中小企業も人事評価システムを導入すべき4つの理由!導入のタイミングも紹介!
人事評価システム
2023.10.11
2023.10.11
人事評価が上手くいかなくなってきているけれど、中小企業でも導入して有効活用できるかどうか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。人事評価システムは、中小企業でも大いに役立てることができます。今回は、中小企業で人事評価システムが必要な理由と導入の適切なタイミングを紹介します。これを機に、人事評価システムの導入を検討してみてください。
中小企業で人事評価システムが必要な理由
社員全員の顔と名前が一致している規模の企業において、人事評価システムを導入すべきかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、中小企業で人事評価システムが必要な理由を紹介します。
従業員一人ひとりのパフォーマンスを最大化させる必要がある
中小企業は、同業の大手企業に比べて商品やサービスの知名度が低い場合が多くあります。商品の知名度が低いなかでも販売して利益を上げなければいけないことを考えると、社員一人ひとりの営業スキル、販売スキルを向上させる必要があります。
人事評価システムを導入して適切な人事評価を実現することは、社員のモチベーションを向上させ、パフォーマンスの向上につなげることができます。少数精鋭の組織を作るうえで、人事評価を最適化させることは大切です。
定着率を上げる必要がある
中小企業は大企業と比べて早期離職が多い傾向にあります。大企業と比べて採用が難しい中小企業にとって、定着率を上げることは採用コスト・教育コストに大きく影響します。
中小企業は大企業と比べて、待遇面で劣ることがあります。中小企業に勤めながら他社の待遇の話を耳にしたとき、社員の頭には離職がよぎります。
このような不満は実際に待遇を上げるだけでなく、人事評価への納得感を上げることでも解消することができます。人事評価への納得感を上げるために、人事評価システムを活用することができます。
マネジメント層を育てる必要がある
中小企業が大きくなるにつれ、マネジメント層を育てる必要が生じてきます。
創業期は社長自身が直接マネジメントすることもできますが、人数が増えてくると次第にマネジメントが行き届かなくなります。そうなったとき、社長の分身となってマネジメントする人材を育てる必要があります。
人事評価システムでは、適切な人事評価項目を設定したり、社員の適性や実績をもとに人事異動のシミュレーションをしたりすることができます。マネジメント層として抜擢できる人材を見極めるためにも、人事評価システムは役立ちます。
優秀な人材を採用する必要がある
中小企業は一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮することが求められるため、優秀な人材を確保する必要があります。しかし、中小企業は知名度の低さゆえ、採用に苦労することがあります。
中小企業が優秀な人材を採用するには、社員がいきいきと働いていることを示すことが求められます。社員の高い勤労意欲を維持するためには、人事評価への納得感が重要な要素の1つとなります。
社員の満足度を上げ、優秀な人材が集まってくる企業にするためにも、人事評価システムは役立ちます。
中小企業が人事評価システムを導入する適切なタイミング
これまで、中小企業が人事評価システムを導入すべき理由を紹介してきました。ここでは、中小企業が人事評価システムを導入する適切なタイミングについて解説します。
社員の働きを隅々まで見れなくなったとき
社長含めマネジメント層が社員の働きを隅々まで見られなくなったとき、人事評価システムの導入を検討すると良いでしょう。
社員が50名を超えてくると、一人ひとりの顔と名前は一致していても、どんな業務をどの程度やっているのかを把握しきるのは難しくなるでしょう。そうなったときはマネジメント層の提言をもとに人事評価することになりますが、客観的なデータをもとに判断しないと、人事評価に公平を期することができなくなってしまいます。
こうした環境が続くと、社員のなかで不満が蓄積し、離職へとつながっていきます。このような事態を未然に防ぐためにも、社員の働きを隅々まで見られなくなったとき、人事評価システムの導入を検討すると良いでしょう。
働き方を変えるとき
働き方を変えるとき、これまでの人事評価制度がそのまま活用できなくなってしまうことがあります。
新型コロナウイルスの感染拡大によってテレワークが推進されています。テレワークでは社員の仕事ぶりを直接見ることができないため、これまでよりも成果をもとに評価をする必要が出てきます。
このように、働き方の変化に合わせて人事評価制度を見直すとき、人事評価システムを導入するいい機会になるでしょう。
社員の仕事への取り組み方を変えたいとき
企業を経営していくなかで、社員のモチベーションが低下することがあるでしょう。このような状況を続けていくと、やがて顧客が離れ、経営に悪影響を及ぼします。
社員の仕事への取り組み方を変えたいときは、人事評価の仕組みを変えることが効果的です。経営層が導きたい方向に社員が向かうように人事評価制度を組み直すと、経営層と社員双方にメリットがあります。
社員の仕事への取り組み方を変えたいときは、人事評価システムを導入すると良いでしょう。
中小企業も人事評価システムを導入しよう!
いかがでしたか。中小企業でも、人事評価システムを導入することで得られるメリットは多くあります。
離職率が高く、人材の採用に苦労する傾向にある中小企業では、社員の満足度の重要性が高くなります。社員が納得感を持って働ける環境をつくるためにも、この機会に人事評価システムの導入を検討してみてください。
企業のみなさまへ
あなたもDXログにサービスを掲載しませんか?
あなたもDXログに
サービスを掲載しませんか?