Web会議にはライトが必須!その効果と当て方のポイントを解説
Web会議システム
2023.08.25
2023.08.25
リモートで働く社員との会議や支社との打ち合わせなどに、Web会議を導入する企業も増えてきました。 Web会議の開催にはシステムの導入やカメラの設置などの準備が欠かせません。Web会議用のライトも重要なアイテムの一つです。顔や部屋全体の明るさによって、相手に与える印象は大きく変わります。 本記事では、ライトを導入すべき場面やライトの選び方、設置のポイントなどを解説します。
Web会議でライトが必要な場面
Web会議をおこなう際、絶対にライトが必要かというと、そうではありません。気軽な打ち合わせやチーム内の進捗確認などであれば、一般的な室内照明や自然光で十分なケースも多いでしょう。ただ、以下のような場面ではライトを設置するのがおすすめです。それぞれの場面について簡単に確認しておきましょう。
1. クライアントと重要な商談をおこなうとき
クライアントと重要な商談をするときや、大きな契約を結ぶような場面では、Web会議専用のライトを設置するほうがよいでしょう。室内照明だけでは明るさが不十分で、顔だけでなく雰囲気全体が暗い印象になってしまう可能性もあります。相手にマイナス印象を与え、商談がスムーズに進まない可能性もあるため注意が必要です。
対面でのコミュニケーションにおいて、服装や髪型などの見た目に気を使うのと同様、オンラインでの対話においても、相手に好印象を与えられるよう意識する必要があります。ライトを設置するだけでも明るい印象となるため、ぜひ活用しましょう。
2. Web面接をおこなうとき
Web面接をおこなうときにもライトを活用すべきでしょう。面接を受ける人はもちろん、採用担当者側も室内が暗い場合はライトを設置するのがおすすめです。採用担当者の顔がはっきり見えなかったり、室内が暗すぎたりすると、会社の印象が悪くなってしまう可能性もあります。Web面接だからといって油断せず、明るく清潔感のある雰囲気をつくりましょう。
3. 室内照明と自然光だけでは明るさが足りないとき
社員同士でおこなうWeb会議の場合でも、室内照明と自然光だけでは明るさが足りないときは、ライトを使うのがおすすめです。会議室に窓がない場合や、窓を開けても光が入らない場合は、とくにライトが役立ちます。
画面が明るくなるだけで打ち合わせの雰囲気が変わり、前向きな話ができるケースもあるため、ぜひ導入を検討しましょう。
Web会議で使用するライトの選び方
ライトを導入するときは、Web会議をおこなう場所や目的に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。ここでは、Web会議で使用するライトの選び方を4つのポイントに分けて解説します。
1. 気軽に導入するならLED小型リングライト
手間をかけずに導入したい場合は、LEDの小型リングライトがおすすめです。さまざまな大きさの製品が発売されていますが、直径10cm程度のものであれば2,000円未満で購入できるライトも多いため、気軽に購入できます。クリップ付きの製品を選べば、ノートパソコンのカメラ部分などに直接取り付けられるため、設置の手間もかかりません。
充電して使えるタイプも多く、配線が邪魔になることも少ないでしょう。ただし小型であるため、ある程度の効果は期待できますが、部屋全体を明るくするような光量はありません。Web会議の参加者が1人である場合や、ライトの近くに座れる場合に用いるとよいでしょう。
2. 輝度や色温度を調整したいなら調光機能付きリングライト
室内の状況に応じて輝度や色温度を調整したい場合は、調光機能付きのリングライトを導入するとよいでしょう。色温度や輝度を調整することで、顔の色合いや全体的な印象は大きく変わります。コンパクトで軽量な製品も多いため、持ち運びや収納にも困りません。
クリップで取り付けるタイプも多く、誰でも簡単に設置できます。調光機能付きでも2,000円台で手に入る製品もあるため、相手に好印象を与えたい場合におすすめです。
3. 強い光を求めるならパネル型LEDライト
より強い光で顔や部屋を明るくしたい場合は、パネル型LEDライトを使用するとよいでしょう。一般的なリングライトと比較するとLEDが密集しており個数も多いため、強い光を確保できます。
ただし、光が直線的であり、照らし方によっては不自然な明るさになるケースもあります。パネル型LEDライトを使う場合は、周囲の明るさに合わせて強さを調整することが重要です。吸盤でパソコン面に固定するタイプやクリップで取り付けるタイプがあるため、好みに合わせて選びましょう。
4. 広い範囲を照らしたいならダブルリングライト
広い範囲を照らしたり、顔の両側に光を当てたりしたい場合は、リングライトが2つ付いたタイプを選ぶとよいでしょう。2つの光源の位置や方向を自由に調整できるため、自然な光を再現できます。光が直接目に入るのも避けられるため、眩しさを軽減できるでしょう。
ただし、セッティングに時間がかかる、設置スペースが必要となる、といったデメリットもあります。毎回準備するのは手間がかかるため、重要な会議や商談の際に活用するのがおすすめです。
Web会議でのライトの当て方のポイント
せっかくWeb会議用のライトを導入するなら、光の当て方にも注意しましょう。ここでは、ライトの当て方に関するポイントについて解説します。
1. 顔の斜め上から光を当てる
柔らかくて自然な光を当てるためには、顔の斜め上にライトを設置するとよいでしょう。瞳や顔が明るくなり、生き生きとした雰囲気になります。ノートパソコンにクリップで固定するとライトの位置が低くなりがちなので、パソコンの下に本などを置いて調整しましょう。高さ調整ができる製品や小型の三脚などを購入するのもおすすめです。
2. 補助のライトを設置する
1つのライトでは明るさが足りない場合や、顔に影ができてしまう場合は、補助的にもう1台ライトを設置しましょう。小さなLEDライトなどを机の上に設置して、顔の下から光を当てるのがポイントです。先述した上からのライトと組み合わせることで、顔の陰影が少なくなり、より明るい印象になるでしょう。LEDライトが強すぎる場合は、トレーシングペーパーなどを通すとやさしい光になります。
3. カメラを通して確認する
ライトを設置したら、実際にカメラを通してどのように映っているか確認することが大切です。直接顔を見た印象と画面に映った顔を見た印象は異なるケースもあるため、しっかりとチェックして光の加減を調整しましょう。
Web会議のカメラについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。
Web会議用のライトを使って明るい雰囲気をつくろう
今回は、Web会議用ライトが必要な場面や、ライトを選ぶときのポイントなどを解説しました。社員同士の打ち合わせや気軽な会議の場合は、一般的な室内照明で十分なケースもありますが、重要な商談やクライアントとのWeb会議の場合は、専用のライトを設置して明るい雰囲気をつくるのがおすすめです。
相手に好印象を与えれば、商談や打ち合わせがスムーズに進むことも期待できます。比較的安く購入でき、設置も簡単な製品が多く発売されているため、ぜひ導入を検討しましょう。
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