Web面接おすすめツール10選!価格や機能性など徹底比較
Web面接を実施するためには、専用のツールを導入する必要があります。ただ、多くのツールが開発されており価格や機能も異なるため、どれを選べばよいか迷うこともあるでしょう。そこでこの記事では、おすすめのWeb面接ツールを厳選して紹介します。無料版
Web面接を実施するためには、専用のツールを導入する必要があります。ただ、多くのツールが開発されており価格や機能も異なるため、どれを選べばよいか迷うこともあるでしょう。
そこでこの記事では、おすすめのWeb面接ツールを厳選して紹介します。無料版と有料版を紹介するので、ツール選びの参考にしてください。
無料で使えるWeb面接ツール5選
まずは、無料で使えるWeb面接ツールを5つ紹介します。
- Google Meet
- Skype
- Zoomミーティング
- Whereby
- BIZMEE
コストをかけずにツールを導入したい場合は、無料ツールを利用するのがおすすめです。使いやすい機能が付いている無料ツールも多いため、ぜひチェックしておきましょう。
よりそれぞれのツールの詳細を解説します。
1. Googleアカウントがあれば開催できる『Google Meet』
Google Meetは、グーグル社が提供している無料のコミュニケーションツールです。1対1でもグループでも、チャットや音声通話、ビデオ通話ができます。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも利用できるため、気軽に導入できるツールといえるでしょう。
開催者はGoogleアカウント、もしくはG Suiteアカウントが必要ですが、参加者は発行されたURLをクリックするだけで参加できます。応募者側に手間がかからないため、Web面接に活用しやすいでしょう。
2. マイクロソフト社が提供している『Skype』
Skypeは、マイクロソフト社が開発したコミュニケーションツールです。無料で音声通話やビデオ通話が可能で、個人で利用している人も多いでしょう。
以前は開催者・参加者ともにアカウント登録が必要でしたが、2020年4月以降から双方とも登録不要となったため、さらに使いやすくなりました。公式サイトにて2クリックでリンクを発行できるため、利便性は無料ツールのなかでも随一です。
もちろん、応募者もリンクをクリックするだけでビデオ面接に参加できます。音声や映像のテスト機能も付いているため、面接前に映りをチェックしておくのがおすすめです。
3. 通信が安定している『Zoomミーティング』
Zoomミーティングは、アメリカの企業が開発したコミュニケーションツールです。1対1で通話する場合は時間の制限なく無料ですが、グループで利用する場合は40分の時間制限があります。
有料版を契約すれば時間制限がなくなるので、必要に応じて切り替えるとよいでしょう。
録画や画面共有といった便利な機能が付いているため、Web面接の様子を後で再確認したり、資料を見せながら説明したりすることも可能です。パソコンで利用する場合、応募者側はアカウント登録をする必要はありません。
採用担当者からURLを送ってクリックしてもらえば、簡単にWeb面接を始められます。ただし、スマートフォンで利用する場合はアプリをインストールする必要があるため、応募者にその旨を連絡しておきましょう。
4. Web会議にも多く利用されている『Whereby』
Wherebyは海外の企業が提供しているツールで、主にWeb会議などに利用されています。無料で簡単にコミュニケーションを取れるため、Web面接にも活用できます。
応募者側がパソコンで利用するなら、とくにアカウント作成などの準備をする必要はありません。採用担当者がWeb会議室を作成して、そのURLを応募者へ送れば、ビデオ通話を開始できます。
ただし、スマートフォンで利用する場合は、アプリをインストールしてもらわなければなりません。
5. インストールが不要な『BIZMEE』
BIZMEEも無料で使えるWeb会議ツールです。スマートフォンで利用する場合でも、アカウント登録やアプリのインストールが不要であることが大きな特徴です。
採用担当者から応募者へURLを送るだけで、Web面接を開始できます。図形やイラストを描けるホワイトボード機能や、文字を共有できる議事録機能なども付いているため、視覚情報を活用したい場合におすすめのツールといえるでしょう。
有料のおすすめWeb面接ツール5選
次に、有料のWeb面接ツールを5つ紹介します。
ツール名 | 初期費用 | 月額費用 | 参加人数目安 |
---|---|---|---|
jinjerミーティング | 20万円 | 1,500円/ID | 最大120人 アカウント数:10〜 |
BioGraph | 10,000円〜 | 10,000円〜 | 面接専用アカウント数:1 |
playse web面接 | 無料 | 14,800円〜 +従量課金 9,800円 | 基本的に面接専用アカウント数:1 |
harutaka | お問い合わせ | お問い合わせ | 最大5人 |
FACEHUB | お問い合わせ | 10,000円〜 +オプション費用 | 最大4人 アカウント数:1 |
無料ツールと比較すると便利な機能が付いているものも多いため、採用活動を効率化したい方はぜひチェックしておきましょう。
以下よりそれぞれの詳細を解説します。
1.Web会議などにも利用できる『jinjerミーティング』
jinjerミーティングは、Web会議やWeb商談、オンライン説明会など、さまざまな用途に利用できるコミュニケーションツールです。もちろん、Web面接にも活用できます。
ルームを作成してURLを応募者へ送信すれば面接を行えるため、面倒な準備も必要ありません。録画や録音もできるため、応募者の回答を確認したり、面接官の教育に利用したりすることも可能です。
初期費用として20万円、1IDごとに月額1,500円かかりますが、通話時間に関わらず定額で利用できます。一つのツールをさまざまな用途に活用できるため、安いコストで業務効率化を実現できるでしょう。
2.Web面接に特化した『BioGraph』
『BioGraph』は、Web面接に特化したツールです。Web面接に関する機能しか付いておらず、誰でも簡単に操作できるため、採用担当者も応募者もストレスなく利用できるでしょう。
応募者はアカウント登録などを行う必要もありません。スケジュール管理機能は付いているため、応募者が多くなってもスムーズに管理できるでしょう。
一番安いミニマムプランなら、導入費用10,000円、月額10,000円で利用できます。さらに面接を効率化できるスタンダードプランやプラチナプランもあるため、必要に応じて検討するとよいでしょう。
3.会社説明会ページを作成できる『playse web面接』
playse web面接も便利なWeb面接ツールの一つです。会社説明用の動画やスライドを作成して応募者へ公開できるのが大きな特徴で、説明後にエントリーフォームへ誘導できるため、多くの応募者と出会えるでしょう。動画やスライドはツールを使って簡単に作成できるため、HTMLなどの専門知識は必要ありません。
スタータープランなら、初期費用0円、月額14,800円で利用できます。ただし、応募者100人まで、面接時間100時間まで、といった制限があるため、多くの面接を行う場合は、ベーシックプランやエンタープライズプランがおすすめです。
4.エントリー動画機能が付いている『harutaka』
harutakaは、Web面接に特化した機能が搭載されたツールです。たとえばエントリー動画機能を利用すれば、面接官が事前に設定した質問に対して、応募者に動画で回答してもらい、熱意や人柄などを評価できます。応募者の情報をデータベース化する機能や、面接の進捗管理機能も付いているため、採用活動を効率化できるでしょう。
このツールを利用するためには、初期費用とサービス利用料がかかりますが、具体的な料金を知るためには、メーカーへ直接問い合わせる必要があります。
5.使いやすさが特徴の『FACEHUB』
FACEHUBは、シンプルな操作性が特徴のコミュニケーションツールです。Web上での会話に必要な機能だけが搭載されているため、ボタンも少なく誰でも簡単に操作できます。
ソフトのインストールやアカウントの登録なども必要ありません。Web会議はもちろん、Web面接にも活用できます。URLを送付するだけで会話ができるため、面接官も応募者もストレスなく利用できるでしょう。
利用料金は、1ライセンスごとに月額10,000円です。別途、オプション機能の料金や初期費用がかかるため、事前に問い合わせておきましょう。
有料ツールと無料ツールは何が違う?2つのポイントで解説
ここまで紹介したように多くのWeb面接ツールがありますが、有料ツールと無料ツールは何が違うのでしょうか。
それぞれの違いについて2つのポイントで解説していくので、Web面接ツール選びの参考にしてください。
1.有料ツールはアカウント数や利用時間の制限がない
無料ツールは、コストをかけずに気軽に導入できます。ただし、アカウント数や利用時間の制限があるケースも多いでしょう。たとえば、『Zoom』のグループ通話には40分という時間制限があります。
また、『Skype』などは個人のアカウントを使用する必要があるため、応募者が嫌がる可能性もあるでしょう。
一方、有料ツールであれば、アカウント数や利用時間の制限は基本的にありません。面接を行う回数や面接官の人数が少ない場合は、無料ツールでも対応できるかもしれませんが、面接や応募者の数が多い場合は有料ツールのほうが対応しやすいでしょう。
2.有料ツールには便利な機能が搭載されている
無料ツールと比較すると、有料ツールには便利な機能がたくさん搭載されています。画面共有機能、録画機能、議事録機能など、業務効率化につながる機能が付いているツールも多いでしょう。
単純にオンラインで面接をしたいだけであれば、無料ツールを使っても問題ありません。ただ、面接の様子を録画して再確認したい、録画データを利用して面接官を教育したい、資料を共有して応募者に仕事内容を説明したい、といったニーズがある場合は、有料ツールを導入するのがおすすめです。
自社に合うWeb面接ツールの選ぶための5つのポイント
せっかくWeb面接ツールを導入するなら、自社に合うツールを導入したいところです。ここでは、Web面接ツールを選ぶ際のポイントについて解説していくので、ぜひチェックしてください。
1.予算と導入コストを把握する
Web面接ツールを選ぶときは、自社の予算を明確にしたうえで導入コストをチェックすることが大切です。毎月かかる費用は安くても、長期間使っていると予算がかさんでしまうケースもあります。とくにアカウント数を増やしたり、オプション機能を付けたりする場合は注意が必要です。本当に必要な機能を明確にして、予算内に収まるツールを選びましょう。
2.導入実績をチェックする
導入実績をチェックすることも、Web面接ツール選びの重要なポイントです。導入実績の多さは、たくさんの企業に信頼されている証しともいえます。公式ホームページで導入企業や実績が紹介されているケースも多いため、気になるツールについてはチェックしてみましょう。
ただ、導入実績が少ないからといって、自社に合わないと言い切ることもできません。他の企業に合わなくても、自社の求めている機能が付いている場合もあります。導入実績が少ない場合は、性能や使いやすさなどについて問い合わせてみるのがおすすめです。
3.機能や使いやすさを確認する
Web面接ツールの機能や使いやすさについても確認しておきましょう。機能については、通常料金内に含まれているものなのか、オプションとして別料金が発生するものなのか、といったポイントもチェックしておかなければなりません。オプションを付けるほどコストが高くなるため、本当に必要な機能なのか見極めることも大切です。
面接官や応募者が簡単に使えるかどうかも、確認すべきポイントの一つです。ソフトのインストールやアカウントの取得が必要なツールは準備に手間がかかるため、応募者に嫌がられるケースもあります。Web面接ツールとしては、URLを送れば簡単に通話できるものが向いているでしょう。
4.自社の目的を明確にしておく
Web面接ツールを選ぶときには、自社の目的を明確にしておくことが大切です。便利な機能が付いていたとしても、自社が抱える問題を解決できなければ意味がありません。単にWeb面接を実施したい、テレワークやWeb会議を導入したい、といった課題を明確にしておきましょう。
Web面接のみを導入したいのであれば、多くの機能は必要ありません。しかし、同時にテレワークやWeb会議も導入したい場合は、グループ通話機能や議事録機能が搭載されたツールを選ぶのがおすすめです。
5.サポートやアフターフォローについてチェックしておく
ツールのサポート体制やアフターフォローについても、しっかりチェックしておくことが大切です。Web面接ツールは、導入すれば終わりというものではありません。
導入後にトラブルが発生したり、使い方がわからなくて困ったりするケースもあるでしょう。メールや電話などですぐに対応してくれるツールを選ぶことが重要です。
自社に合うWeb面接ツールで採用活動を効率化しよう!
今回は、Web面接を実施するためのおすすめツールや、ツール選びのポイントなどを紹介しました。
たくさんのWeb面接ツールが開発されているため、自社の目的を明確にしたうえで、課題を解決してくれるツールを選ぶことが重要です。
コストをかけずにWeb面接を行いたい場合は、無料ツールを利用するとよいでしょう。録画機能や画面共有機能なども使いたい、Web会議やWeb商談にも活用したい場合は、便利な機能が搭載された有料ツールを導入するのがおすすめです。
自社に合うWeb面接ツールを選び、採用活動を効率化していきましょう。
Web面接の実施で企業側が準備することや注意点について、こちらの記事で詳しく説明しています。
応募者にとっても使いやすいWeb面接ツール
本記事で紹介したように、現在はさまざまなWeb面接ツールが提供されています。そのため、採用活動に合わせて必要な機能が備わっているか、予算は見合うかなどを比較し、Web面接ツールを導入する必要があります。
しかし、忘れてはいけないのが、面接に参加する応募者の使いやすさです。
ビジネスでのWeb会議であれば、会社の安定したネット環境で、スペックのよいパソコンからWeb会議に参加することが想定されます。しかし、Web面接では、応募者の自宅のネット環境や使用するデバイスなど、ビジネス利用よりも劣るものが多いでしょう。
Web面接ツールの選定時は、低品質の場面でも安定した通信で使えるツールであるかを確認する必要があります。また、応募者のシステムへのリテラシーもさまざまです。操作が直感的でわかりやすいという点も、考慮しておきましょう。