営業、向いてないのかも?営業に向いていない人の10の特徴
2023.06.08
2023.06.08
日々営業活動をするなかで、「営業が苦手だ」「自分は営業に向いていないのでは」と感じている人もいるのではないでしょうか。成果が出ていないと上司からきつい言葉を投げかけられることも多く、落ち込んでしまいますよね。 今回は、営業に向いていない人の特徴を10個紹介します。もしここで紹介する特徴に当てはまるのであれば転職を検討してみてもいいかもしれません。
営業に向いていない人の10の特徴
まずはじめに、営業に向いていない人の特徴を10個紹介します。営業が向いていないと悩んでいる人は、ここに書かれている特徴がどのくらい自分に当てはまるかどうか確認してみてください。
コミュニケーションが嫌い、苦手
営業担当が日々営業活動をする際には、顧客とコミュニケーションを図りながら自社商品・サービスの魅力を伝え、購入へとつなげる必要があります。 例えば初めての営業先では笑顔を作って良い第一印象を与える必要があったり、顧客のニーズを把握するためには雑談したりする必要があったりと、さまざまなコミュニケーションが発生します。
契約を得るためにはコミュニケーション力を駆使して顧客との信頼関係を築き、タイミングよく商談をおこなう必要があるでしょう。
そのため、初対面の人と話すことが苦手だったり、相手のことを慮って会話を上手く続けることができないと感じる人にとって、営業は辛い仕事なのかもしれません。 コミュニケーションが苦手だと感じる人はあらかじめ準備したトークを繰り返すようにすると、今よりもうまくいくようになるかもしれません。
人間関係でのストレスによく悩まされる
職場や学校などで人間関係にストレスを感じることが多くあったという人も営業に向いていないかもしれません。 営業活動では顧客が抱えている課題を解消に導く必要があります。顧客の課題を解消するためには、顧客が抱えている課題を引き出す必要があります。
その課題を引き出すためには、まず良好な関係を築くこと欠かせないでしょう。この良好な関係を築く過程で過度にストレスを感じてしまうと、営業活動をしていくことがつらいと感じてしまうかもしれません。
指示待ちで自分で考えることができない
営業活動をおこなう際には自社商品やサービスの魅力を伝えるだけでなく、顧客の求めるニーズにどう応えることができるのかを自分で考え、主体的に提案する必要があります。また、お客様からリクエストがあった場合には、どういった対応をするべきなのかを自分で考える必要があります。
つまり、自分の裁量で臨機応変に対応することで、顧客が求める期待値を超えたパフォーマンスを発揮し、成果を出しつづける必要があります。 そのため、その都度上司に相談しないと行動できない人であったり、自分で決断できなかったり、自ら考えて行動できなかったりする場合は営業に向いていないかもしれません。
プライドが高い
大前提として、営業は顧客の成功や幸福を第一に考えて動く必要があります。たとえ自分に非がなかったとしても、横柄な態度を表すことは良くないでしょう。 これまでの信頼関係を壊さず、さらに関係を深めていくためには謙虚な姿勢で対応をする必要があり、そのことを理解できる人でないと営業は務まりません。
そのため、プライドが高く、自分の非を認めたくない、自分からは絶対に謝らない、といった人は営業には向いていないかもしれません。
タイムマネジメントができない
営業担当は複数の顧客とさまざまな業務を同時進行で進めていくことになるため、タイムマネジメント能力は非常に重要です。 取引先に訪問する時間や新しく提案する資料の作成納期、提案中の顧客への確認連絡など、営業活動中は常にさまざまな業務に追われることになります。
もしいずれかの業務の納期がずれてしまうと、その分顧客に迷惑がかかってしまい、自分や自社の評価が下がってしまいます。
したがって、複数の業務をこなすためのタイムマネジメントが苦手という人は営業には向いていないかもしれません。 タイムマネジメントが回っていない場合、業務をさばく効率に問題があるのかもしれません。「もう少し早く仕事を処理できれば…」と感じている方はこちらをご覧ください。
断れない性格
日々営業活動を推し進めるうえで、顧客の要望をすべてそのまま応えていると抱えきれないほどの業務になってしまい、双方にとってメリットがない状況になってしまうことがあります。
それを防ぐためにも、処理すべき事案には優先順位をつけてある程度線引きをしたうえで、処理しきれないものはしっかりと断らなければならない場合もあります。 そのため、顧客の要望に対して応えられないものは断ることが苦手という人は営業活動に向いていないかもしれません。
相手の心情を慮れない
営業担当の目的は商品を顧客に売り顧客の課題を解決することにありますが、その目的を達成するために顧客と密なコミュニケーションをとったり、関係性と信頼性を構築したりする必要があります。
つまり、相手の心情を読み解きながら適切なコミュニケーションをとり続ける必要があります。 顧客の興味、関心の度合いを感じとれないまま自分本位で営業トークを進めたところで、誰も商品を購入してくれません。
したがって、相手の心情を慮れない人は営業で成果を出すことは難しいかもしれません。
清潔感がない
営業担当が顧客と信頼関係を構築する上で、第一印象は重要です。 いくら営業トークが上手くても、髪の毛がぼさぼさだったり服にしわがよっていたりすると、その後の商談や接客に少なからず悪い影響を与えてしまうでしょう。 顧客と直接対面する営業担当は見た目に気を配る必要があり、そこに対して危機感をモテない人は営業に向いていないかもしれません。
自分に自信がない
営業担当の声が小さく、自信がなさそうに商品を紹介していたとすると、顧客は「どこか商品に欠陥があるのではないか」と不安や緊張感を感じ取ってしまうでしょう。
逆に、「お客様に喜んで使っていただきたい!」という思いで提案している営業担当は、自ずと自信に満ち溢れています。 自信がなさそうに商品を提案してくる営業担当よりも、堂々と自信満々に商品を提案してくる営業担当から商品を購入したいと考える顧客の方が多いことでしょう。
そのため、自分に自信がない人は営業に向いていないかもしれません。
他責思考
営業担当は、顧客第一です。自社商品・サービスに何かトラブルがあった際に、たとえ自社に非がなくともお客様に謝る必要がある場面は多々発生します。
他責思考で人のせいにして捉えてしまうと、トラブルに対する改善を客観的に分析して対処していくことができないと同時に、相手に謝る際もその姿勢が表れてしまうでしょう。そのため、他責思考で物事を考えてしまいがちな人は営業に向いていないのかもしれません。
営業が向いていないと感じる理由は?
ノルマが厳しい
営業職は受注数や粗利など、ノルマが設定される場合がほとんどです。営業が得意で好きな人にとってはノルマがあることでやる気が出るということもありますが、ノルマを達成しなければいけないプレッシャーを日々負って過ごさなければいけない環境にストレスを感じる人も多いでしょう。
無理なノルマ設定や、ノルマを達成しなければならないというプレッシャーがつらいため、営業に向いていないと感じるのかもしれません。
精神的につらくなることがある
営業は顧客への窓口として、時にはつらい仕事に取り組まなければいけないこともあります。 精神的に踏ん張らなければならないタイミングが多い営業という仕事に、心が折れてしまっているのかもしれません。 テレアポや飛び込み営業をやっている人は、断られたりお叱りを受けたりすることも多いでしょう。
また、顧客からのクレームに対応しなければならないといったことも起こりえます。 そのような仕事が積み重なって精神的につらくなってしまい、自分に自信を無くしたり仕事がおもしろくなくなったりして、営業に向いていないと感じるのかもしれません。
体力的につらくなることがある
遠方の顧客であったり、1日に数件のアポイントが入っていたりするときは、移動だけでかなりの時間がとられ、それと同時に体力も奪われるでしょう。また、お客様の帰宅に合わせて夜遅くまで待たざるを得なかったり、ノルマ達成のために夜遅くまでテレアポに時間をかけたりする場合もあります。
営業は顧客の都合に合わせて仕事を進めることになるため、体力的な負担が決して少なくはありません。そのため、体力に自身のない人が営業に向いていないと思ってしまうのは、仕方がないのかもしれません。
自社商品・サービスが好きじゃない・良いと思えない
そもそも自社が提供する商品・サービスが好きでなかったり、商品のどこかに不満があったりする場合には、自信を持ってその商品を顧客におすすめすることができません。 心から納得して自社商品を提案したいという気持ちがないと、顧客の購入意欲を刺激するほどの熱意を伝えることはできないでしょう。そのため、結果として成果が出ず、営業に向いていないと感じるのかもしれません。
内向的だと営業はできない?営業の苦手意識を克服する方法
これまで、営業が向いていない人の特徴や向いていないと感じる理由を紹介してきました。それらを見ると、「内向的な人は営業ができないのではないか?」と感じてしまうも人いるかもしれません。 しかし、内向的でも営業活動をおこなうことはできます。ここでは、内向的な人が営業の苦手を克服する方法を解説していきます。
お客さんの話を聞くことに徹する
内向的で営業に向いていないと感じている人は、顧客と対面しているときもその意識が表に出ているのかもしれません。自分がどう見られているかを気にし過ぎるあまり、お客様の話に耳を傾けるということが出来ていない可能性があります。
内向的な人が営業の苦手意識を克服するには、「自分の仕事はお客様の課題を解決することであり、そのためにお客様の話に耳を傾けることが第一である」ということを念頭におきながら営業活動に取り組むと良いでしょう。
自己開示をフォーマット化する
内向的で自己開示を上手くできないという人は、自己開示をフォーマット化して用意しておくと良いでしょう。 内向的な人にとって、毎回臨機応変に自己開示をおこなうことは大きなストレスになるでしょう。そのため、毎回の商談で同じ形で自己開示をできるようにフォーマットを用意して淡々とこなせるようになれば、これまでよりもスムーズに自己開示できるのではないでしょうか。
内向的で苦手な部分は型にはめて考えなくてもおこなえるようにすることで、営業活動が楽になるかもしれません。
ほかのポジションも経験してみる
「内向的だから営業に向いていない」という人は、ほかのポジションの営業を経験してみるのも良いでしょう。 新規開拓営業で断られる日々に疲弊して「内向的な自分には無理だ」と思ってしまった人でも、ルート営業に移って長期的な関係を構築するような営業活動に切り替えてみると案外上手くできるということもあります。
会社の事情によって必ずしも希望が通るわけではないですが、試せる手を尽くしても向いてないと感じるのであれば、上司に相談してみるのも良いでしょう。

【完全版】12の営業方法をメリット・デメリット別に紹介!新規開拓で成果を出すための方法は?
企業が売上を上げ続けるためには、営業活動が必要不可欠です。 今回はそんな企業の心臓を支える、営業活動の12個のパターンについてそれぞれのメリットやデメリットを紹介します。 今会社で実践している手法を省みながら、さらなる成果を上げるため、会社を発展させるためにどのような営業活動を推し進めるべきなのか、この記事を読んでぜひ考えてみてください。
営業経験がほかの職種にも活きるポイント
営業経験を通じて得られる能力にはさまざまなものがあります。そしてその能力は、ほかの職義手に転職した際にも活かすことができるでしょう。ここでは、営業経験で培ったスキルのうち、ほかの職種にも活きるものを紹介します。
顧客視点
営業担当は、相手のニーズを聞きながら、相手が求めている最適な商品を提供することが仕事です。 そのため、ある程度の営業経験を積んだ人であれば相手の考えやニーズを的確に把握する力が身に付いているはずです。
相手のニーズを聞き出し把握する能力はどんな職種でも汎用的に活きる能力です。顧客と直接関っていくなかで培った顧客視点はほかの職種でも活かせるでしょう。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは社会人に必須のスキルです。 営業経験を積んだ人であれば日々さまざまな顧客と接する機会があるため、自然とコミュニケーションスキルが向上しているでしょう。営業活動で身に付けられる「相手を慮るコミュニケーションスキル」は、すべての職種で活かすことができるといえます。
コミット意識と行動力
営業担当は、それぞれノルマが設定され、そのノルマを達成するために日々努力している人が多いでしょう。 ノルマに対して責任を持ち、必ず達成しようという意気込みで挑むコミット意識を強く持っていることが営業職の強みの1つです。
ノルマを達成するために電話でアポイントをとったり、飛び込み営業をしたりするなどといった行動力もアピールできるポイントです。 そのようなコミット意識と行動力は、転職したとしても必ず活きてくるでしょう。
営業職に向いてないと感じたら、思い切って異動か転職を視野に入れてみよう
日々営業活動をしているものの、営業に向いていないと感じる人は多くいるでしょう。もし本当に営業が向いていないとつらく感じているのであれば、より自分らしく活躍できる場を探すことも1つの方法です。
ストレスを抱えながら生活するのは、身体的にも精神的にもよくありません。日々の生活を楽しく健康的に過ごすためにも、営業がつらいという人は、思い切ってジョブチェンジを視野に動いてみてはいかがでしょうか。
企業のみなさまへ
あなたもDXログにサービスを掲載しませんか?
あなたもDXログに
サービスを掲載しませんか?