CTIシステムにはさまざまな種類があります。CTIシステムを導入することで、ランニングコストの削減、コール数やアポ数の向上につながります。今回は、CTIシステム「ComDesk」について解説します。
ComDeskとは
ComDeskは、電話営業による収益性の向上を目指すCTIシステムです。AIによるスマートフォン連動可能なコンタクトシステムで、「ランニングコストの削減」「コール数およびアポ数の向上」「営業管理・成績管理のシステム化」といった営業効率の最大化を可能とします。
ComDeskは、携帯端末でも利用できるクラウド型システムとなっており、リスト管理や作業状況の管理などの作業をおこなう際にも場所を選ぶことなく対応できます。そのため、テレワークでの利用にも最適です。
また、携帯回線から発信することにより、通話料の固定化に成功しており、どれだけ利用しても1カ月あたり4,000円の低コストで利用することが可能です。
なお、ComDeskは、携帯端末から発信可能な唯一のCTIシステムとなっており、モバイル連動できるシステムとして特許を取得しています。すでに300社以上を超える世界中の企業により導入されており、高い評価を受けています。
ComDeskの特徴
ComDeskの特徴には、モバイル連動で時間とコストを削減できる、携帯端末のみで利用できるため、テレワークにも活用できるなどの特徴があります。ここでは、ComDeskの特徴を9つにまとめて紹介します。
1. モバイル連動で時間とコストが大幅に削減できる
モバイル回線の利用が可能なComDeskは、通話料が固定化されており、どれだけ通話しても1カ月あたり4,000円という大幅なコスト削減を実現しました。
スマートフォンとヘッドセット、社内ネットワークのほか、社内サーバー用のPC機材を準備すれば、最短3営業日・回線工事不要で導入できます。そのため、コストをおさえた上でCTIシステム導入を検討している方にも最適です。
2. オムニチャネルでのやり取りで発生するコミュニケーションの一元管理が可能
ComDesk は、SNSやメール、LINEやMessengerといったオムニチャネルでのやり取りができます。営業やカスタマーサービスで発生したコミュニケーションの一元管理も可能です。
3. 携帯端末のみで利用できるため、テレワークにも活用できる
ComDeskは、携帯端末があれば、パソコンやインターネット環境がない場所でも利用可能です。そのため、場所を選ばずどこでも仕事ができ、テレワークにも活用できます。
また、万が一携帯を紛失した場合には、該当アカウントをログアウトさせることもできるので、セキュリティ面でも安心して利用することが可能です。ログイン履歴についても、管理者アカウントから確認できます。
4. 営業活動の録音によりログ取得が可能、活動履歴を作成できる
IP通話や携帯通話、商談などの営業活動をすべて記録できるため、ログを残して履歴を作成できます。履歴は、AIによってテキスト化されるので、CRMと紐付けをしたうえでの自動生成も可能です。
また、管理者は録音された通話ログをどこからでも確認できるので、携帯管理ツールとしても利用できます。
5. さまざまなWebサービスと連携可能、ワンタグでのCTI化もできる
ComDeskは、SalesforceなどのWebサービスとの連携が可能です。また、APIを公開しているため、自社サービスとの連携およびワンタグでのCTI化も実現できます。
従来のシステムにはない、柔軟なカスタマイズができるため、業種ごとに最適化させた作り込みも可能となっています。
6. 携帯着信があった際に顧客の詳細と履歴の確認が可能
携帯着信時には、自動的にサーバーに対し、顧客情報の問い合わせをおこなうため、顧客の詳細や過去の通話履歴の確認ができます。着信時に携帯の電話帳に顧客の詳細情報が入っていない場合でも即座に対応が可能です。
また、通話中に新たに判明した顧客情報についても、リアルタイムでの追記ができるほか、ワンクリックで顧客情報の印刷も可能です。
7. リアルタイムで営業ログが作成され、稼働状況のレポーティングもできる
外回り営業・インサイドセールスにかかわらず、実施した営業についてはリアルタイムでログが作成されます。営業ログの内容も、「誰と」「どこで」「何を」話したのかまで詳細に記録できます。レポートも自動で出力でき、稼働状況についても即レポーティング可能です。
8. 充実した通話機能と顧客管理機能で営業効率の最大化を実現
ComDeskには、充実した通話機能と顧客管理機能が用意されています。
たとえば、顧客との通話終了後、通話内容記録が終わった瞬間に次のダイヤルを開始し打電数を伸ばす「オートコールモード」や、架電禁止先をリスト化して、誤って電話してしまうのを防止する「禁止番号登録」、営業担当の割り当てをおこなう「マイボックス」、一元管理したリストにおいて営業担当ごとのアクセスの権限を分けて重複を防ぐ「リスト管理」などの機能で、営業効率の最大化が実現できます。
9. 拡張ラインナップが随時追加
ComDeskでは、拡張ラインナップを随時追加しています。現時点では、ビデオ通話やリストデータベース、会議・商談議事録作成等の拡張ラインナップが利用できます。
価格・料金プラン
ComDeskの料金体系は、携帯回線から発信することにより、スマートフォンと連動された特許取得済みのインサイドセールシステムを採用しています。そのため、従来と比べ、利用コストを10分の1程度に削減することが可能です。
どれほど利用しても月額4,000円の固定料金となっていますので、ランニングコストの削減が期待できます。また、短時間の通話が多い場合には、秒課金回線を1日あたり150件(1件平均60秒)で22営業日利用する場合、1月あたり15,840円となり、大幅に通話料金が削減できます。秒課金回線では、0120、03、06などの発番が可能となっています。
プラン名 | – |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 4,000円/携帯回線 15,840円/秒課金回線(1日150件×平均60秒×22営業日の場合) |
機能一覧
ComDeskには、さまざまな機能が搭載されています。たとえば、再コールが決まっている顧客に対しては、あらかじめ登録してある発信日時になるとポップアップで通知し、見込み客を逃さない「ポップアップ機能」や顧客との通話内容をメモとして残し、情報を蓄積する「自動録音機能」、リストを一元管理し、再度同じ顧客にコールすることが無いようにする「リスト管理機能」などが用意されています。
これらの機能は、AIを搭載し、携帯回線から発信可能なコンタクトシステム(特許取得済)により可能となっており、営業効率の最大化を実現しています。
IVR(自動音声応答) | – | プレディクティブコール | – |
コールキューイング(待ち呼) | – | 通話スコアリング | – |
通話振り分け機能 | – | 文字起こし | – |
着信履歴機能 | – | 自動録音 | ○ |
ポップアップ機能 | ○ | ダッシュボード | – |
モニタリング機能 | – | SFA連携 | – |
ささやき機能 | – | CRM連携 | ○ |
ワンクリック発信 | – | チャット連携 | ○ |
提供環境・技術情報
ComDeskの提供環境と技術情報は以下の通りです。
提供形態
- クラウド
OS
問い合わせ
ブラウザ
問い合わせ
アプリ
問い合わせ
API連携・サービス連携
ComDeskは、さまざまなツールとの連携が可能です。ComDesk側から提供しているAPIを利用し、すでに導入済みのCRMや使い慣れたCRMと連携することもできます。主なCRMシステムとの連携実績例として、「Salesforce」や「Filemaker」「自社開発のシステム」などがあります。
また、顧客情報や電話のステータスについては、業務に最適化した形でカスタマイズできます。
セキュリティ
ComDeskのセキュリティは、「ComDeskシステム契約書内容」に基づいて運営されています。社外からは、IPアドレス制限によりアクセス不可となっているほか、過去の操作ログについても管理者アカウントから確認可能です。
また、万が一ComDeskを導入した携帯端末を紛失した場合も、ログインキックアウト機能によるセキュリティ対策が講じられているので安心です。
暗号化通信 | – | データバックアップ | ○ |
ユーザー管理 | ○ | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | ○ | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | ○ |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001 (情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017 (クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | ○ |
ISO/IEC 27701 (プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001 (個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321) (制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000 (ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間365日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
ComDeskのサービスデスクでは、「ComDeskシステムサービスに関するインシデント」および「ComDeskシステムサービスに関する要求」を受け付けています。また、緊急の対応が必要となる事象が発生した場合には、時間外の対応もおこなっていますので安心です。詳細については運営企業への問い合わせが必要です。
電話 | ○ |
メール | – |
チャット | – |
運用コンサルティング | – |
サポートサイト | – |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |