリティに対する意識やモラルの向上
- コンプライアンスの推進と社内外からの信頼獲得
暗号化通信 | – | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | – | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | – |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001 (情報セキュリティ) | ○ | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017 (クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701 (プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001 (個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321) (制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000 (ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間365日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
GRIDY SFAの導入に伴い、導入支援サービスが利用できます。導入支援サービスを利用するには、フォームからの問い合わせが必要です。
電話 | – |
メール | – |
チャット | – |
運用コンサルティング | ○ |
サポートサイト | ○ |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | ○ |