CRM(顧客管理)アプリ7選|選び方のポイントやメリットを解説!

CRMとは、顧客の情報を蓄積し、分析することで営業活動を効率化するツールです。CRMのなかには、スマホやタブレットなどで使えるアプリに対応したものもあります。この記事では、アプリ対応のCRMのメリットや選び方、おすすめのCRMアプリを紹介します。

更新日:2022.5.25

CRMとは、顧客の情報を蓄積し、分析することで営業活動を効率化するツールです。CRMのなかには、スマホやタブレットなどで使えるアプリに対応したものもあります。この記事では、アプリ対応のCRMのメリットや選び方、おすすめのCRMアプリを紹介します。

CRMとは

CRMとは、「顧客関係管理(Customer Relationship Management)」のことです。顧客情報を蓄積・共有して営業活動を効率化したり、顧客分析によって顧客に合ったマーケティングをおこなったりして、顧客との最適な関係を構築する取り組みです。また、その取り組みをおこなうためのアプリやシステムのことをCRMと呼ぶ場合もあります。

関連記事:【かんたん図解】CRMとは?CRMの基本をわかりやすく解説

アプリ対応のCRMのメリット

今や仕事でも一般的に使われるようになったスマートフォン。さまざまな業務システムがスマホアプリに対応しています。多くのCRMもスマホアプリに対応していますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットを3つ紹介します。

場所を問わず、顧客情報を確認できる

アプリを導入することで、場所を問わず情報を確認できるので、スマートフォンやタブレットで手軽に顧客情報を確認をすることができます。
顧客に訪問する前の移動中でも、顧客の情報や接触履歴などを念入りにチェックすることができるため、より顧客に合ったコミュニケーションがとれるようになるでしょう。

リアルタイムに情報共有ができる

スマートフォンアプリに対応したCRMであれば、リアルタイムに情報共有をおこなうことができます。
例えば、スマートフォンアプリに対応しているCRMは場所を問わずに利用することができるため、訪問後にはすぐ顧客情報を入力することができます。そうすることで、その時点での正確な顧客情報を共有することができ、スピード感をもって業務に取り組むことができます。

地図や位置情報が使える

地図と連携可能なアプリを使用すれば、訪問する企業との位置関係をいつでも確認することができます。
GPS機能と顧客情報を一緒に確認できることで、外出先でも場所などを確認して、効率的に情報を取り入れることが可能です。訪問先のルート設計にも役立ち、手間をかけずに訪問先を決めることができるのもメリットでしょう。

CRMアプリと位置情報を連携させることで、メンバーの所在がわかるので管理にも有効活用ができます。リアルタイムで可視化できているので、訪問指示なども出しやすく迅速に動くことができるのでおすすめです。

関連記事:CRM導入のメリット・デメリットやSFAとの違いを徹底解説!

CRMアプリの選び方

ここまで、アプリ対応のCRMのメリットについて紹介してきました。では、アプリ対応のCRMを選ぶ際にどのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。ここでは、アプリ対応という観点から、CRMアプリの選び方について解説します。

入力などのアプリの操作は簡単か

CRMをアプリで利用することが多い場合は、アプリの使い勝手の良さはとても重要です。アプリが使いやすいと、外でもCRMを利用しやすくなり、訪問前の顧客情報の確認や、訪問後の情報入力も楽になります。
CRMアプリは情報を蓄積し活用することが重要であるため、日常的に使ってもらえるよう、社員にとって使いやすく、情報入力しやすいアプリを選ぶことが大切です。

セキュリティ対策は万全か

モバイル端末でCRMアプリを使うことが多い場合、セキュリティ対策も重要なポイントの一つです。
CRMアプリにはその性質上、顧客情報や属性、行動履歴などの機密情報がたくさん蓄積されます。そのため、情報漏洩などのセキュリティ事故には十分に気を付けなければなりません。
とくに、外出先などでCRMアプリを使う場合、モバイル端末の紛失や盗難などにも注意する必要があります。
そのため、データの暗号化やログ監視などのセキュリティ対策に加え、端末制御や権限設定などのセキュリティ対策が可能かどうかを確認しましょう。

無料のCRMアプリ3選

ここからは実際に利用できる、無料のCRMアプリを3つ紹介していきます。無料でも利用できる機能の幅は広いので、CRMのアプリ導入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

また、アプリ対応以外にも、無料のCRMをもっとたくさん比較したいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事:無料のCRMツール(顧客管理システム)10選|選び方も解説!

Zoho CRM

「Zoho CRM」は、ゾーホージャパン社が提供するCRMアプリです。
企業のニーズに柔軟に対応しており、高機能でコストも抑えられ、さまざまな業種から支持されています。

Zoho CRM顧客情報の管理をはじめ、見積書や請求書を作成できる機能やデータ承認のレビューを残せる機能などがあります。これから力を入れていきたい顧客や受注度の高い顧客を振り分けて、スコアリングで判定する機能もあります。

連携機能も豊富で、CTI連携やアンケートフォームシステムとの連携も可能です。アンケート結果からアクションプランを自動化できる機能もあるので、日々の営業活動で活用できるでしょう。

関連記事:Zoho CRMの料金・機能・使い方を紹介!無料版もあり

HubSpot CRM

「HubSpot CRM」はHubSpot社が提供するCRMアプリです。
営業担当者やリーダーが自分の仕事に専念できる機能がたくさんあり、売上や進捗状況も把握がしやすく顧客情報の管理だけではないのがHubSpotの特徴です。

商談の予約や日程調整の手間が省け、顧客向けの個人のアカウントでのやりとりもCRM内で追いかけることができます。HubSpot内で電話をすれば、電話を録音することも可能です。自動にレコーディングをしてくれるので、後々の振り返りや管理者が内容を確認するのも容易となります。

GmailやOutlookなどとの外部連携も簡単で、使い慣れたサービスを拡張することが可能です。連携後は、送受信したメールの内容が自動的に保存され、開封の際には通知が届くなど、便利な機能がたくさんついています。

上記に記載した機能は、全て無料で利用できます。有料プランでであれば、見積もりの機能などが追加されるので、無料で利用してみて足りない機能があれば、有料プランへの切り替えも考えてみましょう。

関連記事:HubSpot CRMの料金や評判などを紹介!無料プランもあり

FlexCRM

「FlexCRM」は、ノイアンドコンピューティング社が提供するCRMアプリです。
シンプルな機能で、カスタマイズなどの複雑な導入でコストをかけず、どんな企業でも導入できるようなサービスを提供しているのが特徴です。

顧客管理の機能をはじめ、新規顧客と既存顧客をバランスよくマーケティングできる機能が備わっています。CRM内で費用対効果を測りながら、顧客へのDMの発送やセミナー、イベントの管理、SNSでの通知などの管理をおこなうことができます。

対応ステータスの管理や分析、進捗に合わせたスケジュール管理など、訪問などの商談履歴だけでなく、コールセンターなどの電話対応も分析して、追うことが可能になります。

無料で利用することができ、少人数であれば無制限で試すことができるので、お得なプランでしょう。有料になるとストレージ制限が増えたり、プラットフォームが高性能になります。

定番のCRMアプリ4選

では、次は定番のCRMアプリにはどのような種類があるのかみていきましょう。今回は4つ紹介していきます。アプリによっては、独自の機能のついたものなどもあるので、組織の課題に合ったものを選びましょう。

Salesforce

「Salesforce」は、セールスフォース・ドットコム社が提供しているCRMアプリです。
企業独自のモバイルアプリを数分で作成できるのが特徴です。

さまざまなデバイスから連携ができ、Salesforce内で顧客情報が確認できます。アプリ内の操作もシンプルです。
また、ダッシュボード機能で、状況を迅速に把握することができ、スマートフォンでも日々の営業活動の全体像を把握できるので便利です。

SiriやGoogleなどのAIの音声操作で簡単にダッシュボードにアクセスできるのもアプリのメリットです。アプリ内の機能の使用状況に合わせて自分の好みにカスタマイズできるので、必要な情報に迅速にアクセスができます。

カスタムアプリで機能を拡張するには、有料で料金がかかります。1ユーザーあたり月額3,000円から利用できるので検討してみましょう。

関連記事:セールスフォースとは?使い方や料金、評判などを紹介!

UPWARD

「UPWARD」は、UPWARD社が提供するCRMアプリです。
モバイルCRMで業務を効率化し、日々の営業活動を快適にします。機能としては、訪問スケジュールを一括で作成できたり、移動ルートや手段をナビゲートしてくれたりする機能もあります。

Salesforceとの連携機能があり、シームレスで連携が可能です。簡単に顧客のデータをより細かく分析して売り上げアップを助けてくれるでしょう。

UPWARDは、どのような課題があるのかを相談してから最適な料金を案内しているため、企業の状況によって料金はさまざまです。定額のプランはないため、導入を考えている人は一度問い合わせてみましょう。

実際に導入した企業の声としては、「1年後に売上が5.5倍になった」「訪問の効率化が実現できた」「営業担当と本部との連携を強化することができた」などがあります。

kintone

「kintone」は、サイボウズ社が提供する業務改善プラットフォームです。
kintoneは、利用者のあらゆる仕事に合わせることのできる業務システムで、kintoneひとつあればどのような仕事にも導入が可能です。

データに基づいたコミュニケーションをとることができるので、指示などもしやすくなるメリットがあります。過去のやり取りもデータとして残るため、異動などがあったときに引き継ぎの手間も減り、効率化できます。

アプリ内でデータを蓄積し、コメントを入れてアドバイスや指示ができる機能があるので、情報を分散させずに一箇所に集中させることができます。「あらゆる仕事に導入できる」ことがkintoneの特徴であり、アプリを自分の思い通りにカスタムできるのもメリットでしょう。

初期費用は無料で、5ユーザー契約すれば、その後は1ユーザー単位で契約できます。スタンダードコースとライトコースがあり、利用できるアプリの個数や外部サービスとの連携などによって変わります。

また、連携できるサービスが豊富で、請求書や契約書などの労務系のサービスから日報管理や人材配置サービスまで、幅広い連携が可能です。

導入企業としては、管理者がメンバーの抱えている仕事を把握し、17時終業を実現させた企業や、データとして情報をまとめることで紙でのやりとりが不要になり効率化できた病院などがあります。

Sansan

「Sansan」は、Sansan社が提供する名刺管理サービスです。
名刺データをベースにしたCRMアプリの機能で営業の効率化を図ります。名刺をデータ化することで、その情報をアプリ内で一元管理します。名刺交換をした相手とどのように接触したのかなどのデータを蓄積していくことで顧客情報の管理がしやすく、後にその情報が会社の資産となります。

アプリを入れておけば、紙の名刺をスマートフォンで撮影し、その場でアプリ内でアップロードできます。スキャン後、端末には名刺データが残らないように削除するため、セキュリティ面も安心です。
また、Eightとの連携機能で、顧客の企業情報や詳細もすぐに把握できるため、いつでも顧客の企業のニュースをいつでも知ることができます。

料金は3つのプランに分かれており、名刺管理・共有だけのプランや、それ以外のデータを活用するプランなどがあります。必要な機能によって料金が変わるので、導入を検討している方は見積もり依頼をしてみましょう。

アプリ対応のCRMで効率的な顧客管理を!

いかがでしたか。
今回は、CRMアプリやアプリ対応のCRMを選ぶ際のポイントを紹介しました。外出先でのCRMの利用が多い場合は、アプリ対応のCRMを利用するとよいでしょう。

また、アプリ対応のもの以外にもCRMツールにはさまざまなものがあります。たくさんのCRMのなかから網羅的に比較したいという方は、こちらの記事も参考にしてください。

https://dxlog.biz/media/atcl-3996/

https://dxlog.biz/media/atcl-3916/

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