クラウド型名刺管理システム比較10選|法人向けから個人向けまであわせて紹介

営業職として働いていると、1日に多くの名刺をもらうことがあります。もらった名刺をアナログ管理していると、名刺の管理に時間がかかってしまうことがあるでしょう。クラウド型の名刺管理システムを利用することで、システム上で効率よく名刺を管理することができます。ここでは、営業に役立つ名刺管理システムを10個紹介します。

更新日:2022.6.6

名刺管理システムとは、名刺情報を電子データで管理するシステムです。名刺管理システムにはさまざまな提供形態がありますが、近年、クラウド型の名刺管理システムが注目されています。この記事では、クラウド型の名刺管理システムのメリット・デメリットや、名刺管理システム選びのポイントを紹介します。

クラウド型だけではなく、すべての名刺管理システムを比較したい!という方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:名刺管理アプリ比較16選!おすすめアプリや選び方を紹介!

クラウド型名刺管理システムのメリット

名刺管理システムにはさまざまなものがありますが、そのなかでもクラウド型の名刺管理システムを利用するメリットはどのような点にあるのでしょうか。ここでは、クラウド型名刺管理システムのメリットを解説します。

情報共有が簡単

クラウド型の名刺管理であれば、取り込んだ名刺情報は一つのデータベースに集約できます。名刺管理システムによっては、外部の企業データベースと連携し、簡単に名寄せや情報更新をおこなうことも可能です。また、URLやQRコードなどを用いて、オンラインで簡単に名刺交換をすることもできます。

外出先で利用できる

クラウド型のサービスは、インターネットを介して、ベンダーが提供するサーバーを利用します。そのため、インターネットが利用できる場所であれば基本的にどこからでも利用できます。クラウド型の名刺管理の多くはPCやスマホ、タブレットなど、マルチデバイスに対応しています。外出先で名刺を確認したり、名刺交換してすぐに名刺を登録したりすることが可能です。

常に最新のシステムを利用できる

最新版のシステムを利用できるのも、クラウド型のシステムの特徴です。クラウド型のシステムの場合、サービスを提供するベンダーが定期的にシステムのアップデートやメンテナンスをおこないます。そのため、クラウド型の名刺管理システムであれば、自社で改修や保守をする必要がなく、最新のソフトウェアを利用できます。

クラウド型名刺管理システムのデメリット

ここまで、クラウド型名刺管理のメリットについて解説してきました。反対に、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。次に、クラウド型名刺管理システムのデメリットについても解説します。

情報の持ち出しリスクがある

クラウド型の名刺管理システムは、場所を問わずアクセスすることができます。外出先からでも名刺情報が確認できることは大きなメリットである反面、デメリットにもなります。社外から自由に名刺管理システムにアクセスできることで、会社の名刺情報を持ち出すリスクが高まるからです。
そのため、もしデータを社外に持ち出すことが禁止されている場合には、クラウド型の名刺管理ではなく、オンプレミス型の名刺管理が適しているでしょう。

不正アクセスなどの危険性がある

内部からの情報漏洩だけではなく、外部からのセキュリティリスクにも注意しなければなりません。
クラウド型の名刺管理システムは、先述したように、インターネットを利用して外部のサーバーを利用するため、オンプレミス型に比べると、不正アクセスやサイバー攻撃など外部からのセキュリティリスクも高くなります。クラウド型の名刺管理システムを選ぶ際には、通信の暗号化などのセキュリティ対策がきちんとおこなわれているかも確認しておきましょう。

クラウド型名刺管理システム選びのポイント

ここでは、用途に合った名刺管理システム選ぶために重要なポイントを5つご紹介していきます。ここで紹介するポイントを参考にして名刺管理システムを探してみてください。

営業活動を効率化できるか

営業活動をしていると、日常的に名刺交換をする機会が発生します。名刺交換で得た名刺は、営業担当の個人管理になりがちです。せっかく得た名刺を個人で管理していては、その情報が有効活用できているとはいえません。

社内で名刺情報が共有されていれば、新たに営業を開始したいとき、取引先を見つけたいときなど、企業活動を効率的におこなうこともできるでしょう。

名刺情報を社内で共有できるか

次に注目すべきは、名刺情報を社内で共有できるかどうかです。

名刺情報の共有機能があることで、個人や部署のみで管理されていた名刺情報を社内で共有できるようになります。名刺にある情報をもとにアプローチすることで話が通りやすくなることがあります。名刺情報を営業活動に活かしたい方は、名刺情報を社内で共有できるか確認しておきましょう。

マルチデバイスに対応しているか

マルチデバイスに対応しているかどうかも確認しておきましょう。

パソコンでしか使用できない、スマートフォンでしか管理できないとなると、場面によっては使いにくいと感じることがあるでしょう。

パソコン対応のみであれば、出張中に交換した名刺をいつまでも保存できずに増えてしまいます。一方、スマートフォン対応のみでは、オフィスでのデスクワークをしているときに使いずらさを感じることもあるでしょう。マルチデバイスに対応しているものであれば、社内外問わずに閲覧ができ、名刺情報を登録・管理することができます。

ほかのシステムと連携できるか

名刺管理システムを選ぶとき、ほかのシステムとの連携ができるかどうかも確認しておきましょう。

名刺管理システムをSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)と連携して利用することで、より効果的に活用することができます。
例えば、名刺を交換した人とどのような会話をしたのかなど、さまざまな情報を記録することで、次に連絡するときに話をスムーズに進めることができます。

名刺情報の読み込み方法と正確さ

最後に、名刺情報をどのように読み込むかを確認しておきましょう。

名前の読み取り方法は、スマートフォンでの撮影、スキャナーでの読み取りの2つに分けられます。スマートフォンでは、名刺を撮影することで、名刺に記載された情報を読み取り、システム上に登録・管理します。スマートフォンは、場所を選ばず手軽に利用できることが特徴として挙げられます。
スキャナーを用いた読み取りでは、専用のスキャナーを用意して読み込みます。一度に多くの名刺を取り込むことができるため、名刺交換を頻繁におこなう方はスキャナーを利用すると良いでしょう。

この印刷物や手書きなどの画像から文字を読み取りデータ化する技術をOCR(光学文字認識)といいます。多くの名刺管理システムに備わっている技術ではありますが、システムによってその精度は異なります。その正確さについても確認しておくと良いでしょう。

クラウド型名刺管理システム比較6選|法人向け

名刺管理の効率化にとどまらず、自社の営業力を強化したい場合は、法人向けのクラウド型名刺管理システムがおすすめです。名刺管理システムによっては、営業支援システム(SFA)やマーケティングオートメーション(MA)と一体化したソフトウェアもあります。ここでは、法人向けの名刺管理サービスを6つ紹介します。

名刺管理サービスのシェアトップを誇る「Sansan」

Sansanは、Sansan社が運営する名刺管理サービスです。
Sansanには、次の2つの特徴があります。

  • 法人向け名刺管理サービスのシェア84%、導入企業数7,000社を突破した豊富な実績がある
  • データ化した名刺情報を活用し、データドリブンな営業戦略やマーケティング戦略の立案に役立つ

Sansanは豊富な導入実績があり、営業、マーケティング、人事など、さまざまな部門で活用できる名刺管理サービスです。名刺データを元に品質の高い顧客データベースを作成し、営業戦略やマーケティング戦略の立案をサポートします。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
Lite ・初期費用
・運用支援費用
:問い合わせ
・ライセンス費用:問い合わせ
・Sansanスキャナ(タブレット含む):10,000円/台
問い合わせ
Standard
DX
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
Lite スマートフォン/スキャナー
Standard
DX

人脈情報を「見える化」できる「CAMCARD BUSINESS」

camcard_businessのHP

CAMCARD BUSINESSは、ワウテック社が運営する名刺管理サービスです。
CAMCARD BUSINESSには、次の2つの特徴があります。

  • 名刺データを全社で共有でき、人脈情報を「見える化」できる
  • アプリ内の「名刺を送信する」ボタンから、オンライン上で簡単に名刺交換が可能

CAMCARD BUSINESSは、高精度な文字認識技術(OCR)ですばやく名刺をデータ化し、クラウド上でいつでもどこでも閲覧できる名刺管理アプリです。「オンライン名刺交換」の機能もあり、テレワーク環境でも顧客接点を生み出せます。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
STANDARD 0円 1,700円/ID 10日間
PROFESSIONAL 2,500円/ID
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
STANDARD スマートフォン/スキャナー 無制限
PROFESSIONAL

名刺管理、MA、SFAが一体化した「ホットプロファイル」

ホットプロファイルは、ハンモック社が運営する名刺管理サービスです。
ホットプロファイルには、次の2つの特徴があります。

  • 名刺管理、マーケティングオートメーション(MA)、営業支援システム(SFA)の3つを一本化できる
  • 名刺情報を元に「お客様カルテ」を作成し、社内外の情報を1つの管理画面に集約できる

ホットプロファイルは、名刺管理、MA、SFAの3つの機能が一体化したマーケティングツールです。名刺データを元に「お客様カルテ」を作成し、お客様に関する情報を1つの管理画面に集約して、部署やチーム内ですばやく共有できます。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
基本パック 0円 3,000円/ユーザー 30日間
SFAパック 5,000円/ユーザー
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
基本パック スマートフォン/スキャナー
SFAパック

ユーザー登録数が無制限の「名刺de商売繁盛」

名刺de商売繁盛は、ヤマトシステム開発社が運営する名刺管理サービスです。
名刺de商売繁盛には、次の2つの特徴があります。

  • ユーザー数にかかわらず、月額30,000円で利用できる
  • 名刺データの画面から、電話やメール配信のほか、訪問予定の会社の地図検索などが可能で、営業活動を効率化できる

名刺de商売繁盛は、ユーザー登録数無制限でありながら、月額30,000円の定額料金で利用できるため、コストパフォーマンスに優れる法人向け名刺管理サービスです。また、名刺データベースから顧客を選び、直接電話をかけたりメールを配信したりできるため、外出先でも営業活動が可能です。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
0円 30,000円
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
有料オプション スマートフォン/スキャナー/複合機 無制限
(20万枚以上から追加料金が発生)

人物相関図を作成し、人脈情報を可視化できる「名刺バンク」

名刺バンクは、アイネット社が運営する名刺管理サービスです。
名刺バンクには、次の2つの特徴があります。

  • 専用の機器を使わず、オフィスのスキャナや複合機、デジタルカメラ、スマホやタブレットなどから手軽に名刺をデータ化できる
  • 人物相関図を作成する機能があり、人脈情報を視覚的にわかりやすく整理できる

名刺バンクは、スキャンした名刺データを元に人物相関図をつくる機能がある名刺管理サービスです。人物相関図を作成することで、自社の人脈情報をわかりやすく視覚化でき、新たな人脈の構築につながります。

また、名刺データは国内最高クラスのデータセンターで保管されるため、セキュリティ面も安心です。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
0円 名刺枚数に基づく従量課金制 14日間
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
スマートフォン/スキャナー/複合機

名刺のスキャン作業を代行してもらえる「メイシー」

メイシーは、もぐら社が運営する名刺管理サービスです。
メイシーには、次の2つの特徴があります。

  • 出張スキャンサービスを利用すれば、たまった名刺のデータ化を代行してもらえる
  • 自動読み取りと人力のチェックを組み合わせ、名刺情報を正確にデータ化できる

名刺管理サービスのメイシーなら、別途スキャン料金を支払うことで、たまった名刺のデータ化を依頼できます。郵送のほか、出張スキャンサービスも利用でき、バックオフィス業務の人手が足りない企業におすすめの製品です。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
0円 2,178円
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
スマートフォン/出張スキャンサービス 2,500枚
(2,500枚を超える場合は、プラス月額1,078円で2,500枚ずつ追加できる)

クラウド型名刺管理システム比較4選|個人向け

ここまで、法人向けのクラウド型名刺情報システムを紹介しました。名刺情報システムには、個人向けのビジネスユースに適した製品も数多くあります。そのなかから、個人利用におすすめの名刺管理サービスを4つ紹介します。

URLやQRコードでオンライン名刺交換が可能な「Eight」

Eightは、Sansan社が運営する名刺管理サービスです。
Eightには、次の2つの特徴があります。

  • URLやQRコードを送るだけで名刺交換でき、ビジネスネットワークの構築に役立つ
  • 顧客がオンライン名刺を更新すると、リアルタイムに近況情報が届く「通知機能」が利用可能

Eightは、スマホで名刺データを送り「オンライン名刺交換」が可能な名刺管理サービスです。受け取った名刺データは、相手先が情報を更新するたびにリアルタイムに反映されるため、近況情報をすばやく知ることができます。紙の名刺のデータ化はもちろん、ビジネスネットワークの構築に役立つツールです。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
無料プラン 0円 0円
Eightプレミアム 480円
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
無料プラン スマートフォン
Eightプレミアム

名刺管理アプリEightって知ってる?使い方や料金プラン、評判など調べてみた

名刺交換に必要な機能がワンストップでそろった「CAMCARD」

CAMCARDは、ワウテック社が運営する名刺管理サービスです。
CAMCARDには、次の2つの特徴があります。

  • 交換した名刺にはメモやタグをつけ、クラウド環境で簡単に共有可能
  • マルチデバイス対応のため、名刺データはスマホやタブレットからいつでも閲覧できる

CAMCARDは、名刺データのスキャン、編集、交換、管理のすべての機能がワンストップでそろった名刺管理サービスです。自分の名刺データをスキャンし、電子名刺として保存することで、商談や展示会などですばやく交換できます。もらった名刺に画像やテキストをつけ、商談レポートを作成することも可能です。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
0円 0円
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
スマートフォン

一度に10枚までの名刺をスキャンできる「Wantedly People」

Wantedly Peopleは、ウォンテッドリー社が運営する名刺管理サービスです。
Wantedly Peopleには、次の2つの特徴があります。

  • 同時に10枚までの名刺を瞬時にデータ化でき、名刺がたまっていても手間がかからない
  • 読み込んだデータはスマホの連絡帳に追加され、すぐにビジネスパートナーとつながることができる

Wantedly Peopleは、名刺管理に必要な機能をすべて無料で利用できる名刺管理サービスで、初めてクラウド名刺管理を導入する方におすすめです。一度に10枚までの名刺を瞬間データ化できるため、スキャン作業に手間がかかりません。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
0円 0円
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
スマートフォン 無制限

LINEとの連携機能が魅力の「myBridge」

myBridgeは、LINE社が運営する名刺管理サービスです。
myBridgeには、次の2つの特徴があります。

  • LINE社が運営しているサービスのため、LINEとのさまざまな連携機能が利用できる
  • 文字認識技術(OCR)とオペレーターの手入力を組み合わせ、名刺の文字情報を正確にデータ化

myBridgeは、LINEのトーク画面で名刺データを共有するなど、LINEとの連携機能が魅力の名刺管理サービスです。また、名刺データをExcelファイルで出力したり、Googleのアドレス帳と同期したりと、外部サービスとも柔軟に連携できます。

【料金】
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル
0円 0円
【機能】
プラン 営業支援機能 名刺情報共有機能 マルチデバイス対応 他システム連携 名刺情報の読み込み方法 最大名刺登録枚数
スマートフォン 無制限

クラウド型の名刺管理システムで時間を有効活用しよう!

いかがでしたか。アナログでの名刺管理では、フォルダにしまって管理したりExcelで1つひとつ入力したり、多くの工数がかかっていました。しかし、クラウド型の名刺管理システムを利用することで、これまで名刺管理にかかっていた工数を削減することができます。この機会に、名刺管理システムの導入を検討してみてください。

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