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CONTRACTHUB@absonneとは?

「CONTRACTHUB@absonne」は、日鉄ソリューションズ社が提供する電子契約サービスです。2013年にサービスを開始した同サービスは、電子契約のパイオニアとして市場売上シェアNo.1を獲得しており、現在でも多くのユーザーに支持されています。
電子契約とは、これまで「押印された紙の文書」でおこなわれてきた企業間の契約を、Web上の「電子署名の付加された電子文書」でおこなうものです。CONTRACTHUB@absonneでは、通常の電子契約サービスと同じく契約業務のコスト削減や効率化、管理の強化だけではなく、導入のサポートや、外部基幹システムとの連携に優れています。
CONTRACTHUB@absonneの特徴
多くの企業に支持されているCONTRACTHUB@absonneの特徴を、以下二つ紹介します。
電子契約サービスのオーダーメイド
CONTRACTHUB@absonneでは、企業のニーズに合わせてUIや外部サービス連携など、カスタマイズすることが可能です。例えば購買システムと連携すると、発注書から自動で注文書を作成して、効率的に契約を進めることができます。さらに、取引先からの注文請書を購買システムへ自動で登録することで、発注業務の効率化も実現します。その他にもサービスの画面構成をある程度自由に配置することができ、実際に使用する社員に定着しやすいかたちで運用することができます。
充実した立ち上げ支援サポート
CONTRACTHUB@absonneの導入の際、日鉄ソリューションズ社による安心のコンサルティングサービスを提供しています。電子契約に必要な契約書や説明資料などの雛形の提供はもちろん、取引先や自社の各関連部門への説明会開催などの支援をおこないます。
また、導入を検討している企業の既存システムを把握し、CONTRACTHUB@absonneとの連携に関する支援もおこなっています。
CONTRACTHUB@absonneと他社の機能比較
ここではCONTRACTHUB@absonneを、認知度、使用感、文書管理の3つの観点から、他社のサービスと比較します。
電子契約サービスは自社が導入しただけでは完結せず、取引先企業が電子契約の使用に同意する必要があります。企業にとっても、認知度の高いサービスであればあるほど安心感が生まれ、同意を得られやすいことでしょう。
CONTRACTHUB@absonneは日鉄ソリューションズ社が提供していることや、認知度も比較的高いサービスであることから、他社サービスと比較しても受け入れられやすいと想定されます。
使用感に関しても、CONTRACTHUB@absonneは導入時に、企業に適したかたちでカスタマイズすることができます。導入時に設定などの工数はかかりますが、長期的に考えれば運用しやすい状態で電子契約サービスを導入できるため、使用感も良いといえるでしょう。
他社のサービスでも自社に最適な機能やUIをカスタマイズできるものは少なくありませんが、プランごとに縦割りで金額や機能要件が定められているものがほとんどです。CONTRACTHUB@absonneはその柔軟さから、無駄や不足がなくシステムを利用することができます。
文書の管理に関しては、基本的にどのサービスもセキュリティ対策が充実しているため、安心してサービスを利用することができます。中でもCONTRACTHUB@absonneは、文書の管理機能と検索機能に優れています。
電子契約の進捗を見える化し、企業全体での共有を可能にします。さらに、過去の契約文書をすばやく参照することができるため、税務調査や内部統制監査の際にも有効で、特に契約業務が膨大な大企業にとっては非常文書管理のしやすいサービスといえるでしょう。
CONTRACTHUB@absonneの費用|料金体系を紹介
CONTRACTHUB@absonneには、選べるプランが2種類あります。
プラン | CONTRACTHUB@absonneライトパック | CONTRACTHUB@absonne |
---|---|---|
ERPなどの基幹システムとの連携 | なし | あり |
テンプレート | プリセットの契約テンプレート | カスタムテンプレートの作成 |
月額利用料 | 50,000円 | 150,000円 |
「CONTRACTHUB@absonneライトパック」は月額料金50,000円と導入しやすい金額となっていますが、テンプレートがプリセットとなっているためにテンプレートの種類が少なかったり、社内の既存のシステムとの連携に制限があったりというデメリットがあります。
一方、「CONTRACTHUB@absonne」では、CONTRACTHUB@absonne本来の特徴であるカスタマイズ性と、既存システムとの連携可能性を最大限に活用することができます。
CONTRACTHUB@absonneの使い方
CONTRACTHUB@absonneの操作は非常にシンプルです。
まずは書類を作成して登録します。登録した書類を選択し、「署名実行」ボタンを押すだけで基本操作は完了します。CONTRACTHUB@absonneのシステム画面は直感的な操作ができるという点で、ユーザビリティに優れています。
契約先企業には、自動で契約書のURLが記載されたメールが届きますので、URLからサーバーにアクセスし、内容を確認後に署名を実行することで契約は成立します。
これらの操作はすべてWeb上で完結するため、すぐに利用が可能することが可能です。
CONTRACTHUB@absonneの評判・口コミは?導入事例から紹介
CONTRACTHUB@absonneは、多岐に渡る業種の企業の契約シーンで利用されています。
利用者は12万人に達し、基本契約、請負契約、金銭消費貸借契約、賃貸契約、管理委託契約、物品購入など、さまざまな種類の契約で利用されています。ここでは具体的な企業の導入事例から、CONTRACTHUB@absonneがどのような評価を得ているのか見ていきましょう。
契約書類の作成期間が短縮。コストの削減も実現
CONTRACTHUB@absonneの導入により多くの企業が評価するのは、契約書作成時間の短縮化とコストの削減です。
全国で年間1000点規模での積極出店を進めるファミリーマート社では、工事請負契約書や竣工図書の作成における期間が3分の1となり、それに伴いコスト削減も実現しました。
他にも、レオパレス21社のように、契約業務にかかる日数を1週間から最短1日へ短縮することに成功した例も挙げられます。
契約のスピードアップによる利便性の向上
電子契約によって、Web上で手続きを完了することが可能になり、お客様の利便性を高めることに成功したのがみずほ銀行社です。
以前は手書きで作成した書類を郵送でやり取りしており、お客様とみずほ銀行の双方に負担が生じていました。電子化により大幅に双方の工数を減らすことができ、利便性の向上につながりました。
先に紹介したレオパレス21社においても、契約のスピードアップによって顧客満足度を向上させ、事業の拡大につなげっているようです。
契約情報の見える化による効果も期待
野村證券社では、経費管理の向上を図るために契約書の見える化を必要としていました。部門、支店ごとに別々に管理していた契約書を電子化することで、全社で一元管理し、経費の無駄を削減することに成功しています。
ファミリーマート社においては、全国でおこなわれる工事契約の進捗状況が見える化したことで、コンプライアンスが一層強化されたと評価されています。
CONTRACTHUB@absonneを活用して、業務のIT化を実現しよう
CONTRACTHUB@absonneの導入により、多くの企業で契約業務における大幅なコストダウン、業務の効率化、各種法令に準拠したコンプライアンスの強化が可能となります。
これまでCONTRACTHUB@absonneを導入してきた企業は、金融、不動産、製造、運輸、流通、建設、ITと非常に多岐の業界にわたり、どの業界や企業規模にも対応できるサービスといえるでしょう。
CONTRACTHUB@absonneは代表的な電子契約サービスの一つですが、それ以外にも注目すべき電子契約サービスは多数存在します。以下の記事で最新かつ評価されている電子契約サービスをまとめていますので、ぜひ自社に最適なサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
また、自社に合うサービスの選び方を知りたいという方はこちらの資料も活用してみてください。