営業後のお礼メールで相手に好印象を!書き方のポイントや4パターンの例文つき
2023.06.08
2023.06.08
お礼メールは、顧客とより円滑な関係を構築していくうえで重要なコミュニュケーションの1つです。 お礼メールを活用して、顧客にきちんとお礼を伝えることができれば、それだけで良い印象を与えることができます。しかし、マナーが守れていないとかえって相手を不快にしてしまうこともあります。 今回はそんなお礼メールについて、送る際のポイントや例文を紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
送っておいて損はない!営業のお礼メールはなぜ重要?
社会人のなかには、「お礼メールは大事だ!」という認識を持っている人が多いでしょう。では、具体的にお礼メールによってどのような効果が得られるのでしょうか。 お礼メールの重要性をきちんと理解したうえで、相手に合ったメールを作成できるようにしていきましょう。
顧客と良好な関係を築くため
お礼メールは基本的に訪問や商談が終わった後に送ることが多いでしょう。もちろん帰り際にも、時間を取っていただいたことに対してお礼を伝えていると思いますが、きちんと文章で伝えることも大切です。そうすることで、相手に礼儀正しい印象を残すことができます。合わせて、送る文章にも実際の会話で話した内容などを書き加えることで、より相手の覚えてもらいやすくなるでしょう。
いち早く自分を覚えてもらうようにメール1通でも工夫をすることで、より深い関係性の構築につながります。
お互いに商談内容を整理できるため
お礼メール内に、今回話した内容や次回のスケジュール等も一緒に記載して送ることで、議事録の役割も果たすことができます。そうすることで、次に会うまでの間隔が空いてしまったとしても、前回、どんな話をしていたか確認することができたり、スケジュール調整をし忘れることを防げたりすることができます。
お礼メールを送る際の4つのポイント
ここでは、お礼メールを送る際に押さえておきたいポイントとして4つ紹介していきます。
相手に好印象を与えるお礼メールを送るために、しっかり押さえておきましょう。
お礼メールは遅くとも翌日の午前中までに送る
お礼メールはできるだけ早く送ることが重要です。
当日のうちに送るのがベストですが、もし商談や打ち合わせなどの理由ですぐに対応ができない場合は、翌日の午前中までに送るようにしましょう。
また、夜中や早朝などにメールを送ると非常識な印象を与えてしまう可能性もあるため、送る時間帯にも注意しましょう。
わかりやすい件名をつける
相手は1日に何件ものメールを処理しています。パッと見たときに、お礼メールであることがわかるようなわかりやすい件名をつけることが重要です。
例えば、「ご面談のお礼【株式会社◯◯の山田太郎です】」のように、会社名と自分の名前を必ず添えたうえで何に対するお礼なのか、ひと目でわかる件名をつけると良いでしょう。
また、お礼メールを翌日に送る場合も「昨日の件」といった曖昧な表現は使わず、「◯月◯日の訪問のお礼」といったように、いつの何に対するお礼なのかわかる件名を意識しましょう。
そこで今回はまず、メールの基本的な作り方を構造ごとに解説し、そのなかでも開封率を左右する件名について開封率を上げるためのテクニックや具体的な例文を紹介します。
言葉遣いに注意する
せっかくお礼メールを送っても、間違った言葉遣いで相手を不快にさせてしまっては本末転倒です。
正しい敬語が使えているか、誤字脱字がないかなど十分注意しましょう。
また、メールでよく使う「〜してください」「〜していただく」「〜いたします」という表現はひらがな表記が好ましいとされています。
パソコンの漢字変換に頼ると、本来ひらがなにすべき部分も漢字にしてしまう場合があるので、ビジネスメールで使用する敬語表現はインターネットや書籍で補完しておくことをおすすめします。
合わせて、ビジネスメールの締めでよく見かける「取り急ぎ、お礼まで」というフレーズは、文字通り「とりあえず急いで送りました」というニュアンスが含まれるため、気を付けるようにしましょう。
具体的なエピソードを盛り込む
上述したように、相手に好印象を与えるためには本文内のどこかに、訪問時の出来事や感想、記憶に残ったエピソードを盛り込むと良いでしょう。相手の健康を気遣う文言を加えることもおすすめです。
大半はお礼メールのテンプレート通りで構いませんが、そこに当事者しかわかり合えない内容を入れることで特別感を与えることができます。
また、他社の営業担当とも差をつけることができるでしょう。
営業で使える状況別お礼メールの例文
ここまで、お礼メールを送る際に押さえておきたいポイントについて紹介してきました。
ここからは、上記で紹介したポイントなども踏まえていくつかお礼メールの例文を紹介していきます。
ビジネスメールにはマナーや形式があり、それらを守らなければ相手に失礼に当たります。 慣れないうちは形式がわからなかったり、どんな内容を送るか悩んでしまい、メール作成に時間がかかってしまうこともあると思います。 そこで今回はシーン別に、よく使うビジネスメールの例文を紹介します。テンプレートとしてぜひ利用してください。
営業で訪問後に送る基本的なお礼メール
件名:ご面談の御礼【株式会社○○・名前】
株式会社○○
人事部 部長
○○ ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。
本日はご多忙にも関わらず、面談のお時間をとっていただき、
誠にありがとうございました。
○○業界が急成長している現状や今後直面する課題などのお話をお伺いすることができ、
大変勉強になりました。
今後も○○業界へ微力ながら尽力させていただく所存でございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
−−−−−
○○株式会社
営業部 営業第一課
○○ ○○
〒000-0000 ○○県○○市○○
TEL:000-000-0000 / FAX:000-000-0000
携帯電話番号:000-0000-0000
Mail:XXXX@XXX.co.jp
URL:https://
営業で成約に至った商談後に送るお礼メール
件名:ご成約のお礼【株式会社○○・名前】
株式会社○○
人事部
○○ ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。
ご多忙にも関わらず、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
また、今回○○のご契約を頂き、深く感謝申し上げます。
弊社の○○には○○の分野で他社様からも高い評価を頂いておりますので、
貴社が課題と捉えていらっしゃる○○という点でお役に立てると確信しております。
かかるうえは、貴社のご期待に添えますよう全力でお力添えをさせていただきます。
なお、ご不明点や疑問点などがございましたら、何なりとお申し付けください。
今後ともご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
−−−−−
○○株式会社
営業部 営業第一課
○○ ○○
〒000-0000 ○○県○○市○○
TEL:000-000-0000 / FAX:000-000-0000
携帯電話番号:000-0000-0000
Mail:XXXX@XXX.co.jp
URL:https://
営業で成約には至らなかった商談後に送るお礼メール
件名:本日の訪問のお礼【株式会社○○・名前】
株式会社○○
人事部 部長
○○ ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。
本日はご多忙にも関わらず、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
さて、今回のご提案させていただきました件について、お見送りされるとのこと承知いたしました。
せっかくお時間をとっていただいたにも関わらず、お役立てすることができず大変申し訳ありません。
このたびは残念な結果となりましたが、○○様からいただきましたご助言を活かし、
今後も微力ながら貴社のお役に立てるよう努めて参ります。
また機会がございましたら、その際には何卒よろしくお願いいたします。
−−−−−
○○株式会社
営業部 営業第一課
○○ ○○
〒000-0000 ○○県○○市○○
TEL:000-000-0000 / FAX:000-000-0000
携帯電話番号:000-0000-0000
Mail:XXXX@XXX.co.jp
URL:https://
打ち合わせで顧客から課題をもらった際に送るお礼メール
件名:昨日のお打ち合わせのお礼【株式会社○○・○○】
株式会社○○
マーケティング部
○○ ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。
昨日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
○○様からお伺いした意見とご要望につきまして、弊社で対策を検討し、
○○日までにはご報告させていただきます。
そのほか、追加のご要望やご質問などがございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
−−−−−
○○株式会社
営業部 営業第一課
○○ ○○
〒000-0000 ○○県○○市○○
TEL:000-000-0000 / FAX:000-000-0000
携帯電話番号:000-0000-0000
Mail:XXXX@XXX.co.jp
URL:https://
名刺交換に応じてくれた際に送るお礼メール
件名:○月○日○○セミナーでの名刺交換のお礼【株式会社○○・名前】
株式会社○○
代表取締役 ○○ ○○様
お世話になっております。
昨日、○○セミナーにて名刺交換をさせていただきました、
株式会社○○の○○です。
このたびは、ご縁をいただき誠にありがとうございます。
昨日は参加人数も多く、あまりお話をする時間が取れず大変残念でした。
弊社のホームページを拝見させていただいたところ、
貴社が取り組まれている○○といった活動を知り、大変感銘を受けました。
また機会がございましたら、ぜひ一度ゆっくり○○様のお話を
お聞かせいただけましたら幸いでございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まずは、名刺交換のお礼を申し上げます。
−−−−−
○○株式会社
営業部 営業第一課
○○ ○○
〒000-0000 ○○県○○市○○
TEL:000-000-0000 / FAX:000-000-0000
携帯電話番号:000-0000-0000
Mail:XXXX@XXX.co.jp
URL:https://
お礼メールを送って顧客との良好な関係を築こう!
今回紹介したようにお礼メールをうまく活用することで顧客との関係性をより良くすることができます。
また、契約成立などのビジネスチャンスにもつなげられるかもしれません。
お礼メールの書き方を身に付けて、日々の営業活動を有利に進めていきましょう。
今回は日々届く営業メールに対し、返信すべきかどうかの判断や実際に返信する際の注意点について説明していきます。メールのマナーを理解して、社外と円滑なコミュニケーションをとっていきましょう。
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