コールセンターを運営するためのサービスは数多く提供されていますが、サービスごとに使いやすさが異なります。ここではコールセンターを手軽にスタートできるCTIシステム「Blue Bean」の特徴や料金、サービス内容を紹介します。コールセンターの導入を考えている方はぜひご覧ください。
Blue Beanとは
Blue Beanはソフツー社から提供されておる、CTIコールセンターシステムです。クラウド型なのでアプリのインストールが不要で、インターネット環境があれば簡単にコールセンターが設置できます。
また、Blue Beanは業務の規模にかかわらず、インバウンドやアウトバウンド、多拠点、新規立ち上げなどに幅広く対応したサービスです。
さらに、Blue Beanはシンプルな料金プランも魅力です。オペレーターの数に合わせて契約することができるため、導入後のコストも最小限で済むでしょう。多くの他社ツールと連携することができるため、既に使っているシステムがある場合にもおすすめです。
Blue Beanの特徴
Blue Beanの特徴は契約するだけで、すぐにコールセンターの業務が始められる手軽さです。クラウド型なので手間のかかる工事も必要ありません。ここではBlue Beanの特徴4つを取り上げ、詳しく解説します。
簡単に導入できるBlue Beanは手軽にコールセンターの開設が可能
Blue Beanの特徴は、導入から利用開始までが非常に簡単なことです。クラウド型のシステムなので、インターネット環境があればすぐにコールセンターの業務をスタートできます。
Blue Beanは10年以上の稼働実績があり、豊富な経験からコールセンターに必要な機能が搭載されてきました。そのためコールセンターの立ち上げ経験がない場合でも、手軽に必要な機能を導入できます。
設定の柔軟性が高い
オペレーター画面のカスタマイズや、他社提供のサービス、ツールを連携できる柔軟性の高さも、Blue Beanの特徴の一つです。
実際にコールセンターの業務にあたる従業員に合わせてオペレーター画面を設計しなおせるので、働きやすさの改革にもつながります。この際に、難しい操作やプログラミングは必要ありません。画面操作だけで設定可能です。
各種機能でオペレーティング業務をサポートできる
搭載機能の多さもBlue Beanならではの魅力です。コールセンターに必須の機能から、あると便利な機能までおよそ40種類におよぶ機能がサービスとして提供されています。
発信時は自動発信や自動アンケート、クリック発信など発信業務を効率化する機能が備わっています。また、メール配信機能では、特定の顧客にメールを送信することもできます。
着信時には自動振り分けや待機中の顧客一覧表示、自動音声の機能を使って、顧客の待機時間をできる限り縮めることができます。スマホを内線電話として使える機能もあり、従業員同士の連絡も手軽にできます。スマホの内線化や顧客情報の管理はテレワークにも便利な機能なので、在宅勤務に切り替えたい企業にもおすすめのサービスです。
さらに顧客の管理機能、集計やレポート機能、迷惑電話の防止機能なども搭載しています。効率的な業務だけでなく、対応の質も高められるのもBlue Beanの特徴です。
14日間Blue Beanが無料体験できる
どのコールセンターサービスを使おうか迷っている人には、Blue Beanの14日間無料体験サービスというものがあります。サービスの内容を確認してから導入できるため、安心して契約できるでしょう。
なお、公式サイト内では、無料で利用できる料金シミュレーションも提供されています。
価格・料金プラン
Blue Beanは費用に無駄がない契約形態、料金プランが魅力です。同時ログインするオペレーターの数だけ契約すればよいので、費用の無駄が抑えられます。
Blue Beanの契約形態は1ライセンスごとで、1ライセンスとは、外線同時発着信とオペレーターの同時ログイン数を合わせた単位です。なお容量の拡張や、電話機器、ヘッドセットの設備もBlue Beanで提供しています。こちらもあわせてご確認ください。
プラン名 | – |
---|---|
初期費用 | 5,000円/1ライセンス |
月額費用 | 5,000円/1ライセンス |
補足 | ・ディスク標準容量:40GB・2ライセンスより契約可 ・ディスク容量の拡張(100GB or 250GB) ・ヘッドセットなどの設備購入が可 |
機能一覧
Blue Beanではコールセンターシステムに特化した機能を提供しています。長年の経験が参考にされており、コールセンターを初めて使う人でも充実した顧客対応が可能です。
IVR(自動音声応答) | ○ | プレディクティブコール | ○ |
コールキューイング(待ち呼) | ○ | 通話スコアリング | – |
通話振り分け機能 | ○ | 文字起こし | – |
着信履歴機能 | – | 自動録音 | ○ |
ポップアップ機能 | – | ダッシュボード | – |
モニタリング機能 | ○ | SFA連携 | – |
ささやき機能 | ○ | CRM連携 | ○ |
ワンクリック発信 | ○ | チャット連携 | – |
提供環境・技術情報
Blue Beanはクラウドシステムなので、アプリをインストール必要はありません。適切なインターネット環境があればサービスを利用できます。以下、Blue Beanを利用するための推奨環境を紹介します。
提供形態
- クラウド
OS
- Windows
ブラウザ
- Google Chrome
アプリ
問い合わせ
API連携・サービス連携
Blue Beanは以下で記載しているように、多くのサービスと連携することができます。またBlue Bean独自のAPIを利用した顧客情報インポート、対応記録エクスポートもサポートされています。
- Salesforce
- Kintone
- 楽テル
- Zoho CRM
- たまごリピート
- Googleスプレッドシート
- Microsoft Access
- Microsoft Excel
セキュリティ
暗号化通信 | – | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | – | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | – |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001(情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701(プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001(個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321)(制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000(ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間365日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
Blue Beanの公式サイトでは、ユーザー向けのサポートとして、操作動画が公開されています。
電話 | – |
メール | – |
チャット | – |
運用コンサルティング | – |
サポートサイト | ○ |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |