Web会議システム比較46選|価格と機能で比較!無料ツールも
テレワークやオンライン商談などで活用できるWeb会議は、多くの企業で導入が進んでいます。Web会議システムにはさまざまなツール・サービスがあるため、「どれを選べば良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。今回は、20のおすすめのWeb会議システムをピックアップし、価格や機能などを比較して紹介します。この記事を参考に、自社に合うWeb会議システムを選んでください。

Web会議システムを比較してみた
今回は、46個のクラウドWeb会議システムを比較してみました。
Web会議システムを選ぶ際には、あらかじめ利用する規模を想定しておくと良いでしょう。
Web会議システムには、大きく少人数利用をメインとするものと、大人数利用をメインとするもので備えている機能が異なります。商談や面接で使う場合は、参加可能人数が少なくても問題はないでしょう。しかし、画面共有や資料共有機能が備わっていたほうが、円滑なコミュニケーション可能となります。
大規模な会議やウェビナーで利用する場合は、1会議室あたりの参加可能人数を注意してシステムを選ぶ必要があります。
本記事では、それぞれのサービスの特徴と、料金・機能・対応人数を紹介しています。システム選定の参考にしてみてください。
おすすめのWeb会議システム比較6選
無料で使えるWeb会議システム比較7選
まだある!Web会議システム比較33選
Web会議システムとは?
システムの比較検討に入る前に、そもそもWeb会議システムとはどのようなものなのか、あらかじめ確認しておきましょう。Web会議システムと似たシステムとして、テレビ会議システムがあります。どのような点で違いがあるのかも理解しておくと、サービス選定の際に役立つでしょう。
Web会議システムとは
Web会議システムとは、インターネットを通じて会議をすることができるシステムのことです。
新型コロナウイルスの感染防止のために、テレワークの導入を検討している企業も多いでしょう。テレワークの導入を検討する上で、メンバーの顔が見えない状態でのマネジメントが上手くいくかどうか、不安に感じている方もいるでしょう。
Web会議では、インターネット環境さえあればパソコンやタブレット、スマホなどを通じてテレワークをしているメンバーと顔を合わせてコミュニケーションを取ることができます。
Web会議とテレビ会議の違い
Web会議は、インターネットを通じてパソコンやスマホなどから手軽にコミュニケーションを取ることができる仕組みです。それに対してテレビ会議は、テレビ画面を通して遠隔でコミュニケーションを取ることができる仕組みです。
テレビ会議では専用の回線を使用するため、Web会議と比べて音質や画質が良いというメリットがあります。一方、専用機器や運用のための費用、機材を置くための専用のスペースが必要となったり、管理の手間がかかったりします。テレワークに対応したいと考えるのであれば、Web会議システムを利用すると良いでしょう。
Web会議システムの機能
これまで、Web会議システムとはどのようなものなのか解説してきました。ここでは、Web会議システムに備えられている基本的な機能を紹介します。
チャット機能
Web会議システムには、チャット機能が備わっているものがあります。
大人数で会議をおこなっているとき、全員が一斉に話してしまうと聞き取れないということがあります。チャット機能を活用することで、1人が話している間にチャット上で意見を述べることができます。それにより、議論をより深めていくことができるでしょう。
画面共有機能
多くのWeb会議システムには、1つの画面を共有しながら話し合うことができる機能が備わっています。
テレワークでミーティングをするとき、同じ資料を見ながら話せないと、同じイメージを共有することが難しくなります。そういったときに画面共有機能を利用することで、離れた場所にいるメンバーと同じ資料を見ながら話すことができます。これにより、遠隔で話しているときに起こる認識のズレを最小限に収めることができます。
資料共有機能
多くのWeb会議システムでは、資料を共有することができます。また、なかには同じ資料を同時編集することができるものもあります。ミーティングをしながら議事録を作成したり、話の内容をあらかじめ用意しておいた資料に書き込みたいときに活用することができます。
自動議事録作成機能
自動議事録機能とは、Web会議の内容を自動でテキストに書き起こして議事録として作成する機能です。
Web会議システムをオンライン営業に活用する場合、「商談の予定が詰まっていて議事録を作成する時間がない」ということもあるでしょう。また、議事録を残しながら商談をすることで、話がスムーズに進まないということもあるでしょう。
自動議事録機能を搭載しているWeb会議システムを導入することで、このような問題を解消することができます。自動議事録作成機能はツールによって精度の違いもあるため、導入前のデモで十分な精度があるかどうか、確認しておきましょう。
同時通訳機能
同時通訳機能とは、相手が発した言葉をリアルタイムで翻訳し、字幕表示する機能です。
海外の方とWeb会議をする場合、外国語を上手く聞き取れず、話の内容を理解しきれないということがあるでしょう。しかし、同時通訳機能を利用することで、字幕を読みながら会話をすることができるため、外国語が苦手な方でも会議を円滑に進めることができます。
外国の方と連絡を取る機会が多い場合、同時通訳機能が搭載されているツールを導入すると良いでしょう。
自社に合ったWeb会議システムの選び方
Web会議システムの導入を決めたなら、自社のニーズに合った製品を選ばなければなりません。
ではどのような基準でWeb会議システムを選ぶべきなのかについて解説します。
導入する目的
まず考慮すべきなのは、「何のために」Web会議システムを導入するのかという点です。
たとえば初めてWeb会議システムを導入する場合、もっとも重視するのはどんな点かを考慮しなければなりません。
ビデオ通話ができることがもっとも重要なポイントなのか、数百人が参加できる会議をおこないたいかによって選ぶ製品は変わってきます。
もし会社で使っているアプリケーションなどと一緒に使いたいのであれば、その製品とアプリケーションが同時に使えるのかどうかを確かめる必要があるでしょう。
画面共有やファイルの共有、チャット機能など必要な機能は備わっているのか、会社のニーズに合った製品なのかを慎重に検討する必要があります。
セキュリティ対策
Web会議システムにおいてもっとも重要なポイントともいえるのがセキュリティ対策です。
Web会議システムを提供している企業の多くはセキュリティ対策をおこなっていますが、すべての製品が万全のセキュリティであるわけではありません。
そのためどの程度セキュリティ対策がおこなわれているのか、会社の重要な機密情報を取り扱う事ができるWeb会議システムなのかを調査するのは賢明です。
映像・音声の質
Web会議システムでは遠方にいる参加者とも通話しなければなりません。
場合によっては海外、とくにインターネットがさほど整備されていない国にいる社員や取引相手とビデオ通話しなければならないという状況も生じ得ます。
そのような場合にはWeb会議の音声や映像の質が重要になります。
もちろん日本国内のように安定した接続が得られる状況では高画質の映像や質の高い音声でWeb会議がおこなえるでしょう。
しかし海外の社員や取引相手とWeb会議をしているときに頻繁に音声や映像が途切れてしまうようではWeb会議システムを使っている意味がありません。
自動的に映像の画質を落としてくれる機能などが搭載されているWeb会議システムであれば、それほどインターネット接続が安定していなくてもスムーズに会議を進めることができます。
映像や音声の質が高いという点だけでなく、どんな状況下でもしっかり意思疎通が図れるシステムであるかが重要なのです。
高い操作性
Web会議システムを選ぶうえで、使いやすいかどうかはとても重要です。
Web会議システムを使うのは、若い社員だけではありません。中高年の社員もあまり気負わずに使いこなせるWeb会議システムを選ぶのがベストです。
あまりたくさんの機能が付いていると操作性が下がることがあるので、導入する際には慎重に検討することが必要でしょう。
操作性の悪いWeb会議システムを導入すると、社員が使用に消極的になり、結局通常の会議がおこなわれることになるかもしれません。
多くのWeb会議システムは無料のプランを提供しているので、最初は無料プランから始め、使いやすいことが分かってから有料プランに変更するという方法もあります。
サポートの充実度
Web会議システムを導入してすぐに使いこなすのは簡単ではありません。
とくに初めてWeb会議システムを使う場合にはそういえます。Web会議システムについてある程度詳しい人だったとしても、使い方が分からなかったり尋ねたいことがあったりするものです。
そんなときにサポートが充実していれば、すぐに問題を解決することができます。
迅速なサポートがあれば、Web会議システムの機能を最大限に生かせるだけでなく、ビジネスチャンスを逃すこともありません。
Web会議システムのなかには国外の企業が提供しているものも多くあります。そのようなケースではサポートが日本語に対応しているかも重要なポイントとなるでしょう。
Web会議システムを導入したものの、トラブルが発生して使えなくなってしまったという事態を避けるためにも、どのようなサポートが受けられるかを確認しておくことは重要です。
クラウド型かオンプレミス型か
Web会議システムを選ぶのに考慮すべき別のポイントがサーバーの種類です。
サーバーにはクラウド型とオンプレミス型とがあり、それぞれに特徴があります。
クラウド型はサーバーが外部にあり、自社でサーバーの管理をする必要がありません。インターネット上のサービスをそのまま利用することができるので、常に最新の状態を保ってくれます。
トラブルが発生した場合でも自社で対応する必要はなく、サーバーを提供している企業が対策を講じてくれるでしょう。
ただし、クラウド型はセキュリティ面でやや不安があります。たとえば社員が社外でフリーWi-Fiなどを利用してWeb会議システムを使った場合には、悪意のある第三者に侵入されてしまう恐れがあります。
クラウド型のWeb会議システムを利用するのであれば、社内のセキュリティ対策はもちろん、社員の教育にも力を入れるようにしましょう。
一方オンプレミス型のサーバーは、Web会議システムを利用する企業が管理します。
オンプレミス型のサーバーを利用した方が高品質のビデオ通話がおこなえ、接続も安定している傾向があります。さらにセキュリティでもオンプレミス型の方が信頼できるといわれています。
ただし導入に多額の費用がかかること、保守点検を自社でおこなわなければならないのが欠点です。
Web会議システムの無料版と有料版の違い
Web会議システムには、無料版と有料版のものがあり、それぞれ安全面や機能などで違いがあります。
無料版の場合、有料版のものに比べてセキュリティ面で不安が残る部分があります。また、映像面や音質面においても、複数人で接続すると通信が不安定になることもあります。一方、有料版は通信データが暗号化されているものが多く、合わせてオプション機能を活用してセキュリティを強化することができるものもあります。
同時に複数人が接続しても問題なく利用することができるため、大人数で同時に会議をおこないたい場合は、有料版のWeb会議システムの導入をおすすめします。
おすすめのWeb会議システム比較6選|ZoomやWebexなど
まずはじめに、テレワークにおすすめのWeb会議システムを4つ紹介します。
どのツールを導入すれば良いか迷ったときは、ここで紹介するWeb会議システムから検討してみてください。
①Zoom
「Zoom」は、Zoomビデオコミュニケーションズ社が提供しているWeb会議システムです。日本でもZoom飲み会やその他会議でも有名で、良く利用されています。URLを発行すれば、ワンクリックで会議に参加可能なシンプル機能で親しまれやすくなっています。
機能としては、複数の人と打ち合わせやミーティングの時にチームごとに分けることのできる、ブレイクアウトルーム機能や他のツールやアプリなどとの連携機能も多く、幅広く利用できるのが特徴です。
料金設定としては、無料から利用できます。1対1での打ち合わせやミーティングは、無制限で使用できます。複数利用の場合は、無料版で40分が最大となっています。有料版は1ライセンスにつき年額20,100円から利用でき、1対1でもグループでも無制限で利用できる仕組みになっています。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
基本 | 無料 | 100名 |
プロ | 2,000円 | 100名 |
ビジネス | 2,700円 | 300名 |
企業 | 2,700円 | 1,000名 |
機能
- 複数参加している中でも、チームごとに分けることができるブレイクアウトルーム機能
- 会議だけでなく、プライベートでの利用やウェビナーなど幅広く利用できる
- ChatworkやSlackなどたくさんの有名ツールやアプリと連携可能
②Microsoft Teams
「Microsoft Teams」は、マイクロソフト社が提供しているWeb会議システムです。ソフトウェアを開発している会社で有名なマイクロソフト社なので、セキュリティなどもしっかりしています。グループ同士でのプライバシーもしっかりコントロールして、ユーザーの管理を徹底しています。
便利な機能としては、背景設定を簡単にできる機能があります。バーチャル背景機能や背景をぼかす機能など豊富なので、環境にかかわらずWeb会議をすることができるでしょう。その中でもTogetherモード機能は、共通の背景に設定することができるので、別々の場所にいても同じ部屋でミーティングをしているかのような一体感を感じることができます。
料金は、無料から利用することができ、有料版であれば1ユーザーにつき月額540円からと低コストで始めることができます。無料版は会議時間の上限が60分なのに対し、有料版では最も安いプランでも24時間連続で利用可能となっています。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Microsoft Teams | 無料 | 300名 |
Microsoft 365 Business Basic | 540円 | 300名 |
Microsoft 365 Business Standard | 1,360円 | 300名 |
Microsoft 365 E3 | 2,170円 | 300名以上 |
機能
- プロジェクトを効率よく進行するために業務遂行管理のアプリとの連携ができる
- Web会議中にリアルタイムでの編集が可能で、ファイル保存や共同編集がスムーズにおこなえる
- 共同の背景に設定できる機能があり、チームが一体感を出してミーティングに挑むことができる
③Skype
「Skype」もTeams同様、マイクロソフト社が提供しているWeb会議システムのひとつです。Skypeは、法人向けに「Skype for business」というサービスがあります。「Skype for business Online」は2021年7月31日にサポート終了を予定しており、Microsoft Teamsの利用が推奨されていますが、オンプレミス版の「Skype for Business Server」は利用することが可能です。
SkypeとSkype for businessの機能的な違いとしては、やはり個人向けか法人向けかというところです。Skypeでの最大同時接続人数が25人なのに対し、Skype for businessでは最大250人との同時接続が可能となります。セミナー機能を利用する場合は、最大10,000人までユーザーを招待することができるので、参加者の多いセミナーや会議でも使いやすいでしょう。
機能
- Office365の各アプリケーションと連携でき、アカウント管理やセキュリティ面でも安心
- レコーディング機能で録画すれば議事録の代わりになる
④Skype Meet Now
リモートワークが世界中でおこなわれる前からWeb会議システムとして認知されていた製品といえば、Skypeではないでしょうか。Skypeの利用にはアカウントが必要でした。
しかし、マイクロソフト社が2020年4月から提供しているSkype Meet Nowは、アプリインストール不要、アカウント不要、完全無料で使用できるWeb会議システムです。
無料で利用できる手軽さはもちろんのこと、Skypeというネームバリューは安心感が抜群です。
また、画面共有はもちろん、背景をぼかすことや録音機能なども備わっています。
すでにWeb会議システムとしての立場を確固としたものとしているので、使用するのに抵抗感はないでしょう。
素早くWeb会議を開催できることや、国際通話をおこなう際のコストパフォーマンスのよさが大きな魅力です。無料なので、人数が増えると動作が鈍くなることがあります。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Meet Now | 無料 | 50名 |
⑤V-CUBEミーティング
「V-CUBE ミーティング」は、ブイキューブ社が提供するWeb会議ツールです。リアルタイムの翻訳機能などがあり、海外とのミーティングに利用しやす意のが特徴です。また、アプリのインストールが不要で、ブラウザで簡単に会議に参加することが可能です。
機能としては、会議のステータス機能が備わっており、ルームに入室する前に現在どういった状況なのかを把握することができます。また、参加者に資料が共有された時などに指さし機能が利用でき、ミーティング内で修正箇所や気になるところなどを素早く共有できます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ローカルプラン | 11,000円/ポート | 50名 |
グローバルプラン | 13,000円/ポート | 50名 |
機能
- アクセスURLを送るだけでスムーズにWeb会議が開始ができる
- アプリのインストールが不要で、ブラウザで参加も手軽にできる機能が備えられている
- アンケート機能があり、会議中に実施できる
⑥Lite FreshVoice
Web会議システムに興味はあるものの、本格的な導入の前にシステムを試してみたいという個人・企業におすすめなのが「Lite FreshVoice」です。
エイネット社が提供しているWeb会議システムで、参加者はIDもアカウントも、ログインもせずに会議に参加できる製品として人気を集めています。
アプリのダウンロードは面倒くさいと感じる方でも問題なく利用できるのが魅力の一つです。1つの会議室につき参加できるのは5人までと少なめなので、Web会議システムがどのようなものか手軽に試したいという方にぴったりといえるでしょう。
専任のスタッフが使い方やトラブルにしっかり対処してくれるのが大きなメリットで、使いやすさ抜群です。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
リミット10(月10時間まで) | 15,000円〜 | 同時接続端末5台まで |
リミット20(月20時間まで) | 25,000円〜 | 同時接続端末5台まで |
フラット(時間無制限) | 要問合せ | 要問合せ |
無料で使えるWeb会議システム7選
Web会議システム導入したいが、を新たな出費はできる限り抑えたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、無料で使えるWeb会議システムを比較して紹介します。
①Google Meet
「Google Meet」は、Google社が提供しているWeb会議ツールで、もともと法人向けソリューションのGoogle Workspace(旧G Suite)でサービスの一環として提供していたハングアウトがGoogle Meetにアップデートされました。
機能面では、画面のレイアウトをユーザーが自由に設定でき、特定の人を固定にするなど会議に集中できる仕組みになっています。Googleが提供しているということもあり、Googleカレンダーやその他の機能と連携しやすく、幅広く利用できるといったメリットもあります。
気になる料金設定については、無料で利用可能で有料版は月額680円からと、格安で登録が可能です。無料版と有料版の違いは、連続利用可能時間と参加可能人数です。会議時間については、無料版は1時間なのに対し、有料版は300時間と大幅に増えます。参加可能人数に関しては、無料版が100人なのに対して、有料版が150人~最大250人まで対応可能となっています。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Business Starter | 680円/ユーザー | 100名 |
Business Standard | 1,360円/ユーザー | 150名 |
Business Plus | 2,040円/ユーザー | 250名 |
Enterprise | 問い合わせ | 250名 |
機能
- 画面のレイアウト設定が自由にでき、会議に集中できる
- Googleの各種サービスとの連携機能が豊富で使いやすくなっている
- 英語のみ自動翻訳文字起こしの機能がある
②Chatwork
「Chatwork」は、Chatwork社が提供しているチャットツールです。その中にChatWork Liveという機能があり、Web会議に利用することができます。音声通話、ビデオ通話、画面共有など、簡単にでき、Chatworkに登録していてコンタクトを追加出来ていれば参加することが可能です。
機能としては、Chatwork内に搭載されているので、いつもやりとりをChatwork上で簡単に始められることができるメリットがあります。他社ツールであれば、アカウントを準備したり、参加者を招待をしたりなどと手間がかかりますが、Chatwork内のWeb会議では準備や招待に手間がかかりません。この手軽さがChatWorkの良さといえます。
料金としては、無料版であれば1対1でのやりとりが可能ですが、ビジネスプランに登録すれば、1ユーザーにつき月額500円で複数人でのWeb会議をすることが可能になります。1カ月お試し無料期間があるので、利用してみるのをおすすめします。
機能
- 手間のかかる参加者の招待やアプリのインストールなどもいらず、Chatworkのコンタクトに追加しているだけ始められる
- いつも利用しているChatworkでワンクリックで簡単につなぐことができる
③Slack
Slackはビジネスチャットツールとして世界中で利用されているサービスです。
当初からWeb会議システムとして提供されているわけではないものの、ビデオ通話や画面共有などもおこなえるためWeb会議のツールとして利用可能です。ビデオ通話や音声通話が無料でおこなえること、さまざまな種類のファイルを手軽に共有できることがメリットとして挙げられます。
世界中で75万社以上の企業がすでにSlackを導入しており、実績は十分です。
小規模のチームであれば無料プランを利用するのがよいでしょう。ただし無料プランの場合には、1対1の通話しかおこなえません。複数人でWeb会議をおこなう場合には有料プランにする必要があります。
プランはスタンダードで月額960円、プラスで月額1,800円、さらに大規模なWeb会議を検討している場合には営業担当者に問い合わせることになります。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
フリー | 無料 | 2名 |
スタンダード | 960円/ユーザー (年間払い850円) |
15名 |
プラス | 1,800円/ユーザー (年間払い1,600円) |
15名 |
Enterprise Grid | 問い合わせ | 15名 |
④Around
Aroundは、インターネットブラウザから簡単に会議を始められる無料のWeb会議システムです。
PCではWindows、Mac、LINUX、スマートフォンではiOS、Androidなど複数のOSに対応しており、いつも使用しているデバイスから会議室の作成や参加をおこなうことができます。
従来のWeb会議システムでは、システムを立ち上げると画面のほとんどが覆われてしまいますが、Aroundは映像のウィンドウを最小化し、目立たないUIを使用することで、十分なワークスペースを確保できるところが特徴です。
また、どんな場所にいても、ストレスフリーにコミュニケーションを取れるよう、AIによる自動ミュート機能も搭載されています。
人の声以外の余計なノイズを認識し、それらの音を自動で抑制してくれるので、相手との会話にしっかり集中できます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Free | 無料 | 30名 |
⑤BizMee
BizMeeは、インターネットブラウザから簡単にWeb会議を開ける無料のWeb会議システムです。
アプリのインストールや会員登録は一切不要で、会議の主催者はインターネットブラウザから会議室を作成し、そこに相手を招待するだけで利用が可能です。
相手と直接つながるP2P(ピア・ツー・ピア)方式で、クリアな音質で通信を実現できます。
もちろん、オンライン会議に欠かせないホワイトボード機能や画面共有機能は標準搭載されています。
より自社のニーズに適したシステムがほしいという場合は、オリジナルのWeb会議システムを作ることができるカスタマイズパッケージを利用すると、ロゴの配置や配色の変更、独自ドメインの利用などを自由にカスタマイズできます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 無料 | 6名 |
⑥Soba meeting
「Soba meeting」は、SOBAプロジェクト社が提供しているクラウド型Web会議システムです。完全無料で利用できるので、導入のしやすさが魅力です。無料にもかかわらず参加人数の制限もなく、複数人で使用しても問題なく利用が可能です。手間のかかるインストールも不要で、インターネット環境さえあれば場所を限られずどこからでも利用できるのも魅力のひとつでしょう。
ホワイトボード機能があり、メモを共有することができます。また、アップロードしたファイルに、直接その場の参加者全員が自由に書き込みができるようになっています。
他のWeb会議ツールでは、登録が必要であったりアカウントを増やすのに料金がかかったりしますが、参加人数が会議直前に増えてもSoba meetingはどちらも不要となっています。また、機能的にWebリテラシーが低い人でも使いやすい仕様になっています。
料金は、基本的には完全無料です。法人で利用する場合は、セキュリティ面も安全な有料版のSOBA ミエルカ・クラウドがおすすめです。
機能
- ホワイトボード機能で、PDFファイルを共有でき、直接書き込むことも可能
- 完全クラウド型Web会議システムなので、インストール不要で導入がしやすい
⑦Whereby
「Whereby」はWhereby社が提供しているWeb会議ツールです。URLの発行のみで会議ルームを共有することができます。また、管理者がアカウント登録をおこなえば、ゲストはアプリのインストール不要で、ワンクリックで会議への参加が可能になります。
コミュニケーションを取りやすいような画面上のスタンプ機能や会議のメモを残すことができるチャット機能などがあります。登録も使い方もとてもシンプルなので、悩むことなく導入することができるでしょう。有料版であれば、録画機能も使うことができるのでおすすめです。
無料版では、4人の参加者を招待することが可能です。有料版であれば、1ユーザーにつき月額9.99ドルから利用可能で、プロプランとビジネスプランがあります。月額14.99ドルのビジネスプランに登録すると、録画機能が追加されて最大参加人数も50人と大幅に増えます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Free | 無料 | 100名 |
Pro | 6.99ドル | 100名 |
Business | 9.99ドル | 100名 |
機能
- GoogleドライブやYouTube、Trelloなどとの外部連携サービスが豊富
- ルームロック機能で管理者が許可した人しか会議に参加できないように制御可能
まだある!Web会議システム比較33選
続いて、Web会議システムをまとめて紹介していきます。以下で紹介するWeb会議システムにはさまざまな特長があります。料金や機能以外の特長にも目を向けて自社にあうサービスを見つけてみましょう。
①MORA Video Conference
「MORA Video Conference」は、テリロジー社が提供するWeb会議システムです。ID制と会議室制の2種類で提供されていて、操作もシンプルで使いやすいのが魅力です。多機能なシステムであっても、使い方が複雑だとなかなか継続して利用をするのが難しい場合がありますが、MORA Video Conferenceは、よく利用される機能がアイコン化されているのでワンクリックのみで操作・起動ができるなど、誰でも継続して使いやすいような作りになっています。
Web会議をおこなう場合に必ず必要となってくるのがインターネット環境ですが、インターネット回線が不安定になることが多い環境での利用も音声を流せる仕組みを搭載していて、重要な会議の中断を抑えることができる機能があるのもおすすめのポイントです。セキュリティ面では、通信ログなどをリアルタイムに受信して確認できる機能があり、トラブル防止に一役買っています。
プランとしては、サーバー導入モデルとASPモデルがあり、それぞれ料金が異なります。自分でカスタマイズをして、機能を拡張させたいと考えている企業などは、サーバー導入モデルがおすすめです。初期費用は、1,078,000円となっており、年間の保守費用も別途かかってきます。
通常のWeb会議やセミナーをおこなうのであれば、ASPモデルがおすすめです。初期費用が、1IDにつき78,000円、月額費用が3,000円となっています。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ASPモデル | 3,000円/ID | 20名(拠点) |
サーバ導入モデル | 231,200円~(年額) | 20名(拠点) |
機能
- セミナーや研修などで使えるアンケート機能があり、匿名や項目を自由に設定してリアルタイムで集計
- Web会議中にその場でファイルを共有したり、送信したりできる機能が搭載されており、メッセージもリアルタイムでやりとりすることが可能
②ミエルカ・クラウド
ミエルカ・クラウドは、ニーズや目的に合わせてカスタマイズできる自由度の高いWeb会議システムです。
SOBAフレームワーク・クラウドと呼ばれるミドルウェアをベースに構築されており、新しい機能の追加やユーザーインターフェースのデザイン変更、OEM供給など、目的やニーズに合わせて自由にカスタマイズできるところが大きな特徴です。
もちろん、標準でもホワイトボードや画面共有、自動議事録作成、ライブ配信など、多彩な機能を搭載しています。
導入後は電話やメール、チャット、デモ会議室など複数の方法でサポートを受けることができます。
万が一、ミエルカ・クラウドに一度もつながらなかった場合、全額返金してもらえる「つながり保証」が適用されるので、初めてでも安心して導入できるでしょう。
料金は人数によって異なります。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 25,000円 | 5名 |
– | 45,000円 | 10名 |
– | 80,000円 | 20名 |
– | 180,000円 | 50名 |
③LiveOn
「LiveOn」は、ジャパンメディアシステム社が提供するWeb会議システムです。LiveOnは、性能もよく音声遅延と音切れの回避を促す機能を搭載しているので、会議の途中に止まってしまう、聞こえなくなるなどのストレスを軽減できます。
資料を参加者と共有できる機能や、イベントの配信機能など、さまざまなシーンで利用ができます。また、日本語以外の多言語にも対応しており、海外の取引先との会議や海外に支社を持っている企業の会議などでも利用できるでしょう。
料金形態は、2種類に分かれており、Web会議やセミナーでの普段使いであればASP型のプランが最適でしょう。1ライセンスにつき月額3,000円となっており、初期費用は78,000円となっています。
企業の専用システムとして取り入れたいと考えている場合は、オンプレミス型のイントラパックプランを利用すると良いでしょう。サーバーソフトの購入が1,000,000円となっており、クライアントソフトの料金が1ライセンスにつき78,000円となっています。そのほか、年間利用料が発生します。
機能
- グルーピング機能があるので、会議中にグループに分かれてディスカッションをおこなうことができる
- コール機能で、コールセンターやサポートセンター、受付窓口などとして活用することが可能
プラン | 月額料金 | 初期費用 | 対応人数 |
---|---|---|---|
ASP版 | 3,000円/ライセンス | 78,000円/ライセンス | 最大20名(拠点) |
イントラパック版 | 78,000円/ライセンス | 100万円 | 多人数モードの場合は無制限 |
④Fresh Voice
「Fresh Voice」はエイネット社が提供するWeb会議システムです。Fresh Voiceは、ユーザーのニーズに合わせて4種類のシステムの中から選択が可能です。重要な会議や商談に最適なWeb会議システムやウェビナー向けのシステム、個人向けのWeb会議システムなどそれぞれの課題に合ったサービスを選ぶことができます。有名なWeb会議システムの中でも、国内メーカーのサービスなので、サポートが手厚く問い合わせもしやすく安心して利用できるのも特徴です。
全拠点から書き込みのできるドキュメントとデスクトップの共有機能があり、管理者でなくても遠隔操作ができるなど、会議の幅が広がる機能が搭載されています。会議やウェビナー使いだけでなく、連携機能も豊富なのでカスタマーサービスなどにも活用ができるのが魅力です。
料金は同時接続可能数に応じて変わります。最安で月額15,000円から利用でき、定額プランもあります。サーバーレンタル型、オンプレミス型など、たくさんのプランから料金を選ぶことができるので、じっくり検討しましょう。
機能
- システム内の電話帳機能により、最大200のアカウント接続が3クリックで可能
- 同時発言でもしっかりと聞き取ることができ、会議をストレスなくおこなえる高機能な音声
⑤bellFace
「bellFace」は、ベルフェイス社が提供するオンライン営業システムです。bellFaceは、営業特化型のオンラインサービスで商談などに利用して、企業の売上に貢献します。
営業特化型ということもあり、普段の商談に用いる機能がオンラインで搭載されています。商談の際のプレゼンをスムーズにするシンクロプレゼンテーション機能や自分だけ見えるカンペ機能、見た目を整えてくれるビューティー機能などもあり、営業で利用する際にはとてもおすすめのシステムです。
他にもデジタル名刺機能や顧客管理のできるCRMとの連携が可能で、bellFaceひとつあれば企業の営業すべてが見える化できるようになります。
機能
- デジタル名刺機能で顧客の一元管理が可能になっており、その他のCRM機能との連携も豊富なので、顧客管理が容易にできる
- レコーディング機能で商談の様子を後から見返すことにより、教育にも使うことができる
- プレゼンテーション機能やトークスクリプト機能で、対面の商談よりも受注率をアップ
⑥sMeeting
「sMeeting」は、ドコモ・システムズ社が提供するWeb会議システムです。大手携帯会社が提供しているということもあり、セキュリティ面なども安心して使えるのが魅力的なところです。大きめのアイコンで表示がされており、操作もシンプルなのでWebリテラシーの低い人でも使いやすいのが特徴です。
資料共有機能が豊富で、管理者が共有すれば見たい資料が参加者のペースで参照することができます。切り替えの操作もシンプルで、ワンクリックですべて切り替えができるので使いやすさも抜群です。
管理者だけでなく、会議の参加者であれば、誰でもPCの遠隔操作ができるリモートコントロール機能があり、会議がより盛り上がることでしょう。動画配信の機能などもついていて、参加者全員で閲覧することができます。
Super Liteプランが、月額28,800円から使用することが可能で、初期費用は30,000円となっています。ライセンスが増える毎に料金が変わり、年間払いも対応しているのが特徴です。他社では、会議の回数や時間に制限のあるところが多い中、sMeetingは最安のプランでも制限がないというのも魅力のひとつでしょう。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
SuperLite | 28,800円/5ライセンス | 5名 |
Lite | 42,000円/10ライセンス | 10名 |
Standard | 60,000円/25ライセンス | 25名 |
機能
- ホワイトボード機能で、参加者が自由にテキストや図などを書き込める
- 資料共有の際に、メモを書き込める機能があり、会議終了後も見返すことができる
- リモートコントロール機能で、参加者が遠隔操作をすることが可能
⑦RICOH Unified Communication System
RICOH Unified Communication Systemは、事務機器、光学機器メーカーとして知られるリコー社が提供するWeb会議システムです。
使用する端末で、電話のようにアドレス帳から端末やデバイスを呼び出して接続するコンタクトID接続タイプと、クラウド上の仮想会議室に多彩な端末からアクセスする仮想会議室接続タイプの2タイプが用意されています。
社内の決まった相手と利用する、管理負担を削減したいという場合はコンタクトID接続タイプを、さまざまな相手と会議する、複数の端末からアクセスしたいという場合は仮想会議室タイプを選ぶなど、利用シーンやニーズに合わせて最適なプランを選べます。
アプリ版なら最大5つまでのIDを発行し、30日間にわたって無料でシステムを体験することができます。
プラン(コンタクトID接続タイプ) | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
シングルフラットM12(1~9コンタクトID) | 12,000円/1ライセンス | 無制限 |
シングルフラットM9(10~20コンタクトID) | 9,000円/1ライセンス | 無制限 |
シングルフラットM8(21~49コンタクトID) | 8,000円/1ライセンス | 無制限 |
シングルフラットM7(50~99コンタクトID) | 7,000円/1ライセンス | 無制限 |
シングルフラットM6(100~249コンタクトID) | 6,000円/1ライセンス | 無制限 |
シングルフラットM5(250~コンタクトID) | 5,000円/1ライセンス | 無制限 |
⑧Visual Nexu
Visual Nexusは、ネットワーク負荷をあまりかけずに高画質な映像でコミュニケーションを実現するWeb会議システムです。
PCでもビデオ会議専用端末とほぼ同等のフルHD画質で、相手の表情がはっきりわかるほどのビデオ通話が可能となります。
高画質なWeb会議はネットワークに大きな負荷がかかりがちですが、H.264ハイプロファイル対応によってネットワーク帯域を50%削減することで、高品質ながら低負荷での運用に成功しています。
インターフェースもシンプルでわかりやすく、クリックやドラッグ&ドロップなど簡単な操作でWeb会議の開始から資料の共有までおこなえるところがポイントです。
なお、Visual Nexusはニーズに合わせて規模やシステム全体をカスタマイズすることもできるので、自社のニーズに合ったシステムを導入したい人にもおすすめです。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
⑨CanSee
CanSeeは、臨場感あふれる高品質な映像を提供するWeb会議システムです。
インターネット回線上で高画質なHD映像の送受信をおこなうため、1IDあたり1,480円という低価格ながら、高品質な映像配信を実現しています。
インターネット回線の速度が変動した場合でも、システムが自動で回線状況や端末状況に合わせて調整するので、環境に応じた最適なコミュニケーションを取ることが可能です。
会議は会議用リンクをワンクリックするだけで簡単に参加できます。
参加者ごとのユーザー登録なども不要なので、多人数のミーティングや定例会議の準備を大幅に省けます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 1,480円/1ID | 25名 |
⑩GlobalMeet コラボレーション
GlobalMeet コラボレーションは、初心者にも使いやすい操作画面と、充実のサポートに定評のあるWeb会議システムです。
世界160拠点、60カ国以上でHDオーディオによる音声通話をおこなえる仕様になっています。
国内はもちろん、海外拠点ともクリアな音声でやりとりできるところが特徴です。
また、会議中は最大125名までの参加者を対象に、高解像度での画面共有サービスを提供しています。
プレゼンテーションファイルなど、共有したいものを自由に選択し、簡単クリック操作で参加者全員と画面を共有することができます。
わからないことやトラブルが起こった際は、現地の言語サポート担当者に24時間365日体制でアクセスできる多言語サポートを利用できるので、システムに不慣れな人にもおすすめです。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
スタンダード | 要問合せ | 125名 |
プレミアム | 要問合せ | 125名 |
エンタープライズ | 要問合せ | 125名 |
⑪Zoho Meeting
「Zoho Meeting」は、ゾーホージャパン社が提供しているWeb会議システムです。セミナー開催にも特化しているので、研修やライブ動画などの利用も可能です。画面共有の使いかたも豊富で、参加者と画面やアプリの共有をおこなったり、管理者がリモート制御をして、会議の進行をスムーズにできます。参加者をミュートにしたり、ロックをしたりたくさんの機能が使えるので、管理者と参加者双方が快適に使えるのが特徴です。
録画機能があるので、会議やセミナーに参加できなかった人にオフラインで共有することができます。セミナーや研修でであれば、再利用して何度も見ることができるので、とても良い機能です。また、セミナー機能の中に、セミナーへの登録と参加、投票結果、Q&Aに関するデータなど、CSVでダウンロードも可能な機能があります。記録をする手間が省けるので、安心して使えるでしょう。
料金形態は、MEETINGプランとWEBINARプランに分かれていて、MEETINGプランは、月額300円から利用が可能となっており、WEBINARプランについては、月額1,800円から利用可能となっています。
どちらも14日間の無料お試し登録ができるので、使ってみて検討するのもおすすめです。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 300円 | 10名 |
– | 600円 | 25名 |
– | 900円 | 50名 |
– | 1,200円 | 100名 |
機能
- カレンダー機能があり、GoogleカレンダーやZoho Calendarとの連携が可能
- 組織設定があり、メンバーをプレゼンターとして配置することができる
⑫PrimeMeeting
PrimeMeetingは、ソフトバンク社が提供しているクラウド型会議サービスです。
PCやタブレット、スマートフォン、テレビ会議専用端末、電話(音声のみ)など、多彩なデバイスに対応しており、参加場所やシーン、ニーズに合わせて自由に使用デバイスを選択することができます。
あらかじめ会議室に参加できる端末数だけを決めておけば、その範囲内で誰でも会議に招集できるため、参加者が事前に細かく登録したり、設定する必要はありません。
会議に招待したいメンバーへURLを送信すれば、参加者はワンクリックで手軽に会議へ参加できます。
なお、テレビ会議専用端末を利用する場合は、便利な自動接続機能を利用することが可能です。
専用端末に会議の予定を事前登録しておけば、予約時間に電源をつけておくだけで自動接続されるので、面倒な会議準備を省略できます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ダイヤルアウト | 15,000円/同時接続数 | 要問合せ |
ダイヤルアウトVPN SIP | 17,500円/同時接続数 | 要問合せ |
⑬Desk@Cloud
Desk@Cloudは、情報セキュリティメーカーのデジタルアーツが開発、リリースしたWeb会議システムです。
シンプルで使い勝手の良いUIの採用により、Web会議システム初心者の人でも簡単にオンライン会議を開催、参加することができます。
会議中は、画面やファイル共有、ホワイトボード機能、バーチャル背景、背景ぼかしなど、Web会議に必要な機能を一通り利用できるので、リアリティとプライバシー保護を両立したやりとりが可能です。
さらに、セキュリティメーカーならではの技術を活かし、誤送信防止機能や、ファイル共有の取消機能といった安心機能も採用しています。
デジタルアーツのセキュリティ製品と連携すれば、添付ファイルの自動暗号化など、より高いセキュリティを実現できます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 500円/ユーザー(毎年請求) | 50名 |
⑭Remo Conference
「Remo Conference」はRemo社が提供するオンラインカンファレンスサービスです。通常のWeb会議システムとは異なり、画面上にまず会場が設定されています。会場内は、各テーブルに分かれていて、ステージなども設置されています。
機能としては、個人ルーム機能やボード機能があり、Web会議でコミュニケーションをたくさん取りたいと考えている人にはとってはおすすめな機能です。ボード機能では、絵を描いたりなどもできるので、会議だけでなくプライベートでの利用も良いでしょう。もともと、テーブルが分かれていることあり、会議を途中で止めてチーム毎に分ける必要がないので、スムーズな会議が実現できます。
14日間の無料トライアルができ、一番安いプランで1IDにつき月額100ドルから利用できます。公式サイトでは、アメリカドルでの表記なのでプランの料金を確認してから利用するようにしましょう。
機能
- 最初からテーブルごとに座席を分けられるので、会議を途切れさせることなくスムーズな進行が可能
- ステージ機能があり、講演やセミナーでの利用ができる
⑮U ミーティング
U ミーティングは、サイバーリンク社が提供するWeb会議システムです。
PCに不慣れな人でも直感的に操作できるシンプルなユーザーインターフェースで、最大100人まで参加できるWeb会議をおこなうことができます。
会議中は、画面を共有したり、レーザーポインターを使って特定の場所を指し示したり、手書きのメモを作成することが可能です。
ホワイトボード機能を使えば、直接画面にメッセージを書き込めるので、ディスカッションや打ち合わせにも最適です。
PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にも対応しているので、オフィスや自宅、外出先、移動中など、さまざまなシーンでコミュニケーションを取ることができます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Basic | 無料 | 25名 |
Pro50 | 1,200円 | 50名 |
Pro100 | 1,800円 | 100名 |
Pro200 | 要問合せ | 200名 |
法人プラン | 要問合せ | 200名 |
⑯Spreed
Spreedは、ソフトウェアのダウンロードやインストールを必要としないブラウザベースのWeb会議システムです。
主催者も参加者もブラウザからWeb会議にアクセスできるので、必要な時にすぐコンタクトを取ることができます。
ビデオ通話だけでなく、チャットやファイルの共有なども可能で、マンツーマンの商談はもちろん、複数人でのミーティングにも活用できます。
データはエンドツーエンドで暗号化されるほか、2要素認証などのセキュリティ機能も搭載されているので、第三者への情報漏洩などのリスクも最小限に抑えられます。
利用プランは無料版も含めて3種類から選ぶことができます。
さらに、Meeting-Proパッケージで5つ、Meetingパッケージは3つの利用プランがあるので、自社にあったプランを選びましょう。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Freeパッケージ | 無料 | 3名 |
Meeting-Proパッケージ | 4,900円 | 5名 |
Meetingパッケージ | 19,900円/年間 | 20名 |
⑰EyeVision NEO
EyeVision NEOは、PCやタブレット、スマートフォンなどを活用したクライアントサーバー方式のWeb会議システムです。
防災システムとして、医療関連やテレビ局、内閣府などの自治体にも導入された実績があり、高画質、高音質および低遅延の特長が高く評価されました。
Web会議はもちろん、ライブ視聴からライブ配信、マンツーマンの映像通話モードまで、高品質な通信を実現します。
システムの設定をおこなえば、起動からログイン、会議室参加まで自動でおこなうことが可能となっており、初めてWeb会議システムを利用する人でも手軽に導入、利用できるでしょう。
データはすべて暗号化されるのはもちろん、ログイン時のユーザー名やパスワードに対しても独自の暗号化が施されるなど、セキュリティも万全です。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
TV会議機能 | 5,000円/ID(5ID~) | 16名 |
ライブ配信機能 | 3,000円/ID(10ID~) | 50名 |
TV会議機能+ライブ配信機能 | 6,000円/ID(5ID~) | 上記に準ずる |
⑱BlueJeans
BlueJeansは、さまざまな端末やシステムから会議をおこなえるWeb会議システムです。
H.323/SIPの通信プロトコルを持つテレビ会議専用端末であれば、ほぼ100%の互換性があります。
また、専用アプリをインストールするか、WebRTCと呼ばれる技術を利用すれば、PCやスマートフォン、タブレットからも簡単に会議に参加可能です。
1IDにつき一つの仮想会議室を利用することができ、最大200端末との多地点会議をおこなえます。
MCU(多地点接続装置)は世界5カ国に分散させているので、仮に一つのサーバーがダウンしてもサービスが停止する心配がなく、多地点会議をおこなっていても常にコミュニケーションを取ることができます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
要問合せ | 要問合せ | 200端末(人) |
⑲Active Web Video
「Active Web Video」はインフィニテック社が提供しているインサイドセールスのために作られたWeb会議システムです。アプリやプラグインをインストールせずに利用することができ簡単に利用することができます。顧客対応の窓口向けのサービスや派遣された社員と本社との打ち合わせなど、インターネット環境さえあればどこからでも利用することのできるシステムです。
チャット機能が吹き出しデザインになっていて、ディスカッション中のテキストでのコミュニケーションが取りやすいです。営業資料や会議資料もファイル転送機能で簡単に可能なところもメリットです。
また、クラウド・オンプレミスのどちらにも対応しており、自社に合った導入が可能です。利用料金については、問い合わせが必要です。
機能
- ブラウザのみでビデオと音声による会話、ファイル・画面共有機能、チャット機能など全てが動作可能
- インターネット環境さえあれば接続ができ、いつでもどこでも会議ができる
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 要問合せ | 5名 |
⑳TeleOffice
TeleOfficeは、シャープマーケティングジャパン社からリリースされているWeb会議システムです。
操作しやすいシンプルなアイコンと、きれいに拡大縮小表示できる独自の資料共有システムなどの機能を搭載しており、ストレスのないWeb会議を実現できます。
共有した元資料や、Web会議中に書き込みをおこなった資料などは個別にクラウドに自動で保存される仕様になっており、必要な時にいつでも閲覧や確認ができます。
資料や映像はすべて暗号化して通信されるのはもちろん、IDやパスワード、端末認証登録などにより、強固なセキュリティ環境下でコミュニケーションを取ることが可能です。
PCが手元にないときでも、スマートフォンやタブレットがあれば、会議を開催、ユーザーを召集することもできるので、出先でコミュニケーションを取りたいという時にも便利です。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ルームライセンス | 要問合せ | 11名(拠点) |
ハーフルームライセンス | 要問合せ | 6名(拠点) |
㉑B-Room
「B-Room」は、Bloom Act社が提供している、オンライン商談システムです。Web会議システムの中でも商談に特化していているのが特長です。アプリのインストールも不要で、ビジネスで手軽に利用するのにおすすめです。
商談に特化しているということもあり、プレゼン機能や資料の共有機能も充実しています。プレゼンで使用した資料の受け渡しは、ボタン一つで相手に提供が可能となっており、商談にも集中できます。
B-Roomを利用したことによる、削減コストの計算もシステム内で見える化でき、訪問の時よりもどれだけ原価が削減できたのか自動計算が可能です。自動議事録機能や商談履歴を追える機能があるので、商談後に顧客を追うのに使うことができます。
B-Roomは初期費用が掛からず、1ルーム月額35,000円から利用が可能です。ルームごとに料金が変わり、3ルームで月額69,000円、20ルーム以上で月額400,000円となっています。
機能
- プレゼン機能やトークスクリプト機能などの商談に特化した機能が豊富
- Web上での名刺交換ができ、経費の削減も可能
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ー | 月額35,000円 | 1ルーム |
ー | 月額69,000円 | 3ルーム |
ー | 月額400,000円~ | 20ルーム以上 |
100ルーム以上の場合は、特別価格プランも。
㉒FACEHUB
FACEHUBは、シンプルさ、使いやすさ、わかりやすさにこだわって開発されたWeb会議システムです。
ビジネスコミュニケーションに本当に必要な機能だけを厳選し、ボタンも少なくすることで、誰でもマニュアルいらずで操作できる使い勝手の良さを実現しています。
特別なソフトをインストールしたり、アカウントを作成したりする必要はなく、ブラウザまたはアプリで利用することができます。
Web会議をおこないたいときは、通話用のURLを作成して相手と共有するだけですぐにつながるので、Web会議システムを使ったことがない人でもすぐに現場で活用できるでしょう。
通話機能のほかにも、チャットボードやファイルの送信、ホワイトボードなどの機能が標準搭載されており、これ一つで多彩なコミュニケーションを実現します。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
– | 10,000円~/1ライセンス | 5名 |
㉓KDDI TeleOffice
KDDI TeleOfficeは、携帯電話事業でおなじみのKDDIが法人やビジネス向けにリリースしているWeb会議システムです。
月額934円/IDという低価格ながら、Web会議、資料共有、ホワイトボードなど、基本的なビジネスコミュニケーション機能を搭載しており、さまざまなビジネスシーンで便利に活用できます。
PCだけでなく、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末にも対応しているので、自宅や出先など場所を選ばずコミュニケーションを取ることができます。
タブレットやスマートフォンなどの特徴を最大限に生かした簡単かつシンプルなUIを採用しているので、PCに不慣れな人でもマニュアルなしで直感的に操作、利用できるのも嬉しいポイントです。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
インターネット接続 | 1,027円/ID | 制限なし |
イントラネット接続 | 1,320円/ID | 制限なし |
㉔GoToMeeting
GoToMeetingは、ビジネスでの活用を前提として開発されたWeb会議システムで
す。
オフィスはもちろん、外出先からの利用も想定し、PCやスマートフォン、タブレットなどのマルチデバイスに対応しています。
アプリをインストールすれば、すぐにでも離れた場所にいる相手とWeb会議をスタートすることができます。
商談や会議に役立つ画面共有や描画ツール、カスタム背景などの機能も搭載されているため、相手と資料を共有しながら対話したり、描画ツールを使ってわかりやすく説明したりすることも可能になります。
プランは全部で3種類あり、Enterpriseプランなら企業の規模やニーズにぴったり合わせてカスタマイズすることもできます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Professional | 12ドル(毎年請求) | 150名 |
Business | 16ドル(毎年請求) | 250名 |
Enterprise | 要問合せ | 3000名 |
㉕join.me
join.meは、ダウンロードやインストールが不要で、簡単にWebミーティングをおこなえるWeb会議システムです。
使い方は、メールアドレスを使ってアカウント登録したら、join.meのサイトからログインし、ワンタイムコードを取得、そして参加者にコードを伝える。以上の3ステップをおこなうだけととても簡単です。
参加者はアカウント登録も不要なので、相手に余計な負担をかけずにWeb会議をスタートできます。
プランは手頃なLiteプランを筆頭に、Pro、Businessと3種類から選ぶことが可能です。
Pro以上なら最大250人で一つの会議に参加できるほか、録音データなどを保存できるクラウドストレージやスケジューリング機能も利用できるようになります。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Lite | 1600円(年額請求) | 5名 |
Pro | 2408円(年額請求) | 250名 |
Business | 3600円(年額請求) | 250名 |
㉖RemoteMeeting
RemoteMeetingは、簡単&安全に利用できるシンプルなWeb会議システムです。
システムを利用するためのインストールは不要で、同じ企業のユーザー同士なら、Web会議室一覧の「ラウンジ」ページからワンクリックで会議に参加できるところがRemoteMeetingの特徴です。
「学ばなくても使える」をコンセプトに開発された便利なUI、UXで、直感的に操作できる視認性の高いシステムに仕上がっています。
さらに、参加者の表示位置をを自由に並び替えできることができたり、背景ぼかし、バーチャル背景など、さまざまな機能があります。
また、システムにAI技術を活用しているのも特徴の一つで、音声をテキストに自動変換したり、まわりのノイズを自動除去してクリアな音質を実現します。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ベーシック課金 | 従量制(29円/分) | 無制限 |
ユーザー課金 | 990円/ユーザー(5ユーザーから) | 無制限 |
㉗TeamViewer ミーティング
TeamViewer ミーティングは、デスクトップ共有やウェビナー、ファイル転送などに活用できるリモートデスクトップシステム「TeamViewer」で利用できるWeb会議システムです。
ワンクリック操作で簡単にWeb会議を開始できる便利な仕様になっており、参加者も既存のリストから選択するか、電子メールや電話などを利用して簡単に招待することができます。
必要な時にすぐ会議を開けるのはもちろん、あらかじめ会議をスケジューリングしておくことも可能です。
複数のミーティングを予定していても、忘れずに管理することができるので、営業担当のセールス活動や定例会議の開催などに役立ちます。
Microsoft Outlookとの連携にも対応しており、Outlookから直接参加者の招待やスケジュール作成などもおこなえます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ビジネス | 5,000円 | 1名 |
プレミアム | 10,000円 | 15名 |
コーポレート | 20,000円 | 30名 |
㉘VidyoConnect
VidyoConnectは、高品質かつユーザーフレンドリーな映像コミュニケーションを提供するVidyoが開発したWeb会議システムです。
Vidyoならではの優れた技術を活かし、PCをはじめ、スマートフォンやタブレット、専用端末、固定電話など、多様なデバイスで使えるオールマイティなシステムを実現しています。
どのデバイスもシンプルなインターフェースが採用されており、初見でも直感的に操作できる使い勝手の良さが魅力です。
Web会議システムにおいて重要なインフラは世界8カ国以上の拠点に配備されており、ユーザーの環境に合わせた接続先を自動選択することで、常に最適な通信環境を維持します。
多地点接続でもパフォーマンスは低下せず、多くの参加者でWeb会議を開いても、クリアなHD画質でスムーズなコミュニケーションをおこなえるでしょう
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
㉙VQSコラボ Business
VQSコラボ Businessは、高音質と国産ならではの高いセキュリティ技術を合わせ持ったWeb会議システムです。
音楽用圧縮技術のTwinVQの採用により、まるでその場にいるかのような音質と、映像の動きと音声がしっかり同期するリアリティの両立に成功しています。
セキュリティには、日本国産暗号として初めてインターネット標準暗号として承認されたCamelliaを採用しています。
電子政府推奨暗号リストにも選ばれた信頼のある技術により、通信のすべてが暗号化されるので、安心してWeb会議をおこなうことができます。
もちろん、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスにも対応しています。
クラウドサービスなので、ネット環境さえあればいつでもどこでも好きなときに相手とコミュニケーションを取ることが可能です。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
ミニマムプラン | 19,800円 | 3名 |
その他プラン | 要問合せ | 要問合せ |
㉚Lifesize
Lifesizeは、HDビデオで高画質な映像コミュニケーションを実現するWeb会議システムです。
音声にはOpusオーディオを採用しており、どこにいても美しい映像とクリアな音声で対話することができます。
PCやスマートフォン、タブレットだけでなく、テレビ会議専用機や電話機など多様なデバイスに対応しており、シーンや環境に合わせて使い分けられます。
インターネットを利用したデータのやりとりはセキュリティが気になるところですが、Lifesizeでは高いセキュリティ性に定評のあるAWSを採用しているほか、通話は完全に暗号化しているので、機密性の高い通話も安心しておこなえます。
プランはニーズに合わせて5種類から選択可能で、プランによっては同時に最大500台と接続できます。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Host Plus | 要問合せ | 300台(人) |
Fast Start Account | 要問合せ | 25台(人) |
Small Account | 要問合せ | 100台(人) |
Medium Account | 要問合せ | 300台(人) |
Large Account | 要問合せ | 500台(人) |
㉛SMART Communication & Collaboration Cloud
SMART Communication & Collaboration Cloudは、多様な方法でWeb会議に参加できる万能型のWeb会議システムです。
PCやタブレット、スマートフォンはもちろん、Skype for BusinessやWebRTC、テレビ会議システムなどを利用しての参加にも対応しているため、利用シーンやニーズに合ったコミュニケーションおこなうことが可能です。
必要最低限の基本機能は搭載されていますが、クラウド上にもさまざまなメニューがラインナップされており、必要な機能を自分で選んで追加で導入できるところも大きなポイントです。
会社ごとのニーズや、働き方の変化などに応じて必要な機能を導入すれば、常に最適な環境を整えることができるでしょう。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
Smart | 利用費:20,000円会議室利用費:4,000円/室 | 要問合せ |
SmartLE | 基本費:56万円会議室利用費:67,000円/1同時会議 | 要問合せ |
㉜LINC Biz
LINC Bizはシャープの子会社である、AIoTクラウド社が提供しているWeb会議ツールです。会議中にグループワークができるブレイクアウトセッションが可能なので、グループディスカッションをおこなような、研修などにも使いやすく魅力的です。また、少人数で利用する場合は、無料で無期限のフリープランがおすすめです。
会議開始前にチャットで通知が来る機能がついていて、たくさん会議のある忙しい人でも安心して設定できるでしょう。会議やテレワーク用だけでなく、ウェビナーとしての機能も充実しています。
ウェビナー内で利用可能な投票(選択型アンケ-ト)やリハーサル機能など、学会やプレゼン、セミナーにもおすすめです。
フリープランで無料から利用可能で、つなげられる人数によって費用が変わってきます。また、スタンダードプランが月額350円で、チャンネル数無制限やビデオ会議の複数利用可能など、無料よりも使える幅は広がります。
機能
- ウェビナーの機能が魅力的で、リハーサル機能や投票(アンケート)機能などがあり、セミナーや研修などをスムーズに進行できる機能が豊富
- ビデオ会議に限らず、チャット機能も使えてチャンネルを作成してその中でメンバーとチャットのやりとりができる
- チャット内でリマインダー機能があり、会議開始前にリマインドしてくれる
㉝Cisco Webex Meetings
「Webex Meetings」は、Cisco社が提供するWeb会議システムです。ワンクリックで画面共有が可能だったり、操作もシンプルなので世界中のWeb会議やビデオツールとして使われています。
顔認識の機能で、話し手に注目を向けて会議に集中できるメリットが合ったり、最大1,000人までの参加が可能ということで、大人数での会議もおこなえます。有名なWeb会議ツールということもあり、MicrosoftやGoogleなどとの連携機能も豊富です。
世界中で利用されているということもあり、多言語に対応しています。英語、中国語など海外拠点との会議などでもストレスなく使えるのが魅力です。
Webex Meetingsは、無料から利用することができ、小規模チームで利用するのであれば1名につき月額1,490円から利用可能です。大規模な法人での利用であれば、1名につき月額2,980円から利用できるので、ぜひ検討してみましょう。
プラン | 月額料金 | 対応人数 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 100名 |
Starter | 1,700円/ユーザー | 100名 |
Plus | 2,250円/ユーザー | 100名 |
Business | 3,400円/ユーザー | 200名 |
機能
- GoogleやOfficeとの連携機能が豊富で、カレンダーに登録したり資料を共有したりできる
- 会議中に特定のユーザーを指定し、アプリケーションやデスクトップ画面を共有できる機能を搭載
- PowerPointでのスライドショーを画面共有して会議をスムーズに進められる
Web会議システムの導入で得られる7つのこと
矢野経済研究所が7都府県で実施した調査によれば、Web会議システムを導入している企業は現在8割程度に上っています。[注1]
ただし地方の中小企業の場合、なかなかWeb会議システムの導入が難しいと感じている経営者の方も少なくありません。
Web会議システムの導入で得られること、メリットについて考えてみましょう。
1. 費用の削減
Web会議システムの導入によって得られる最大のメリットともいえるのが費用の削減です。
あまり意識しないかもしれませんが、通常の会議にはかなりの費用がかかっています。会議室を借りるのであればその賃料、遠方から参加者が来る場合には交通費・宿泊費、会議のための飲食費などが考えられます。
Web会議システムを導入すれば、こうした費用は必要なくなるでしょう。
とくに遠方から参加する社員の交通費や宿泊費がまったく必要なくなるので、大きな経費の削減になります。さらに通常の会議では参加者各自のために資料を印刷しなければなりませんでした。
しかしWeb会議システムを導入すれば、印刷された資料を参加者に配る必要はなく、画面による情報共有や電子データでの資料配布が可能となるでしょう。
2. 時間の節約
費用とともに削減できるのが時間です。Web会議システムを使えば、どこにいてもいつでも会議が開けます。
もし、社員が本社におらず遠方に出張におこなっていたとしても、インターネット接続さえあれば出先から会議に参加できるのです。
通常の会議の場合、すべての参加者がその場所に行かなければなりませんでした。たとえ社内に会議室があったとしても、ある程度の移動時間が必要だったことでしょう。
しかし、Web会議システムを導入すれば、自分のデスクにいても会議に参加できるので時間を効率よく用いることができるようになるのです。
もちろん遠方から来る社員の移動時間もなくなり、より重要な業務に集中することが可能となるでしょう。参加者各自の時間調整もより容易になり、調整に費やしていた時間も節減できます。
3. 迅速な情報共有と意思決定
これまでは情報を共有するために会議がよく用いられていました。確かに人を集めて話をすれば情報を共有することはできます。それでも一回の会議ですべての情報を共有し決定を下すことは困難だったでしょう。
しかしWeb会議システムを使えば迅速に情報共有がおこなえるだけでなく、その場で意思決定をおこなうことも可能となります。
Web会議システムの画面共有を使えば、すべての参加者が同じ資料を見ることができます。さらに変更点や追加点をその場で資料に追記することもできるので、常に最新の情報をすべての参加者と共有できるのです。
結果として結論を先延ばしにする必要がなく、会議の終わりに意思決定がおこなえることが少なくありません。
4. コミュニケーションの活性化
Web会議システムを導入する別のメリットはコミュニケーションの活性化です。大規模な企業になると社員同士、上司と部下のコミュニケーションは難しくなります。
さらに、通常の会議では自分の席次などの要素も相まって発言しにくいと感じる方は少なくありません。しかし、Web会議システムを使えば比較的発言しやすい雰囲気が醸成されやすく、コミュニケーションが活発になっていきます。
さらにWeb会議システムを使えば、より手軽に短時間の会議を開けるようになるためほかの部署の社員と頻繁に意見交換ができるようになります。すると部署間のコミュニケーションが密になっていき、会社全体に広がっていくでしょう。
コミュニケーションが活発におこなわれるようになると、社員のやる気が上がり、連絡不足に起因するミスも減っていくはずです。
5. 低コストでの運用が可能
Web会議システムの大きな魅力は、低コストで運用できるという点です。現在リモートワークが進められているなか、Web会議の重要性は日に日に高まっています。
Web会議システムのなかには、性能が制限されるものの無料で利用できるものも多く、出費を最小限に抑えつつWeb会議システムを利用したい企業も導入しやすくなっています。
最初は無料プランを試してみて、便利だと感じたら有料プランに切り替えることも可能です。有料プランも月額数千円のものが多いので、それほど負担に感じることはないでしょう。
Web会議システムはシステムを提供する会社がメンテナンスやセキュリティ対策をおこなうので、月額利用料以外のランニングコストがほとんどかからないというのも大きな魅力です。
6. 多様な働き方の支援
Web会議システムの導入によって、多様な働き方も可能になります。リモートワークが推進される前から、在宅勤務をしている方はいました。
しかしリモートワークをしていても、会社で会議がある場合には出社する必要があったかもしれません。
さらに商談をするために出張しなければならないということもあったでしょう。しかし、Web会議システムの導入によって、自宅にいながら会議や商談に参加できるようになりました。
在宅勤務がより身近な存在になり、多くの人がリモートワークに切り替えるきっかけとなったのです。
7. 責任者が不在になるリスク回避
責任者が会議に参加するためにその場を離れなければならない状態になると、トラブルに対処することが難しくなる恐れがあります。
しかしWeb会議システムを利用すればその心配はありません。
今いる場所にとどまりながらWeb会議に参加できるため、トラブル発生時も迅速に対処することができます。
もし責任者が自分でトラブルに対応できなかったとしても、その場の状況を見て的確な指示を出すことができるでしょう。
責任者が会議参加のためだけにいなくなってしまうリスクを低減するために、Web会議システムは役立つのです。
Web会議システムの導入時に注意すべき4つのこと
Web会議システムの導入によってさまざまな恩恵を受けられますが、ただ導入すればよいというわけではありません。
Web会議システム導入時には注意すべき点がいくつかあります。では、その注意点について見ていきましょう。
1. セキュリティ対策を万全におこなう
Web会議システム導入に際してもっとも重要なポイントとなるのがセキュリティ対策でしょう。
悪意のある第三者がWeb会議を盗み聞ぎしたり、共有されている資料を不正にダウンロードして悪用したりする恐れがあります。
もちろんWeb会議システムを提供している企業もセキュリティ対策をおこなっており、会議に参加できる相手を限定することができますが、情報漏洩のリスクは常に存在します。
会社には顧客情報や新商品の情報など非常に重要な情報が保管されているので、しっかりと情報を守るためのセキュリティ対策が必要となるのです。
暗号化機能や接続IDの設定、アクセスできるIPアドレスを限定することなど、おこなえるセキュリティ対策はたくさんあります。
万が一Web会議システムの使い方を間違えて情報が漏れてしまった場合には、会社の信用が失われ企業活動を続けていくのが困難になる恐れもあるので注意が必要です。
2. 社員の教育をしっかりおこなう
Web会議システムのセキュリティがしっかりしていても、社員が使い方を理解していなければやはり情報漏洩のリスクがあります。
たとえばWeb会議システムの操作ミスによって機密情報を外部に送ってしまった、不特定多数の人が重要な情報を閲覧できる状態にしてしまったといったケースでは、やはり企業としての信用を失ってしまいます。
加えてWeb会議システムを用いるようになると、自宅や公共のスペースで会議に参加できるようになります。
社内であれば悪意のある第三者を排除することができますが、社員の自宅や公共のスペースではそれができません。
もしかするとWeb会議の内容や資料を、近くにいる人に見られてしまうかもしれないのです。
こうした点を考慮すると、Web会議システムを使う際のルール作りをおこない、社員に徹底させることが重要であることが分かるでしょう。
3. 社員の評価方法をあらかじめ決めておく
意外と見落としがちですが、社員の評価方法をあらかじめ決めておくことも非常に重要です。
とくにリモートワークで業務をおこなっている社員に関しては、どのように働いているのかをチェックするのは困難です。
Web会議システムを導入することになれば、出社する機会はいよいよ減るため、適切にその社員の働きぶりを判断するための基準が必要となるでしょう。
出社している社員とリモートワークで仕事をしている社員がいる場合には、不公平感を感じることがないような評価方法を定めておくことがとても大切なのです。
4. 社員のプライバシーに配慮する
Web会議システムはインターネット接続さえあればいつでもどこでも会議に参加できます。
そのためリモートワークをおこなっている社員は、自宅からWeb会議に参加することになるでしょう。
これはメリットである一方、社員からすると普段は見せない自宅が自分の背景に映ってしまう可能性があることを意味しています。
部屋の中が映ってもまったく気にならない人もいますが、人によって感じ方はさまざまなのでWeb会議システム導入の際には、社員各自のプライバシーに配慮することも忘れないようにしましょう。
Web会議システムがもっとわかる
いかがでしたか。今回、多くのWeb会議システムを紹介しました。ここで紹介したシステムの中から、自社に最適なWeb会議システムを選んでみてください。
中にはサービスがあまりにも多すぎて、どれを導入すればいいのか決められない方もいるかもしれません。そんな方は、Web会議システムの選び方ガイドをご覧になると、よりスムーズに検討できます。このガイドでは、本記事で触れなかった、操作性やサポート体制などの選び方のポイントについても説明しています。
また、Web会議システムを選ぶ際の注意点などにも注目して説明しているので、社内への導入を検討されている方はぜひチェックしてみてください!

また、DXログマガジンには、オンプレミス型のWeb会議システムや、Web会議におすすめのカメラ・スピーカーを紹介している記事もあります。興味のある方は要チェックです!