【最新】オンライン商談ツール比較!おすすめのツールと選び方を紹介
オンライン商談ツール
2023.06.07
2023.06.07
働き方が多様化する中でテレワークで営業活動をおこなうことも一般的になり、オンライン商談ツールが注目を集めています。オンライン商談は、移動時間や交通費の削減の他、さまざまな機能を活用することで営業の生産性向上にも寄与するものです。 今回は、おすすめのオンライン商談ツール8選を比較してご紹介。選定のポイントも解説しているので、ぜひ自社に適したサービスを見つける参考にしてみてください。
オンライン商談ツールとは
オンライン商談ツールとは、インターネットを利用して遠隔地にいる相手との商談を実現するツールのことです。
パソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル端末に内蔵または外付けされたWebカメラ・マイクを用いることで、離れた場所にいる相手の映像を見ながら、リアルタイムで対話できます。
光通信の普及によって大容量の映像・音声データの高速通信が可能となった今、対面商談とほぼ変わらないスムーズなコミュニケーションを取ることが可能です。
オンライン商談ツールが注目を集め始めたのは、2019年に施行された「働き方改革」がきっかけです。
また、翌年に流行した新型コロナウイルスの影響により、多くの企業がオンライン商談ツールの導入を開始しています。
オンライン商談ツールを導入するメリット
オンライン商談ツールを導入する最大のメリットは、移動の手間とコストを節約できるところです。
従来の対面商談では、顧客や取引先のもとへ足を運ばなければならないため、1回の商談につき移動時間と交通費、場合によっては宿泊費がかかってしまうところがネックでした。
オンライン商談ツールなら、自社オフィスにいながら遠方の相手とコンタクトを取れるので、移動にかかる手間とコストを大幅に削減することができます。浮いた時間をほかの業務や営業活動に回せば、1人あたりの労働生産性が向上し、会社全体の売上や業績アップにつながります。
また、県外や海外など遠方にいる人とも時間やコストを気にせず、手軽にコミュニケーションを取れるため、新規顧客の獲得範囲を拡大できます。
もちろん、新型コロナウイルスが猛威を振るう現在、対面商談による感染リスクを避けられるところも大きなメリットです。
' p='オンライン商談は、対面での接触を避けることができたり、移動時間を削減できたりと、テレワークの推進や生産性の向上といったメリットがります。 一方で、通信環境が悪く思うような商談ができない、顧客がオンライン商談を望まず活用が進まない、といったデメリットもあります。テレワークに対応するため、顧客との対面での接触を極力避けるため、オンライン商談の導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。今回はオンライン商談ツールを利用するメリットやデメリット、導入するときに押さえておきたいポイントを解説していきます。' img='https://dxlog.biz/media/wp-content/uploads/2020/06/shutterstock_400718536.webp' > ']
オンライン商談ツールを導入する際の注意点を紹介
オンライン商談ツールは、時間とコストの削減および感染リスク対策に役立つ便利なツールです。一方、導入にあたってはいくつか注意しなければならない点があります。
まず1つ目は、オンライン商談ツールを導入するための環境を整えなければならないところです。
オンライン商談ツールを利用するには、最低でもインターネット環境と、インターネットに接続できるデバイスが必要になります。すでに光通信や推奨スペックを満たすマシンを保有している場合は、コストをかけずにすぐ導入できますが、そうでない場合は新たに備品や設備を整えなければなりません。
2つ目は、顧客側にオンライン商談ツールの利用を承諾してもらわなければならないことです。商談の相手がオンライン商談に抵抗を感じるケースは少なくないでしょう。
また、会社の規定でパソコンやスマホにソフト・アプリをインストールできない場合もあります。オンライン商談ツールは、相手の意向や事情を確かめたうえで導入しなければならないのです。
オンライン商談ツールの導入時に準備すべきこと
まずは、オンライン商談ツールを導入するときに準備しておくべきことを紹介していきます。
オンライン商談ツールを導入すれば、すぐオンライン商談が始められるというものではありません。対面での商談と遜色なくオンライン商談を実施できるように、以下の点に注意して準備を進めましょう。
お客様に共有する資料を作成しておく
オンライン商談ツールには、事前にアップロードした提案資料をお客様に見せることができる資料共有機能が備わっています。
通常の商談では印刷した資料を用いて提案をします。しかし、オンライン商談では資料共有機能を使ってお客様に資料を共有し、商品やサービスを提案します。
あらかじめ営業担当がオンライン商談ツールに設定した資料を、お客様自身の画面で見るため、お客様の環境によって資料の見やすさにばらつきが生まれます。そのため、大きな文字で記載したり、図や表を使ってわかりやすくしたりする工夫が必要です。
また、汎用的に使える資料にすることで、お客様ごとに資料を差し替える必要がなくなります。
商談の流れをイメージして、オンライン商談に最適な提案資料を事前に作成しておきましょう。
シーンに合わせたトークスクリプトを用意しておく
オンライン商談ツールには、事前に用意したトークスクリプトを商談中に表示することができるトークスクリプト機能が備わっているツールがあります。
この機能を使うことで、営業担当者は事前に作成したトークスクリプトを見ながら商談をおこなうことができます。
オンライン商談をおこなうときは、シーンに合わせたトークスクリプトを用意します。たとえば、初回商談や、決裁者商談、クロージング、FAQなどのトークスクリプトを用意すると良いでしょう。
シーンに合わせた営業トークのスクリプトを使い分けることで、より効果的な商談をおこなうことができます。
オンライン商談を初めて使うお客様は、接続の仕方やツールの使い方がわからない人がほとんどです。接続するまでのフローや使い方をサポートするトークスクリプトを活用することで、商談をスムーズに進めることができます。
このように、オンライン商談時のさまざまなシーンをイメージしたトークスクリプトを事前に用意しておくことで、商談の質が向上していきます。
オンライン商談を想定したロールプレイングをする
オンライン商談ツールを導入するときは、実際にツールを使ったロールプレイングをおこない、操作性を確認しておくと良いでしょう。
オンライン商談ではお客様と対面でコミュニケーションを取ることができないため、画面上でスムーズなやり取りをする必要があります。お客様とのコミュニケーションがスムーズになることで商談の質が向上し、成果につながっていきます。
実際導入する前に、オンライン商談ツールを使ったロールプレイングをして、使用感を確認しておきましょう。
インターネット環境を確認しておく
オンライン商談ツールはインターネットに接続して利用するため、商談をおこなうときのインターネット環境を確認しておく必要があります。
インターネット環境が不安定な場合、接続が途切れてしまい、商談が中断されてしまいます。会話が止まってしまうと、スムーズな商談ができなくなってしまいます。
インターネット環境の問題とはいえ、商談をスムーズにおこなえないと、お客様からの印象を損なってしまうことにもつながります。オンライン商談ツールを使って実際に商談をする前に、インターネット環境を確認しておきましょう。
オンライン商談ツールを選ぶときのポイント
これまで、オンライン商談ツールを導入するときに準備しておくべきことを解説してきました。ここでは、オンライン商談ツールを選ぶときに押さえておきたいポイントを紹介していきます。
ここで紹介するポイントを押さえたうえで、自社に合ったツールを探してみてください。
課金形態を把握する
オンライン商談ツールを選定するときは、金額と合わせて課金形態も把握しておく必要があります。
オンライン商談の課金形態は、大きくルーム課金、ID課金の2つに分けられます。
ルーム課金の場合、同時に利用できるルーム数の上限数に応じて、費用が発生します。同時に利用できるルーム数が決まっているため、Web会議ルームの予約管理をおこなう必要があります。最小限のルーム数で高いルーム稼働率を実現できれば、費用対効果の高い課金形態といえます。
一方、ID課金では、オンライン商談ツールにアクセスできる人数に応じて費用が発生します。
同時に商談をおこなう上限数が決まっておらず、営業担当がそれぞれにお客様との商談を実施することができます。人数に応じて費用が発生するため、営業担当ごとの商談の多寡がある場合は、費用対効果が低くなる可能性があります。
自社がどのくらいの頻度でオンライン商談をするのか、何人で利用するのかを確認したうえで導入するシステムを選ぶようにしましょう。
動作・接続環境を確認する
オンライン商談を活用するうえで、接続の容易さは重要なチェックポイントです。多くのオンライン商談ツールでは、お客様側のアプリインストールが不要となっています。
しかし、場合によってはお客様がアプリをインストールしなければいけないものもあります。この場合、お客様側の企業ポリシーによって、アプリがインストールできないなどの問題が発生することがあります。
ほかにも、Windows対応のみ、ブラウザが限定されているなど、システムによって接続環境がことなるため、事前に確認しておくことが大切です。
自社でおこなう商談に必要な機能が備わっているのか
オンライン商談ツールには、画面共有機能やトークスクリプト表示機能など、商談に役立つ機能が備わっています。これらの機能を活用することで、商談をスムーズに進めたり、成約率を高めたりすることができます。
しかし、オンライン商談ツールはものによって備わっている機能が異なります。そのため、自社でおこなう商談に必要な機能が備わっているオンライン商談ツールを選定する必要があります。
ツールを導入をする際は自社でおこなう商談に必要な機能を洗い出したうえで、必要な機能が備わっているツールを選ぶようにしましょう。
おすすめのオンライン商談ツール比較
それでは、おすすめのオンライン商談ツールを8つ紹介します。これまで紹介したポイントを踏まえたうえで、自社に合ったツールを選んでみてください。
オンライン商談ツール①:B-Room
B-Roomは、双方インストール不要ですぐに使えるオンライン商談ツールです。
インターネットに接続できるパソコンやタブレット、スマホなどのデバイスを用意すれば、URL接続またはワンタイムパスワード接続で簡単にオンライン商談に参加できます。
商談中は、プレゼン時に話す内容(トークスクリプト)を自分の画面だけに表示することが可能です。
新人の方や、初めてオンライン商談をおこなう方でも、スムーズにコミュニケーションを取ることができるでしょう。
また、商談中の会話をAIが認識し、自動でテキスト化してくれる音声自動議事録機能も搭載しています。
議事録の作成をコンピューターに任せられるため、目の前の商談に集中することが可能です。
利用料金は開設できる会議室の数によって異なり、1ルーム(最大4人入室)単位で追加できる柔軟なプランとなっています。会社ごとのニーズや利用シーンに合わせて無駄なく導入できるところが特徴です。
特徴
- 最大4拠点から参加できる、海外同士の接続も可能
- 打ち合わせ予定前日に、自動で自分と相手の両方にリマインドメールを送る機能を搭載
- マニュアルなしでも使えるシンプルでスマートなデザイン
- 信頼性の高いセキュリティシステムを採用
プラン | 初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
---|---|---|---|
1ルーム |
0円 |
35,000円 |
- |
3ルーム |
0円 |
70,000円 |
- |
20ルーム以上 |
0円 |
400,000円~ |
- |
画面共有 | 資料共有 | チャット | 自動音声議事録 | トークスクリプト表示 | スマホ・タブレット対応 |
---|---|---|---|---|---|
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
オンライン商談ツール②:どこでもSHOWBY
いつもの営業電話にプラスαの機能を付加できる簡単なオンライン商談ツールです。
画面共有やWebカメラを使った映像通信といった基本機能のほか、チャットや名刺交換、カンペ(トークスクリプト)など、商談を支援する多彩な機能が盛り込まれており、電話だけではわかりにくい説明・プレゼンをしっかりサポートしてくれます。
別途オプションを追加すれば、必要に応じてWeb上での音声通話も可能です。
ずっと無料で使えるプランも備えており、初期費用も掛かりません。また、契約は1日から可能のため、気軽にオンライン商談を始めることができます。
特徴
- 資料やWebページをスムーズに表示できる画面共有機能
- 自分にしか見えないカンペでオンライン商談を円滑に実施できる
- フィードバックに活用できるアンケート機能を搭載
- 即接続可能なウィジェットをホームページなどに埋め込み可能
プラン | 初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
---|---|---|---|
無料版 |
0円 |
0円 |
なし |
通常版(ユーザー課金) |
0円 |
1,980円/ユーザー |
90日間 |
通常版(ルーム課金) |
0円 |
5,500円/ルーム |
90日間 |
画面共有 | 資料共有 | チャット | 自動音声議事録 | トークスクリプト表示 | スマホ・タブレット対応 |
---|---|---|---|---|---|
○ |
○ |
○ |
- |
○ |
○ |
オンライン商談ツールを定着させるポイント
オンライン商談ツールを現場に定着させるために、押さえておきたいポイントを2つご紹介します。
1. 既存の商談スタイルにツールを活用する
これまでおこなってきた対面商談のすべてをオンライン商談に切り替えると、現場に戸惑いや混乱が生じる恐れがあります。まずは慣らし期間として、初回のヒアリングのみオンライン商談ツールを使うなど、既存の商談スタイルに組み込む形で利用すると、現場からも抵抗なく受け入れられるようになるでしょう。
2. 録画・録音機能を使って商談の内容を共有する
オンライン商談ツールの録画・録音機能を使うと、商談中の映像や音声をデータとして保存することができます。
実際の商談の様子を社内で共有し、課題や問題を洗い出していけば、社内全体でオンライン商談のノウハウやテクニックを培っていくことができます。
オンライン商談を活用して成果を上げよう
いかがでしたか。自社に合ったオンライン商談ツールは見つかりましたか。オンライン商談ツールを選定する際に重要なのは、自社でおこなう商談に必要な機能を明確にしておくことです。
多くのオンライン商談ツールは、事前に使用感を試せるように無料トライアルが提供されています。無料トライアルがなくても、デモで使用感を確認することはできます。これらを使い、本格導入する前に自社に合ったツールなのかどうか、確認しておきましょう。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためだけでなく、生産性を向上させるツールとして自社に合ったものを選んでみてください。
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