経費精算アプリ比較8選|無料で使えるアプリや比較のポイントを紹介!
経費精算アプリとは|スマホで使える経費精算システム 経費精算アプリとは、スマホやタブレットなどから経費精算ができるアプリのことです。経費精算システムのなかには、PCだけでなくアプリでの利用に対応しているものも多くあります…

経費精算アプリとは|スマホで使える経費精算システム
経費精算アプリとは、スマホやタブレットなどから経費精算ができるアプリのことです。経費精算システムのなかには、PCだけでなくアプリでの利用に対応しているものも多くあります。
経費精算アプリの機能には、レシートや領収書をスキャンで読み取り、経費精算に必要な情報を自動で入力する機能や、ICカードと連携して交通費履歴を自動で取り込む機能などがあります。これらの機能によって、経費の申請にかかる入力・確認の作業を簡単にしたり、入力ミスを防止したりします。
また、経費精算アプリでは、申請をおこなうだけではなく、経費精算の承認をおこなうことも可能です。経費精算アプリを使えば、PCがない外出先でも申請・承認業務をおこなうことができるため、経費精算にかかる時間を短縮し、業務負担の軽減を図ることができます。
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経費精算アプリ比較のポイント
アプリに対応した経費精算システムにはさまざまなものがあります。経費精算アプリを選ぶ際には、どのような点で比較するとよいのでしょうか。次に、経費精算アプリを選ぶ際に見るとよい比較ポイントを解説します。
必要な機能が揃っているか
経費精算アプリを比較する際に、まず大切なのが、自社の利用目的に合った機能が備わっているかどうかです。たとえば、経理担当者の負担軽減を目的とする場合は、自動仕分けや規定違反チェックなどの機能が搭載されているもの選ぶとよいでしょう。交通費などの精算が多い場合は、ICカードの連携や読み取り、定期区間の自動控除などの機能が搭載されているものが便利です。
経費精算アプリによって充実している機能も異なるため、必要な機能については詳しく見ておきましょう。
自社のスマホに対応しているか
経費精算アプリが自社のスマホに対応しているかどうかは、経費精算アプリ選びの際の重要なポイントです。自社のスマホのOSはiPhoneかアンドロイドか、経費精算アプリはそのOSに対応しているかどうかを確認しましょう。
また、OSに対応していても、機能に制限があるという場合もあります。必要な機能が自社のスマホで利用可能かどうか、事前に詳しく調べることが大切です。
領収書やレシートの読み取り機能の精度は高いか
多くのアプリに搭載される領収書やレシートの自動読み取り機能は、手入力による記載や項目の入力を省くことができるという点でとても便利です。しかし、原本の状態が汚れていたり折れ曲がっていたりした場合や、手書き文字やサイズの小さい文字の場合、十分な精度で読み取りが難しいケースもあります。
近年の経費精算アプリではOCR機能の精度は高まっていますが、実際にどれくらい正確なのかを確認したうえで導入を検討しましょう。
セキュリティ対策は充実しているか
経費精算アプリをスマホで利用する場合、セキュリティ面の充実度も重要な比較ポイントの一つです。紛失や不正アクセスなどのリスクに備えて、利用端末の制御や通信の暗号化、データバックアップの体制などのセキュリティ対策がどれくらい講じられているかを事前に確認しておきましょう。
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無料プラン・トライアルのある経費精算アプリ6選
ここまで、経費精算アプリの比較ポイントについて解説してきました。ここからは、実際の経費精算アプリを紹介していきます。まずは無料プランやトライアルのある経費精算アプリを紹介します。経費精算アプリ選びに迷う場合は、無料プランやトライアルを利用してから導入を決めるとよいでしょう。
無料トライアルありの経費精算アプリ①|ジンジャー経費
ジンジャー経費は、jinjer社が運営する経費精算アプリです。スマホアプリに対応しており、誰でも利用しやすく操作性に優れているのが特徴です。申請も承認もアプリで手続きすることができ、担当者や上長が外出中であっても滞りなく経費精算を進められます。
また、乗換案内サービスの「駅すぱあと」と連携しており、出発地と到着地を入力すれば自動的に最短ルートでの経費精算が可能です。
jinjer社ではジンジャー経費のほか人事、勤怠、労務など、ジンジャーシリーズとして各種人事関連システムも取り扱っており、これらのシステムと連携させて人事データを一元管理できるというメリットもあります。
利用料金は1ユーザーにつき月額300円からで、低コストで運用していくことができます。無料トライアルが可能なため、システムを実際に体験したうえで導入を検討することができます。
無料トライアルありの経費精算アプリ②|Staple
Stapleは、クラウドキャスト社が運営する経費精算アプリです。経費精算アプリだけでなく法人プリペイドカードも提供しており、経費の立て替えの手間を省くことができます。交通系ICカードの読み取りや連携ができ、アプリからICカードの読み取りが可能です。アプリはiPhone(iOS)とアンドロイドの両方に対応しています。
また、SlackやChatworkなどのビジネスチャットと連携しており、チャット画面内でStapleの利用申請や承認をおこなうことができます。スタンダードプランの場合、1ユーザーにつき月額600円から利用を開始することができ、30日間の無料トライアルも用意されています。
無料トライアルありの経費精算アプリ③|ジョブカン経費精算
ジョブカン経費精算は、Donuts社が提供する経費精算アプリです。乗り換え検索サービスのジョルダンと連携しており、金額を自動算出できるほか、最安値の確認ができます。また、Suicaなどの交通系ICカードを読み取って交通費明細に反映させることも可能です。
アプリで申請や承認をおこなえるため、外出中でもスムーズに経費精算の申請・承認作業を進めることができます。さらに、メールやチャットで通知を送ることができ、申請期限が近づくとアラートを出すことも可能です。
料金は1ユーザーにつき月額400円で利用でき、30日間の無料トライアルをおこなうことが可能です。
無料トライアルありの経費精算アプリ④|マネーフォワードクラウド経費
マネーフォワードクラウド経費は、マネーフォワード社が提供する経費精算アプリです。マネーフォワード社は会計ソフトや給与計算ソフトなどさまざまなシステムを提供しており、マネーフォワードクラウド経費はそのシリーズの一つです。
マネーフォワードクラウド経費のアプリを利用すれば、レシートを撮影するだけで自動的に内容を読み取り登録してくれるので、手入力の手間が削減できます。
手書きの領収書は自動読取に対応していませんが、その場合はオペレーターに代行入力を依頼することも可能です。代行入力は、領収書1枚あたり20円となっており、依頼後1営業日内に明細登録が完了させることができます。
システムの利用料金は従業員数に応じて異なるため、詳細についてはお問い合わせが必要です。1~30名での利用であれば、1カ月の無料トライアルを利用することも可能です。
無料トライアルありの経費精算アプリ⑤|eKeihi
eKeihiは、イージーソフト社が提供する経費精算アプリです。20年の運用実績があり、幅広い規模の企業で利用されています。レシートや領収書をスマホで撮影し、OCRで読み取って自動入力することができます。また、モバイルICカードやクレジットカードとの連携も可能です。
eKeihiにはクラウド型とオンプレミス型があります。クラウド型は月額29,000円から利用でき、オンプレミス型は初期費用650,000円と保守費用(年間)72,000円から利用が可能です。
また、1カ月の無料トライアルを利用することができ、すべての機能をデモサイトで試すことができます。
無料トライアルありの経費精算アプリ⑥|経費精算freee
経費精算freeeは、freee社が提供する経費精算アプリです。freee社はクラウド会計ソフトを提供しており、経費精算の機能も備わっています。経費精算機能は個人向けプランのうちプレミアム、もしくは法人向けプランのうちベーシック以上のプランで利用することができます。
iPhone(iOS)に対応しており、スマホアプリで領収書の写真を撮って項目を入力すれば、申請をおこなうことができます。申請だけでなく、承認作業もアプリ上でおこなうことが可能です。
おすすめ経費精算アプリ比較2選
ここまで、無料プラン・トライアルが利用できる経費精算アプリを紹介してきました。このほかにも、経費精算アプリはたくさんあります。次に、おすすめの経費精算アプリを紹介していきます。
おすすめ経費精算アプリ①|楽楽精算
楽楽精算は、ラクス社が提供する経費精算アプリです。交通費、出張費、旅費、交際費などといった企業のさまざまな経費精算を一元管理することができ、経費の申請から承認、精算までを効率化します。
楽楽精算には規定違反をチェックしする機能もあり、確認や差し戻しなどにかかる労力を削減することが可能です。
さらに、承認された経費の情報から自動でFBデータを作成できるため、振込業務にかかる手間も削減することができ、業務が大幅に効率化します。FBデータは全銀協規定のフォーマットに対応しています。
楽楽精算は月額30,000円から利用することができますが、従業員数によって月額料金が変動するため、詳しい金額を知りたい方は料金シミュレーションを申し込むとよいでしょう。
おすすめの経費精算アプリ②|Concur Expense
Concur Expenseは、コンカー社が提供している経費精算アプリです。 Concurのモバイルアプリは、iPhone(iOS)とアンドロイド両方のOSに対応しており、旅費や出張管理、経費精算が可能です。スマホアプリで領収書を撮影すれば、OCRで情報を読み取り、データを自動入力することができます。
Concur Expenseは、外部サービスとの連携も豊富です。モバイル決済アプリや配車アプリなどと連携して、経費精算を効率化することができます。
また、旅費規定の自動チェックや監査証跡の自動保存などの機能により、不正防止や内部統制の強化も可能です。
自社に合う経費精算アプリで業務を効率化しよう!
いかがでしたか。今回は、経費精算アプリの比較ポイントや、おすすめの経費精算アプリについて紹介しました。この記事を参考に、自社に合う経費精算アプリを探してみてください。
また、今回はアプリに対応している経費精算システムを紹介しましたが、今回紹介したもの以外にも、さまざまな経費精算システムがあります。経費精算システムをもっと比較したいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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