ウェビナーのおすすめツール13社や選び方のポイントを解説
ウェビナーはインターネット上でおこなわれるセミナーです。これをおこなうためには、ウェビナー用のツールを利用する必要があります。ウェビナーツールは非常に種類が多く、それぞれで特徴や月額料金、最大同時接続数などが異なるため、自社で開催予定のウェビ
ウェビナーはインターネット上でおこなわれるセミナーです。これをおこなうためには、ウェビナー用のツールを利用する必要があります。
ウェビナーツールは非常に種類が多く、それぞれで特徴や月額料金、最大同時接続数などが異なるため、自社で開催予定のウェビナーに合ったものを選んで利用しなければなりません。
本記事では、いくつかの観点からおすすめのウェビナーツールを紹介するとともに、ウェビナーツールを選ぶ際のポイントや注意点を解説します。
無料で試せるおすすめのウェビナーツール5選
ウェビナーツールの利用を検討する場合、最初にツールをお試しで使ってみて使い勝手を確認したいと思うのは、自然なことです。
無料で利用できたり、無料トライアルが備わっていたりするおすすめのウェビナーツールとしては、以下のようなものが挙げられます。
- jinjerウェビナー
- Cisco Webex Events
- Fresh Voice Webinar
- Google Meet
- LiveOn
それぞれのツールの特徴などについて、説明します。
1. jinjerウェビナー
jinjerウェビナーは、少人数のウェビナーはもちろん、1,000人までの大規模ウェビナーにも対応可能なツールです。
ゲストだけでなく、ホストもアカウントを発行したりアプリをインストールしたりする必要がないので、使い勝手がよいことが特徴です。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
− | 50,000円 | 29,800円 | 1,000人 |
2. Cisco Webex Events
Cisco Webex Eventsは、ウェビナーを管理する機能が充実しているだけではなく、アフターフォローまでしっかりと対応してくれるのが嬉しいポイントです。
ライブ配信と録画配信のどちらにも対応しており、ライブ配信ではリアルタイムでのアンケートを実施することもできます。
最大3,000人の接続が可能であるうえ、ストリーミング配信であれば40,000人が参加可能です。大規模なウェビナーを開催する際には非常に便利といえるでしょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
無料 | − | 0円 | 最大100名 |
Starter | − | 1,490円/ホスト | 最大150名 |
Business | − | 2,980円/ホスト | 最大200名 |
Enterprise | − | 問い合わせ | カスタマイズ可能 |
3. Fresh Voice Webinar
Fresh Voice Webinarはその名の通り、ウェビナーをおこなうために作られたツールです。
挙手機能が備わっており、講師と参加者が双方向でやり取りができるという特徴があります。
もちろん、資料共有や録音録画といった基本的な機能も備わっているので、オーソドックスなウェビナーを開催したい場合には非常におすすめです。
料金プランなどは公開されていませんが、無料トライアルが利用できるので、トライアルで使い勝手を試したうえで、継続して利用するかどうかを判断するとよいでしょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
− | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
4. Google Meet
Google Meetはスマートフォンやタブレットのアプリだけでなく、Webブラウザからも接続できるので、多くの人が利用しやすいツールです。
無料プランは最大60分、100人まで同時に接続することができます。
Googleアカウントを持っていなくても、主催者が発行したURLをクリックするだけでウェビナーに参加できるので、事前登録などの手間は一切ありません。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
無料 | − | 0円 | 100人 |
Google Workspace Essentials | − | 8ドル/ユーザー | 150人 |
Google Workspace Enterprise | 問い合わせ | 問い合わせ | 250人 |
5. LiveOn
LiveOnは、高音質かつ高画質が大きな特徴のツールで、快適な環境でウェビナーを開催することができます。
海外を含む多くの場所からの参加があっても、通信が途切れたり遅延が発生したりしにくいので、参加者もストレスなくウェビナーを視聴することができるでしょう。
クラウド/SaaS型とオンプレミス型の両方が提供されているので、自社により適した運用ができることも見逃せません。
無料トライアル期間は14日間です。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
ASP版(クラウド/SaaS型) | 78,000円 | 3,000円/ID | − |
イントラパック版(オンプレミス型) | 100万円(サーバーソフト) | 78,000円/ライセンス | − |
大人数での接続が可能なおすすめのウェビナーツール4選
規模の大きなウェビナーを開催したい場合は、ツールもそれ相応の人数に耐えられるものを選ばなければなりません。
大人数での接続が可能なおすすめのウェビナーツールとしては、以下のようなものが挙げられます。
- Zoomビデオウェビナー
- コクリポ
- Adobe Connect
- J-Stream Equipmedia
それぞれのツールの特徴などについて、説明します。
1. Zoomビデオウェビナー
Zoomミーティングを利用してウェビナーを開催することもできますが、zoomではウェビナー専用のサービスも提供しています。
主催者であるパネリストが画面に映り、ウェビナーの視聴者は基本的に画面には表示されません(主催者が指示した場合を除く)。
チャット機能や投票機能、挙手機能などの機能が充実していることも魅力です。
参加者の数に応じてプランが異なりますが、プランは月ごとの変更が可能なので柔軟な契約が可能です。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
参加者100人 | − | 5,400円/ライセンス | 100人 |
参加者500人 | − | 18,800円/ライセンス | 500人 |
参加者1,000人 | − | 45,700円/ライセンス | 1,000人 |
参加者3,000人 | − | 133,100円/ライセンス | 3,000人 |
参加者5,000人 | − | 334,700円/ライセンス | 5,000人 |
参加者10,000人 | − | 872,300円/ライセンス | 10,000人 |
2. Cocripo
Cocripoはブラウザベースで利用できるツールであり、簡単な接続方法や高品質の通信が大きな魅力です。
国産のツールでサポートが充実しているため、トラブルが発生したときにも安心です。
時間単位での課金となっていますが、5時間単位で追加課金も可能なので、ウェビナーの時間に合わせて柔軟に利用できます。
ウェビナー開催後のフォローアップも自動的におこなってくれますし、滞在時間のデータを活用することで、ウェビナー内容をブラッシュアップさせることもできます。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
フリー | − | 0円(30時間) | 3人 |
ビジネス | − | 30,000円(10時間) | 100人 |
エンタープライズ | − | 70,000円(20時間) | 300人 |
時間追加 | − | 3,000円/1時間(5時間単位 | − |
3. Adobe Connect
Adobe Connectは、ライブ配信と録画配信の両方に対応しており、すべてのサービスがクラウド上で提供されているのが大きな特徴です。
学習管理システムなどさまざまなサービスとの連携も可能です。柔軟性および拡張性に優れているので、どのような形式のウェビナーにも利用することができます。
プランごとに月額費用や接続可能人数が異なるので、自社が開催しようとしているウェビナーの規模などに合ったプランを選びましょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
Adobe Connect 会議 | − | 5,676円 | 25人 |
Adobe Connect Webセミナー | − | 14,758円〜 | 100人〜 |
Adobe Connectラーニング | − | 42,002円 | 200人 |
4. J-Stream Equipmedia
J-Stream Equipmediaは、Jストリーム社の動画配信ネットワークを利用することができるので、安定した品質のウェビナーを開催することができます。
動画視聴解析ツールが標準で装備されているので、ウェビナーの内容を改善するのにも役立ちます。
プランは全部で3種類です。それぞれのプランを月額料金や最大同時接続数などの観点から比較したうえで、自社でウェビナーをおこなうのに必要な性能を備えているものを選びましょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
Startup | 50,000円 | 50,000円 | 50人 |
Business | 50,000円 | 10万円 | 100人 |
Expert | 50,000円 | 16万円 | 2,000人 |
機能が充実しているおすすめのウェビナーツール4選
ウェビナーを円滑に進めるのに役立つ機能が充実しているかどうかも、ウェビナーツールを選ぶ際の重要なポイントの一つです。
機能が充実しているおすすめのウェビナーツールとしては、以下のようなものが挙げられます。
- GigaCast
- V-CUBEセミナー
- ネクプロ
- LINC Biz
それぞれのツールの特徴などについて、説明します。
1. GigaCast
GigaCastは企業での利用に特化して作られたツールで、配信機能だけではなく告知や申し込み、アンケートなどの機能も搭載されています。
外部のソフトウェアとの連携も可能なので、自社で独自にカスタマイズをして運用することができます。
料金プランは、プリペイド制、月額固定プラン、従量課金制から選ぶことができます。使う分だけ支払うことができるため、ウェビナーの開催頻度によらず、多くの企業が利用を検討できるツールといえるでしょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
プリペイド制 | − | 28,000円〜 | 500人 |
月額固定(ポイント発行方式) | − | 9,800円〜 | 500人 |
月額固定(時間帯指定プラン) | 98,000円 | 48,000円〜 | 500人 |
従量課金制 | − | 問い合わせ | 10,000人 |
2. V-CUBEセミナー
V-CUBEセミナーはインストール不要でブラウザからの視聴が可能であり、ライブ配信と録画配信のどちらにも対応しています。
チャット機能やアンケート機能が搭載されており、参加者とコミュニケーションを取りながら進めていきたいウェビナーに向いているツールといえます。
サービスはクラウド上で提供されているので、常に最新の機能を利用できるのも非常に便利です。
サポート体制もしっかりしているので、こういったツールをあまり利用した経験がない企業でも、安心して利用できます。
料金に関しては、各企業の要望をヒアリングしたうえで最適なプランと見積もりを提示してくれるので、ホームページから問い合わせてみましょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
− | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
3. ネクプロ
ネクプロは、オフラインで開催するセミナーをオンラインで同時に配信することで、参加者の増加を狙うためのツールです。
セミナーやイベントの管理を効率的におこなうことが可能です。セミナーの内容をブラッシュアップするサポートもおこなっています。
ライトプランは初期費用無料で月額5,000円から利用できます。ウェビナーを中心としたコンテンツマーケティングを効果的かつ効率的におこなうためには、月額48,000円から利用できるスタンダードプランやプレミアムプランがおすすめです。
カスタマイズやオンプレミスへの対応も可能なので、費用の詳細に関しては一度相談してみるのがよいでしょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
− | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
4. LINC Biz
LINC Bizは、ビジネスチャットとWeb会議システムを備えたツールです。
学会などで一般的におこなわれている、ポスターディスカッションに対応した「ポスターセッション機能」も搭載されています。オンラインで展示会や学会をおこなう際にも重宝するでしょう。
プランはフリープランとスタンダードプランの2つです。ウェビナーに利用する場合は、それぞれのプランに含まれる基本的な機能だけでは使いにくい可能性があります。ウェビナーの規模などに合った拡張プランの利用を検討するとよいでしょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
---|---|---|---|
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最大同時接続数 |
フリープラン | − | 0円 | 3人 |
スタンダードプラン | − | 350円 | 契約ユーザー数と同じ |
自社に合ったウェビナーツールを選ぶ際の5つのポイント
ここまで紹介してきたように、ウェビナーツールは非常に豊富であり、特徴も各ツールで異なります。
そのため、実際にウェビナーツールの導入を検討する際に、どのツールを利用するべきかについてなかなか話がまとまらない可能性も考えられます。
搭載されている機能はツールを選ぶ際の重要な要素の一つですが、どれだけ性能が立派なツールを選んでも、自社でうまく利用できなければ意味がありません。
自社に合ったウェビナーツールを選ぶ際のポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
- ウェビナーツールを導入する目的は明確か
- 予算の範囲内でどのような機能が利用できるか
- 自社で利用しているシステムと連携はできるか
- どれくらいの規模のウェビナーを開催する予定か
- サポート体制は整っているか
それぞれについて、説明します。
1. ウェビナーツールを導入する目的は明確か
ウェビナーツールは、導入さえすればウェビナーに関するすべての課題がクリアになるような、魔法のツールというわけではありません。
だからこそ、どのような目的でウェビナーツールを導入してどのように運用しようと考えているのかについて、事前に明確にしておく必要があります。
目的に沿ったツールを導入して想定していたようなかたちで運用できれば、ウェビナーをより効率的かつ効果的におこなうことができるでしょう。
性能こそ高いものの、自社の目的にはいまいち合致しないようなツールでは、宝の持ち腐れになってしまいます。
ウェビナーの配信を代行してくれる業者もあるので、そういった業者を利用してウェビナーのサポートをおこなってもらいながら、自社のウェビナーにはどのようなツールが合うかを相談してみるというのも、一つの方法です。
2. 予算の範囲内でどのような機能が利用できるか
ツールを利用するための費用はそれぞれのウェビナーツールで異なります。そして、ツールのなかにはいくつかのプランを設けているものもあります。
ウェビナーツールにどれだけの費用をかけられるかは、それぞれの企業で異なるでしょう。その費用の範囲内でどのような機能が利用できるかについて、各ウェビナーツールおよびプランを比較しなければなりません。
オールインワンタイプですべての機能が利用できるツールの場合は、必要な料金もわかりやすいでしょう。しかし、機能追加で課金されるタイプのツールの場合は、機能の取捨選択をおこなう必要があります。
自社に適したツールおよびプランがあるものの、予算の範囲内ではそのプランを利用できないという場合、まずはそのツールでほかのプランを試してみましょう。
運用についてよい感触を持った段階で、本来利用したかったプランを契約するための予算増額を打診することで、説得力を持った交渉が可能になります。
3. 自社で利用しているシステムと連携はできるか
ウェビナーツールのなかには、外部のシステムと連携できるものもあります。
自社で運用しているシステムと連携できるツールを選ぶことで、得たデータを今後の集客施策に役立てたり、セミナー参加社を効率的に追跡したりすることが可能になります。
ツール自体の性能にそういった部分を加味して考えることで、より自社に合ったツールを選べるでしょう。
4. どれくらいの規模のウェビナーを開催する予定か
開催予定のウェビナーの規模によって、選ぶべきウェビナーツールも変わってきます。
100人規模のウェビナーを開催する予定なのであれば、最大同時接続数が数十人というウェビナーツールは検討候補にならないからです。
最大同時接続数が多くなればなるほど、より大きな規模のウェビナーを開催できるようになります。一方で、最大同時接続数が多いほどかかる費用も多くなる傾向にあります。
「できる限り多くの人が同時に利用できるツールを」という考えでツールを選んでしまうと、費用対効果が見合わない可能性があるので、自社ウェビナーの規模感に合ったものを選ぶように心がけましょう。
5. サポート体制は整っているか
どれだけすばらしい機能が揃っているツールでも、うまく使いこなせなければその真価を発揮させることはできません。
とはいえ、新しいツールを最初から完璧に使いこなすことはなかなか難しいものです。また、使っているなかでトラブルに見舞われてしまうこともあります。
ツールの使い方について質問したい場合や、トラブルに対処してほしい場合などは、ツールのサポートスタッフに連絡したり依頼したりすることになります。そのため、サポート体制が整っているかどうかは非常に重要な要素です。
「万が一、何か起きたとしてもサポートにお願いすれば大丈夫」という安心感があることによって、ツール利用者も不安なくウェビナーを進行できるでしょう。
ウェビナーツールを選ぶときの5つの注意点
ウェビナーツールを選ぶ際には、導入後に快適に利用するために、以下のような点に注意しておくのが望ましいでしょう。
- 無料プランやトライアル期間はあるか
- 接続可能人数はどれくらいか
- 利用するためにアカウントの登録などは必要か
- UIがわかりやすく使いやすいか
- 複数のツールを使い分けるという選択肢はありか
それぞれについて、説明します。
1. 無料プランやトライアル期間はあるか
ツールを契約したはいいものの、いざ使ってみると少し使いにくかったり、思ったほど性能がよくなかったりということは、残念ながらありえます。
こういったことを避けるためには、無料プランやトライアル期間を有効活用することが重要です。
無料プランは有料プランよりも利用できる機能が制限されていることが多いですが、使用感に関しては大きな違いはありません。
トライアル期間が設けられているツールに関しては、その期間内で本契約をするかどうかの判断を下すことができます。
無料プランもトライアル期間もないツールに関しては、事前にしっかりと情報収集をしたうえで、契約すべきかどうかを慎重に判断しましょう。
ウェビナーに使える無料のおすすめツールについて、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
2. 接続可能人数はどれくらいか
先ほども少し触れましたが、接続可能人数はウェビナーの規模に大きく関わります。
開催予定のウェビナーの参加者を上回るだけの接続可能人数を備えていなければ、当日利用できない可能性も出てくるでしょう。
ツールによっては、月単位で利用プランを変更できるものもあるので、開催する予定のウェビナーの規模に合わせたプランに、適宜変更するという方法も考えられます。
ただ、必ずしもすべてのツールでそういった対処が可能なわけではありません。
そのため、ウェビナーの最大キャパシティーをまかなえるだけの接続可能人数を備えたツールを選んでおくのが無難です。
3. 利用するためにアカウントの登録などは必要か
利用に際して、アカウント登録をおこなわなければならないツールとそうでないツールがあります。
前者は、セキュリティ面などでは安心できることが多く、後者は設定などの手間を省くことができます。
また、ウェビナー参加者の視点からすると後者のほうが気軽に利用できるので、ウェビナー参加への敷居が低くなることは間違いありません。
既存顧客に対してではなく、新規顧客や不特定多数のターゲットに向けてウェビナーを開く場合は、後者を利用するほうが効果を挙げやすいといえるでしょう。
4. UIがわかりやすく使いやすいか
UIのわかりやすさや使いやすさは、ウェビナー主催者の円滑な進行やウェビナー参加者の満足度に大きく関わります。
ボタンやアイコンなどは、見ただけでどのような機能を持っているのか把握できるぐらいが望ましいでしょう。多くの参加者が予定されるウェビナーで使われるツールは、できるだけシンプルなものがおすすめです。
こういったUIに関しては、事前に情報収集をする過程でわかることもあれば、無料トライアル期間で確認できることもあります。
ウェビナーを開催する際は、少なくとも主催者側のスタッフはツールの操作に関して問題なく説明できるぐらいまでに、事前に習熟しておくことを心がけましょう。
5. 複数のツールを使い分けるという選択肢はありか
大小さまざまなウェビナーを開催する場合、それぞれのウェビナーで利用するツールは、必ずしも同じものでなければならないとは限りません。
大人数が参加する録画配信型のウェビナーと、少人数かつ双方向でのやりとりをすることができるリアルタイム配信型のウェビナーでは、適しているツールは異なります。
予算の関係もあると思いますが、複数のツールを契約しても問題なさそうなのであれば、ウェビナーの規模や内容などに合わせてツールを使い分けるという選択肢も出てくるでしょう。
ウェビナーツールはそれぞれの特徴を把握したうえで最適なものを選ぼう
ウェビナーツールは非常に種類が多く、それぞれで特徴や強みとしている点が異なります。
無料で利用できるものもあれば大人数での接続が可能なものもあれば、外部システムと連携できるものもあります。
ウェビナーツールを選ぶ際には、どのような目的でツールの導入を考えており、どのような機能を重視するのかなどについて、事前にしっかりと考えておかなければなりません。
そういった点を明確にしてはじめて、自社で開催するウェビナーに最適なウェビナーツールを選ぶことが可能になるでしょう。