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Web会議での回線速度が遅くなる原因と改善方法を解説

Web会議システム

2023.08.25

2023.08.25

在宅勤務やリモートワークといった働き方が広まった昨今において、Web会議を行うことは少なくありません。 Web会議の利用に伴い「回線速度の遅さが原因で快適に会議をおこなうことができない」という問題も発生しています。 本記事では、Web会議での回線速度が遅くなる主な原因やそもそも回線速度とは何か、Web会議での回線速度を改善する方法などについて解説します。

Web会議での回線速度が遅くなる主な5つの原因

Web会議での回線速度が遅くなる原因としては、主に以下のようなことが考えられます。

  • 使用しているPCに問題がある
  • 不必要なソフトを起動しすぎている
  • 接続環境が悪い
  • 回線に問題がある
  • プロバイダー側で問題が起きている

それぞれの原因について、説明します。

1. 使用しているPCに問題がある

回線速度が遅いと、どうしても通信環境が悪いのではないかと疑ってしまいがちですが、自分が利用しているPCなどの端末が原因のことも、意外と多いものです。

CPUやメモリに代表されるようなPCの性能が低すぎると、通信環境が整っていたとしても、そのスピードにPCが追いつけずに速度が遅くなってしまうことがあります。

また、OSのアップデートをおこなっておらず、OSが最新の状態になっていないような場合にも同様のことが起こりうるので、回線速度が遅い場合にまず簡単にできる対処法として、PCのOSが最新のものかを確認してみるとよいでしょう。

2. 不必要なソフトを起動しすぎている

PCを使うときにはいろいろなブラウザやソフトなどを立ち上げますが、立ち上げているソフトが多すぎることも、速度低下の原因になりえます。

ソフトに関してはバックグラウンドで動いているものも多々あるため、目に見えて自分が利用しているものを終了するだけでは、対処として不十分な場合もあります。

タスクマネージャーの「アプリケーション」から、バックグラウンドで動いているソフトを確認して、不必要だと思われるソフトに関しては終了してみるとよいでしょう。

3. 接続環境が悪い

LANケーブルやルーターなどの接続環境が原因で、回線速度が遅くなっていることも考えられます。

回線の性能自体は高かったとしても、LANケーブルの規格のせいで回線の性能を最大限に引き出せていない、というような場合もあります。

LANケーブルや無線ルーターなど、ずっと昔から使っているものであれば、それらを新調してみることで回線速度が改善されるかもしれません。

4. 回線に問題がある

PCやルーターなどの性能に何の問題もないのに回線速度が遅い場合は、やはり利用している回線自体に問題があるのかもしれません。

現在の回線の主流は光回線ですが、作業環境によってはADSL回線で接続していることも考えられます。

ADSL回線は光回線と比較するとどうしても速度が落ちてしまうので、回線を変更しても問題がないのであれば、光回線への切り替えを検討するのがおすすめです。

5. プロバイダー側で問題が起きている

ここまでの理由はいずれも、作業者の確認や努力などでどうにか対応できる内容でしたが、回線速度が遅い理由の原因がプロバイダー側にあることもあります。

この場合は自分自身ではどうすることもできないので、プロバイダーが対処してくれることを待つしかありません。

プロバイダーに問題があって速度が低下している場合、自分以外の多くの人にも影響が出ています。

常駐ソフトを終了させたりOSを更新したりしても回線速度が改善されない場合は、プロバイダーの公式サイトやSNSなどを確認し、障害情報が出ていないかをチェックするとよいでしょう。

そもそも回線速度とはデータのやりとりをおこなえる速度のこと

我々は「速度が出ない」とか「回線速度がいまいち」という表現を何の気なしに利用しますが、そもそも回線速度とは何なのかを把握せずに、感覚で利用している人もいるかもしれません。

回線速度とは、インターネットを介してデータのやりとりをおこなう速度のことを指します。

インターネット上でのデータのやりとりは、自分のPCとネット空間の間に道路が通っており、その道路をデータという自動車が行き来しているようなイメージを持つと、わかりやすいかもしれません。

道路の幅が広かったり、その道路の制限速度が大きかったりするほうが、多くの自動車が行き来できます。

回線を変えたりOSを更新したりすることが、上述の道路の幅を広げたり上限速度を上げたりすることになるため、「回線速度を上げる」ことにつながるのです。

「上り」も「下り」もどちらも重要

インターネットでデータのやりとりをおこなう場合、自分がデータを一方的に受け取るだけではなく、自分からもデータを送信しています。

Web会議をおこなう場合では、「ほかの参加者の映像や音声」を受け取り、「自分の映像や音声」を相手に伝えているわけです。

このやりとりにおいて自分がデータを受け取るときのことを「下り」と呼び、逆に自分からデータを伝えるときのことを「上り」と呼びます。

自分がデータを受け取ることがメインなのであれば、下りの速度だけを意識していればよいですが、データのやりとりをおこなうのであれば、上りと下り双方の速度を意識しておかなければなりません。

Web会議を快適におこないたい場合は30Mbps~50Mbpsの回線速度が必要

インターネットの回線速度を表す際には「bps」という単位が用いられますが、実用に耐えうるレベルの速度は、100万倍を表す「メガ(M)」や10億倍を表す「ギガ(G)」を頭に付けた、MbpsやGbpsといった速度になります。

Web会議のように映像や音声を伴うやりとりをする場合は、PCの性能などにもよりますが、30Mbps~50Mbpsの回線速度があれば快適に会議をおこなうことができるといわれています。

回線速度をチェックしてみて、上掲した数字よりも回線速度が遅い場合は、何らかの対策を講じたほうがよいでしょう。

Web会議での回線速度を改善する3つの方法

Web会議での回線速度を改善する方法としては、主に以下のようなことが考えられます。

  • PCやWi-Fiのルーターなどを新調する
  • 通信の画質や音質などを下げる
  • 無線ではなく有線を利用する

それぞれの方法について、説明します。

1. PCやWi-Fiのルーターなどを新調する

PCの性能が低かったりWi-Fiのルーターが古かったりというような、デバイスや機器周りの問題が原因なのであれば、それらを新調することで回線速度が改善される可能性が高いです。

ただ、Wi-Fiのルーターはまだしも、PCは値段が張るので簡単に買い替えはできません。さらに、会社支給のPCであればそもそも買い替え自体認められないケースもあります。

会社支給のものであれば、性能が原因でWeb会議に支障が出ていることを上司などに伝えて、より高性能なPCを支給してもらえないか確認してみるとよいでしょう。

Web会議用のノートパソコンについて、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

2. 通信の画質や音質などを下げる

Web会議のときに利用するソフトやアプリでは、通信の画質や音質を調整することができます。

映像や音声の品質がよいほうが快適に会議がおこなえることは間違いありません。しかし、映像や音声を高品質にしようとすればするほど、速度が低下したり処理落ちを起こしたりといった可能性は高まります。

回線速度を確保したいのであれば、通信の画質や音質を多少下げることも考慮してみましょう。

必ずしも映像が必要ないのであれば、カメラをオフにして音声のみの会議にすることで、回線速度の維持も容易になります。

3. 無線ではなく有線を利用する

どこでもインターネットに接続できるという利便性から、無線LANを利用している人も多いでしょう。しかし、通信の安定性や信頼性という観点においては、やはり無線LANよりも有線LANのほうに軍配が上がります。

有線LANでも作業ができる環境なのであれば、有線LANを利用してWeb会議に参加することで、回線速度が安定しやすくなるでしょう。

回線速度が遅くなる原因に応じた対処が必要

回線速度が遅くなる原因は、PCの性能や接続環境、回線自体の問題などさまざまです。

そのため、PCの性能が問題なのに回線を交換してみたり、接続環境が悪いのにPCを新調してみたりといったように、原因にそぐわない対処をしていても回線速度は改善されません。

まずは原因をきちんと突き止めたうえで、その原因に沿った対処をおこなうことを心がけましょう。

すぐに根本的な対処をおこなうことが難しい場合でも、走らせているソフトを落とすようにしたり、通信の画像や音声の品質を下げたりといったような対処で状況を改善することも可能です。

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