「できるだけ早くコールセンターを開設したい」「予算は少ないけれど、コールセンター運営に必要な基本的な機能が欲しい」などの要望がある企業ににおすすめしたいのが、短期間・低コストで導入できるCTIシステム「COLABBOS PHONE」です。今回はCOLLABOS PHONEの機能・価格・評判についてご紹介します。
COLLABOS PHONEとは
COLLABOS PHONEは、パソコンとインターネット環境があれば低価格・短期間で手軽に導入できるクラウド型コールセンター向けCTIシステムです。
業務負担を軽減するだけでなく、働き方改革による在宅勤務やテレワークへの対応を目的とした導入例もあり、現在では業界や業種問わず多くの企業に利用されるサービスとなっています。
COLLABOS PHONEの特徴
COLLABOS PHONEの特徴として、次の3つが挙げられます。
これらの特徴を一つひとつ詳しく解説します。
- 秒単位の課金でコストダウンが可能
- 発注から最短3週間でスピーディーに導入可能
- コールセンター運営に伴う機能をオールインワンで提供
1. 秒単位の課金でコストダウンが可能
従来のCTIシステムでは3分単位の課金設定が主流でした。しかし、この設定ではもし1分しか話さなかった場合でも3分間の料金が発生してしまいます。一方、COLLABOS PHONEでは以下のように、1秒単位で課金する料金プランが設定されています。
固定電話での発信 | 0.06円/1秒 |
携帯電話での発信 | 0.25円/1秒 |
通話しなかった時間分の料金は削減することが可能です。1分間の通話料金を従来のCTIシステムと比較してみましょう。
– | 従来のCTIシステム | COLLABOS PHONEの秒課金プラン |
---|---|---|
通話料金 | 7.8円/3分間 | 0.06円/1秒間 |
1分間の通話料金 | 7.8円 | 0.06円×60秒=3.6円 |
両者の間には4.2円ものコスト差が生まれます。このように短時間の通話が多い企業であれば、コストを大きく削減できる可能性があるのです。
2. 発注から最短3週間でスピーディーに導入可能
サーバーやネットワークを自社で保有する「オンプレミス型」のCTIシステムは、設計・プログラミングなど各工程に時間がかかり、導入までに半年以上かかってしまうことが珍しくありません。
しかし、クラウド型CTIシステムであるCOLLABOS PHONEなら、サーバー設定はExcelファイルに必要事項を記入して返送するだけなので簡単です。発注から最短3週間で利用開始できます。
導入にあたって用意する必要があるのは、次の4点です。
- 固定IPアドレス
- インターネット回線
- オペレーターのPC
- ヘッドセット
CTIシステム導入の初期投資にかかる費用も最小限に抑えられます。また、複雑な調整が不要なため、サーバーの運用・保守に必要なランニングコストも削減できます。
3. コールセンター運営に伴う機能をオールインワンで提供
COLLABOS PHONEでは低コスト・短期間での導入が可能であり、機能面も充実しています。コールセンター運営に伴う機能がオールインワンで搭載されています。
【ソフトフォン】
発信・応答・保留・転送など電話としての基本機能はもちろん、以下の機能も利用することができます。
- 最大5人まで同時通話できる「会議」
- オペレーターとお客様の通話をモニターできる「モニタリング」
- モニタリング時にオペレーターに指示できる「コーチング」
- オペレーターごとの稼働状況を閲覧できる「プレゼンス」
- 業務ごとの顧客の待ち状況を確認できる「待ち呼」
【レポート機能】
コールセンターやオペレーターの状況をリアルタイムで確認できる「リアルタイムレポート」や、過去のコールセンターの統計を閲覧・検索できる「ヒストリカルレポート」、入電・架電の履歴、1通話ごとの結果を確認できる「コールレコード」を利用できます。
【録音機能】
通話や留守電を録音します。過去の録音の検索・再生も可能です。
【コールフロー機能】
管理画面から自由に設定を変更でき、使いやすい形にカスタマイズすることが可能です。以下の機能が利用できます。
- 着信振り分け機能(ACD)
- 音声自動応答(IVR)
- トークスクリプト設定:発着信時にトークスクリプトをポップアップ
- CTI連携:CRM(顧客情報管理)とのURL連携により、着信時に顧客情報を自動検索してポップアップ
価格・料金プラン
COLLABOS PHONEの料金は以下の通りです。詳細な通話料金については公式サイトに問い合わせて確認することをおすすめします。
初期費用 | 200,000円〜 |
月額費用 | 4,000円/Ch~ |
機能一覧
COLLABOS PHONEには、コールセンター運営に必要となる機能がオールインワンで搭載されています。
IVR(自動音声応答) | ○ | プレディクティブコール | – |
コールキューイング(待ち呼) | – | 通話スコアリング | – |
通話振り分け機能 | ○ | 文字起こし | – |
着信履歴機能 | – | 自動録音 | ○ |
ポップアップ機能 | – | ダッシュボード | – |
モニタリング機能 | ○ | SFA連携 | – |
ささやき機能 | ○ | CRM連携 | – |
ワンクリック発信 | – | チャット連携 | – |
提供環境・技術情報
COLLABOS PHONEの提供環境と技術情報は以下の通りです。詳細を確認したい場合には、問い合わせることをおすすめします。
提供形態
- クラウド
OS
問い合わせ
ブラウザ
問い合わせ
アプリ
問い合わせ
API連携・サービス連携
COLLABOS PHONEは、CRMとの連携が可能です。CRMとは顧客情報の整理・管理をおこなうシステムのことです。自社サービスである「COLLABOS CRM」をはじめ、CRMサービスと連携することで、着信時に顧客情報を自動検索してポップアップしてくれます。
セキュリティ
COLLABOS PHONEのセキュリティは以下の通りです。
暗号化通信 | – | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | – | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | – |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001(情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701(プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001(個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321)(制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000(ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間356日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
COLLABOS PHONEの導入後は、運用保守サポートを利用できます。緊急時サポートに対応しているので、急なトラブルが発生したときにもすぐに連絡できます。
電話 | ◯ |
メール | ◯ |
チャット | – |
運用コンサルティング | – |
サポートサイト | – |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |