DXの目的とは?正しくDXを推進するためのポイントを解説!

最近よく耳にする「DX」ですが、「DX」とはどんな目的のために、なぜ必要とされているのでしょうか。DXを推進するためには、「目的」を定めることが重要です。この記事では、企業がDXをおこなう目的や、ポイントについて紹介します。

更新日:2022.5.25

最近よく耳にする「DX」ですが、「DX」とはどんな目的のために、なぜ必要とされているのでしょうか。DXを推進するためには、「目的」を定めることが重要です。この記事では、企業がDXをおこなう目的や、ポイントについて紹介します。

DXの目的とは?

DXの目的は、「デジタル技術を活用すること」と捉えられてしまいがちですが、その段階では留まらず、デジタル技術を活用することによって独創的なビジネスを創造・展開すること、デジタルの活用によって競争優位性を確保することが、本当の意味でのDXの目的です。

経済産業省が発表しているDX推進指標のサマリーでは、DXの目的を次のように定義しています。

DXの目的は競争力強化であり、DXによって経営がどのように変わったか、競争力強化が実現できているかを定量的に表す指標としては、通常の経営指標を活用することが有効。

DX推進指標(サマリー)p.5

DXを推進する際にこのことを忘れてしまうと、目的のない、形だけのDX推進になってしまいかねないので、十分注意が必要です。

関連記事:DX推進の必要性とは?導入するメリット・デメリットを解説

DXに目的が必要な理由とは

先述したように、DXは目的ではなく、組織やモデルビジネスを変革するための手段のひとつです。

「○○を実現したい」「△△が課題なので解決したい」というような目的が先にあり、それを実現するための手段のひとつにDXがあるということです。

目的が異なれば、それを実現するための手段も当然異なります。目的が曖昧なままで「とにかくDXを推進しよう!」という目標だけでは、効果的なDX推進はおこなえないでしょう。

解決したい課題があり、そのための手段として、DX推進をおこなうことが重要です。

関連記事:DX推進の必要性とは?導入するメリット・デメリットを解説

DXの目的の例|職種・領域別のDXの目的を紹介

DXを推進する目的としてはさまざまなことが考えられ、部門によってDXに期待することは異なります。そこで以下では、職種別および組織全体におけるDXの目的例について、それぞれ説明します。

人事・経理部門におけるDXの目的

人事や経理は、採用や決算などの非常に重要なデータを取り扱うことが多いですが、それらのデータは紙で処理されることが多いのが現状です。

紙での処理の場合、記載や入力によるミスが発生しやすく、最近では在宅勤務やテレワークを導入する際の障壁になってしまうことも考えられます。

DXによってデータを電子化したり、承認手続きをシステム上でおこなうことで、ミスを減らしたり在宅勤務やテレワークをスムーズに推進したりすることが可能になるでしょう。

営業・マーケティング部門におけるDXの目的

営業やマーケティングは、顧客と適切なコミュニケーションを取ることが非常に重要ですが、このような場面でもDXは効果的です。

たとえば、自社のホームページにチャットボットを導入することで、顧客対応の負担を軽減することができます。また、チャットボットの活用はこれまでにはなかった顧客とのチャネルを増やすことにもつながります。

また、顧客管理システムを導入することで、顧客情報の管理や活用をおこなうことができるため、適切なコミュニケーションや営業・マーケティング活動が可能になり、売上の増加につながるでしょう。

関連記事:営業のDXとは?その意味や成功させる4つのポイントを解説

開発部門におけるDXの目的

商品開発をおこなう部門では、よりよい商品やサービスを提供するために、DXを活用することができます。顧客からの要望などは商品・サービスの開発や改善に必要ですが、顧客の要望をキャッチアップし開発に活用することは簡単ではありません。

そこで、デジタル技術を活用してデータの収集や分析をおこなうことで、顧客のニーズを把握できるようになり、商品・サービスの開発や改善を活かしやすくなるでしょう。

業務の効率化および生産性の向上におけるDXの目的

DXを導入することで、部門に限らず組織全体としての業務の効率化や生産性の向上が期待できます。業務を改善することで、従業員の業務負担の改善やエンゲージメントの向上につながるでしょう。

新たなビジネスモデルの創造におけるDXの目的

DXを用いることで、これまでにない新たなビジネスモデルを創造できる可能性もあります。DXによってこれまでにない方法でデータを活用したり、顧客とコミュニケーションをとったりすることができます。これを手がかりにすることで新しい価値を顧客に提供することも可能になるでしょう。

DX目的をより明確化することが成功のカギ

DXを推進するためには目的を先に定めておく必要がありますが、その目的をどの程度明確にするかも、DX推進成功のカギを握ります。

たとえば人事部門が抱える課題に対してDXを推進する場合、「人事部門が抱える課題」なのか、「人事部門がおこなっている特定の業務に関しての課題」なのかでは、DXを推進する際の納得度や具体性は大きく変わるでしょう。

目的をなるべく明確にすることを意識したうえでDXを推進することで、より効果的かつ効率的なDX推進が実現できるはずです。

DXの推進においては目的が重要であることを忘れてはならない

DXは導入・推進すること自体が目的ではありません。また、ITツールを導入するだけですべてが解決するわけでもありません。そのため、なぜDXを推進するのか、その目的を明確にすることがDXの推進を成功させるために必要不可欠です。

DXは部門が抱える課題や問題に対して推進されることもあれば、全社的な課題や問題に対して推進されることもあります。どちらの場合でも、抱えている課題やDX導入の目的をしっかり定めることで、DXをよりうまく推進できるでしょう。

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