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ウェビナーで使用するマイクの選び方4つのチェックポイント

Web会議システム

2023.05.30

2023.05.30

ウェビナーでは、マイクで拾った音声をデータ化し、インターネットを通じて配信する仕組みになっています。 そのため、ウェビナー中に聞こえる音声は、マイクの品質に左右されます。 使用するマイクによっては、聞き取りづらい、雑音が入るというトラブルの発生リスクが高まります。 今回は、ウェビナー配信で使うマイクの選び方や、よくある音声トラブルと対策方法、ウェビナー配信におすすめのマイク製品を紹介します。

マイクの形状や指向性などをチェック!ウェビナーで使用するマイクの選び方

ウェビナーで使うマイクにはさまざまな種類があり、それぞれ機能や性能、形状に違いがあります。

一方、ウェビナー自体も講師の人数や配信形式などが異なりますので、マイクを選ぶときはただ高性能なものを選ぶのではなく、ウェビナーの種類やタイプに合っているかどうかを重視することが大切です。

ここでは、ウェビナー用のマイクを選ぶときにチェックしたいポイントを4つ紹介します。

1. マイクの形状

ウェビナーに使うマイクの形状は、大きく分けて「スタンド型」「クリップ型」「フラット型」の3種類があります。

スタンド型とは、よくステージの壇上や卓上などに設置される据置型のマイクのことです。安定感が高く、かつ他のタイプより音質に優れていることから、講師が壇上から動かずに話すタイプのウェビナーに向いています。

逆に壇上で動きながら話したり、デモンストレーションをおこなったりする場合は、講師の胸元に留めるクリップ型のマイクがおすすめです。軽くて携帯しやすいというだけでなく、胸元のマイクがしっかり声を拾ってくれるので、クリアな音質で配信できます。

講師が1人ではなく、複数にわたる場合は、円盤状または箱形をしたフラット型のマイクを使用すると便利です。スタンド型やクリップ型に比べると音を拾う範囲が広いので、パネルディスカッション形式のウェビナーにも適しています。

2. 全指向性か単一指向性か

指向性とはマイクが音を拾う範囲のことで、そのタイプは大きく「全指向性(無指向性)」と「単一指向性」の2タイプに分類されます。

全指向性はマイクの向きにかかわらず、あらゆる方向から音声を拾うタイプで、ディスカッション形式のウェビナーなどによく用いられます。ただ、壇上の音だけでなく、外野の音まで拾ってしまう可能性があるため、ノイズや雑音対策が必要です。

一方の単一指向性は、特定の方向から発せられた音のみ拾うタイプです。別の方向から音がしてもマイクに集音されにくいので、講師の声だけをクリアに発信することができます。1人の講師が話す講演会タイプのウェビナーに適していますが、マイクの向きが合っていないと音が聞き取りづらい、聞こえないといったトラブルが起こるので、事前テストは必須です。

3. マイクの操作方法

マイクには、ボリューム調節機能やミュート(消音)機能がついており、マイク本体で操作するタイプと、PC側で操作するタイプに二分されます。マイク本体で操作できるタイプの場合、講師自身が必要に応じてボリューム調節やミュート設定をおこなえるので、PCを操作するスタッフとの間で意思疎通する手間が省けます。

一方、PC側で操作するタイプは、講師の手をわずらわせることなくボリューム調節やミュート設定をおこなえるところが特徴です。

講師がマイクの調節をおこなっている間は、必然的に講話もストップしてしまいますが、スタッフがPC側で操作すれば、ウェビナーを中断することなく最適な音声環境を整えることができます。講師自身が好きなタイミングで調節をおこないたいときはマイク本体で操作できるタイプを。ウェビナーの進行を妨げずに調節したい場合はPC側で操作できるタイプのマイクを選ぶとよいでしょう。

4. 有線かワイヤレスか

ウェビナー用マイクは、ウェビナーツールを導入したPCに接続して使用しますが、USBケーブルなどで接続する有線タイプと、無線で接続するワイヤレスタイプの2種類があります。

有線タイプはさらにUSB接続と3.5mmステレオミニプラグ接続の2タイプがあり、前者はノイズの影響を受けにくく、一定の音質を維持できるところが特徴です。

後者の3.5mmステレオミニプラグ端子は、イヤホンに採用されている端子なので、PCはもちろん、スマホやオーディオプレーヤーなどさまざまなデバイスに接続できるのが利点です。ただ、USB接続に比べるとノイズが発生しやすいので、ウェビナーでは極力USB接続タイプのマイクを使ったほうがよいでしょう。

なお、有線タイプはワイヤレスタイプに比べて通信が安定しており、環境に左右されずに音声を配信することができる一方、物理的にPCとマイクの距離を取りづらいという欠点があります。

延長ケーブルを使用すれば長距離でも接続できますが、足元にケーブルが延びるので、つまずいたり引っかけたりするリスクが高くなることに注意が必要です。「見た目をすっきりさせたい」「壇上で歩くときにケーブルが邪魔にならないようにしたい」という場合は、無線でつなぐワイヤレスタイプのマイクを選ぶのがおすすめです。

Bluetoothに対応しているマイクとPCを使えば、ケーブルいらずでマイクが拾った音声をPCにデータ送信することができます。ただ、有線タイプに比べると環境の影響を受けやすく、通信が不安定になると音が出ない、タイムラグが発生するといったトラブルが起こることもあります。

安定した通信環境を整えられるか否かで、有線タイプとワイヤレスタイプを使い分けるのも一つの方法です。

ウェビナーでよくある音声トラブルと対策

ウェビナーでは、しばしば「音が聞こえない」「雑音が聞こえる」といった音声トラブルが発生します。音声トラブルが続くと、参加者や視聴者はストレスを感じ、早期離脱を招く原因となりますので、万が一の場合に備えてトラブル対策を講じておく必要があります。ここでは、ウェビナーによくある音声トラブルと、その対策を3つに分けて紹介します。

1. ハウリングが発生する

ハウリングとは、マイクで拾った音がスピーカーから出力される際、スピーカーから発せられる音をマイクが拾ってしまうことによって起こる現象です。スピーカーから発せられた音を再び同じマイクが拾うと、特定の帯域の音が増幅され、「ピー」「ブーン」といった耳障りな音が出やすくなります。

マイクとスピーカー間で悪循環に陥らないよう、必要のないマイクやスピーカーの電源はあらかじめ切っておきましょう。

2. 雑音が混じる

ウェビナーの音声に雑音が混じる原因は大きく分けて2つあります。

まず1つ目は、マイクの接続不良です。接続部分にゴミやホコリが溜まっていると正しく接触できず、「ブツブツ」「ザザッ」といった雑音が混じりやすくなります。マイクを接続するときは、プラグや端子部分をチェックし、汚れが溜まっているときはダスターなどで掃除しましょう。

2つ目の原因は、マイクが余計な雑音まで拾ってしまうことです。とくに防音設備のない部屋でウェビナーをおこなう場合、隣の部屋や廊下などから聞こえる雑音まで拾ってしまうことがあります。

講師だけの音をクリアに配信したいのなら、特定の方向の音のみを拾う単一指向性のマイクに切り替えましょう。

3. 音が聞こえない

雑音やノイズも含めて全く音が聞こえない場合は、PCやウェビナーツールのマイク設定がオフになっている可能性があります。PCやウェビナーツールのマイク設定はデフォルトではオンになっている場合が多いですが、音がまったく聞こえない場合は、念のため両方のマイク設定をチェックしてみましょう。

また、ミュート機能がついているマイクの場合、知らない間に消音設定になっている可能性も考えられます。マイク設定が有効になっていて、かつミュート機能がオフになっているにも関わらず音が出ない場合は、マイクのドライバが最新になっているかどうか確認しましょう。

Windows10のPCなら、以下の手順でデバイスドライバのアップデートをおこなえます。

  1. Windowsのロゴマークを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択する
  2. 「オーディオの入力および出力」をダブルクリックし、接続しているデバイス一覧を表示させる
  3. 接続しているマイクの上で右クリックし、「ドライバの更新」を選択する

なお、ドライバをアンインストールしてから、再インストールすることで不具合が解消されることもあります。

ウェビナーでおすすめのマイク3選

ウェビナーに使えるPCマイクにはたくさんの種類があり、それぞれ性能や機能、価格に違いがあります。ウェビナー用マイクを購入するときは、選び方のポイントを参考にしつつ、その時のニーズや予算に合った製品を選択しましょう。ここでは、数あるマイクの中からウェビナーにおすすめの製品を3つ紹介します。

1. ATR2100x-USB|オーディオテクニカ

動画配信やストリーミングに最適なスタンド型のマイクです。マイクとPCをUSBで接続するだけで、簡単にクリアな音を拾い、配信することができます。単一指向性のマイクなので、周囲の余計な雑音は拾わず、狙った声や音だけを的確に収音できるところが魅力です。手元のスライドスイッチを切り替えれば、音声を簡単にオン・オフすることができます。

2. UM310ワイヤレスマイク|Alvoxcon

受信機をUSBポートに差し込むだけで使える手軽なワイヤレスマイクです。マイク本体を胸元に取り付ければ、音声がPCに送信されるので、講師は両手が自由になり、身振り手振りを使って話ができます。送信距離は最大30mと長く、広々とした会場でも確実に音声を配信できる仕組みになっています。

3. MM-MCUSB33|サンワサプライ

最大半径5mの音を拾える広範囲対応のフラット型マイクです。高感度のマイクユニットを採用しているため、多人数で会話するパネルディスカッション形式のウェビナーをおこなっても、しっかり収音してくれます。

マイク本体にはミュートボタンがついているので、スライドショーや映像を見ている間だけ消音にすることも可能です。また、エコーキャンセラ-機能がついているので、エコーやハウリングのリスクも低減できます。

ウェビナーで使うマイクは、ウェビナーの種類や形式に合わせて選ぶのがポイント

ウェビナーの種類は複数あり、1人の講師がその場からほとんど動かず講話する形式もあれば、複数のパネリストがディスカッションをおこなう形式もあります。前者なら講師の声のみを拾う単一指向性タイプのマイクが適していますし、後者ならあらゆる方向の声を収音してくれる全指向性タイプのマイクがおすすめです。

さらに、講師が動き回るならクリップ型やワイヤレス型を選ぶなど、ウェビナーのニーズに合った形状と機能のマイクを採用することが大切です。予算も数千円~数万円と幅広いので、複数のマイクをじっくり比較検討し、慎重に製品を選ぶようにしましょう。

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