テレワークでの服装選びとは?男女別のポイントも紹介
Web会議システム
2023.08.22
2023.08.22
テレワークではオフィスに出社することなく、自宅などで柔軟に働くことができます。しかし、誰にも会わないからといって、寝起きのままの服やだらしない部屋着で仕事をするのはあまりおすすめできません。テレワークでもビジネスシーンに適した緊張感と在宅ワークのリラックス感を両立できる服装を選び、仕事への集中力やモチベーションを高めていきましょう。今回は、テレワークでの服装の選び方について男女別に紹介します。
テレワークでも服装選びで手を抜いてはいけない4つの理由
テレワークのときの服装は、なんでも良いというわけではありません。Web会議やオンライン商談など、ビデオ通話で誰かとやりとりをするときには、当然ながら服装に気を遣う必要があります。しかし、誰かとやりとりをする予定がない日であっても、できるだけ服装選びには手を抜かないようにしましょう。テレワークであっても服装選びにこだわるべきなのには、以下の4つの理由があります。
1. メリハリがつきやすくなる
誰にも会わないと思うと、着替えることを面倒に感じてしまいますが、それではメリハリがつきません。オフィスへ出社するために、普段着や部屋着からビジネスウェアに着替えたときに、気持ちが切り替わるのを感じたことがある人は多いと思います。きちんとした服装をすることで、気持ちが引き締まり、オフの状態から仕事モードへとシフトできます。
気持ちにメリハリをつけるためにも、業務開始前にはビジネススタイルに着替えましょう。
2. 仕事への集中力が高まる
服装が部屋着のままでは、なかなか仕事に集中できないものです。部屋着を身につけていると、自宅で過ごすオフタイムの延長のように感じてしまうため、ついスマホを見たり休憩したりと余計な行動が増えてしまう人もいるでしょう。
そこで、服装を整えれば、仕事に対するモチベーションが向上しやすくなります。その結果、目の前の作業に集中しやすくなり、余計なことに目が向かなくなります。
3. 家族からの邪魔が入りにくくなる
部屋着のままで仕事を始めたときに気持ちが切り替わりにくいのは家族も同じです。普段家で過ごしているときと変わらない印象を与えてしまうと、休日と同じように雑談を振られたり、家事を頼まれたりすることがあるかもしれません。子どもにはとくにオンオフの切り替わりが伝わりにくいため、遊んでほしいとしつこく声をかけられてしまう可能性があります。
テレワークであってもビジネスウェアに着替えることは、自分だけでなく家族に対する示しにもなります。仕事モードに切り替えることで「仕事をしているから邪魔してはいけない」と家族にも理解してもらい、目の前の仕事にじっくりと集中できるでしょう。
4. 急なWeb会議やビデオ通話にも対応できる
部屋着のままで作業をしていると、急なWeb会議や商談の予定が入ったときに焦ってしまうでしょう。予定になかったために、ジャケットをクリーニングに出してしまっていた、シャツにアイロンをかけていなかったなんてこともあるかもしれません。また、急いで着替え直しているうちに、仕事の集中力が切れてしまうことも考えられます。
いつ画面に映っても、問題ないような服装でテレワークに取り組んでいれば、いざというときに作業を中断して着替える必要はありません。
テレワークの服装マナーのポイント(レディース編)
女性がテレワークのときに選ぶ服装は、出社時と同じようなもので問題ありません。もちろん、社内規定によって服装の選び方は異なりますが、一般的にはビジネスカジュアルを選べば間違いはないでしょう。Web会議がある場合には、顔周りが華やいで見えるようなアイテムを選ぶのがおすすめです。ここからは、テレワークのときに選びたいレディースアイテムを紹介します。
1. 明るい色のトップスを選ぶのがおすすめ
オフィススタイルには、シンプルかつ華やかなブラウスやカットソー、薄手のニットなどのコーディネートが便利です。テレワーク中には、ブルーやピンク、オレンジやイエローなど、鮮やかなカラーのトップスを選びましょう。顔周りにフリルやシャーリング、ボウタイやタックなど立体的な装飾のあるアイテムを選べば、より華やかになります。
くすんだ色のトップスはWeb会議のときにぼやけて見えてしまいます。また、白のトップスは背景と同化しやすく、黒のトップスは顔色が暗く見えやすいので注意が必要です。
2. 時短コーデにはワンピースが活躍してくれる
着替えに時間をかけたくない日やコーディネートに迷う日にはワンピースを選ぶのがおすすめです。ワンピースは1枚で着られて動きやすく、長時間の仕事も楽にこなせます。また、デザイン性の高いワンピースを身につければ、Web会議をするときにも顔周りが華やかになります。
テレワークがメインになると、人と会う機会が薄れてしまいがちです。こういったときに、自分のお気に入りのワンピースを着て、気分を上げることもできるでしょう。
3. きちんと見えるスーツジャケットは必須
1枚羽織るだけで、きちんとしている印象が出せるジャケットはテレワークのマストアイテムです。カーディガンの延長線のようなスタイルで羽織れる軽めのジャケットがあれば、突然のWeb会議の開催があっても安心です。
高価なジャケットを用意する必要はなく、安価に手に入るシンプルなもので十分です。ただ、画面映えを考えるのなら、パイピングの入ったアイテムやデザイン性の高いアイテムを選ぶのもよいでしょう。
4. プラスワンのアイテムで華やかさを添える
シンプルなビジネスウェアを身につけたときに、華やかさが足りないと感じることもあるものです。Web会議などに参加するときは、バストより上の顔周りのみが映るのが一般的ですが、トップスがシンプルだと顔映りが悪くなってしまうことがあります。
こんなときには、顔周りにスカーフを巻いておしゃれに仕上げてみましょう。また、イヤリングやピアス、ネックレスを使って印象を明るくするのもおすすめです。ただし、派手すぎるアイテムを取り入れると上品さが損なわれてしまうことがあるので、ビジネスシーンにふさわしいものを選びましょう。
テレワークの服装マナーのポイント(メンズ編)
続いては、男性がテレワークにあたって取り入れたい服装のポイントを説明します。男性のビジネススタイルというとスーツが基本ですが、服装規定がなければそこまで堅い服装を意識する必要はありません。ビジネスカジュアルと呼ばれるスタイリッシュな服装を選び、仕事へのモチベーションを高めていきましょう。
1. テレワークの服装規定があるときには従う
テレワーク導入時に服装規定やドレスコードなどのルールを用意する企業もあります。TPOやビジネスマナーを重視している企業ほど、服装規定をきっちりと設ける傾向にあるようです。服装規定がスーツの場合、自宅でスーツを着続けることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、会社が服装を規定しているときには、必ずルールに従うようにしましょう。
2. 襟付きシャツを選ぶのが無難
服装の規定がない場合には、襟の付いたシャツを選んでおけば間違いありません。襟付きのトップスを身に着けていればきちんとしている印象が出ますし、急なWeb会議のときにもすぐにに対応できます。
3. 夏はクールビズ、冬はウォームビズ
近年では夏場にクールビズ、冬場にウォームビズの服装を取り入れる企業が増えてきました。服装規定がそれほど厳しくないのであれば、季節に応じた過ごしやすい服装を取り入れてみましょう。たとえば夏場であれば、半袖のワイシャツやポロシャツといった基本アイテムに加えて、サマーニットなどおしゃれなアイテムも取り入れてみましょう。
4. 羽織るだけで決まるジャケットを用意しておく
テレワークをおこなうときには、ビジネスシーンで広く活用できるジャケットを用意しましょう。テーラードジャケットが1枚あれば、インナーがワイシャツでもポロシャツでもTシャツでも、ビジネスライクな雰囲気がすぐに作れます。
近年ではジャージ素材のジャケットなど、柔らかく使い勝手のいいアウターが多数登場しています。ストレッチ性が高く着心地のいいジャケットを用意しておき、シーンに合わせてさっと羽織って雰囲気を変化させましょう。
テレワークの服装を選ぶときのコツやポイント
テレワークのときにはカジュアルになりすぎない服装を選ぶことが大切です。とはいえ、かっちりとしたビジネスウェアを選ぶことだけが正解とは限りません。ここからは、ストレスなくテレワークをおこなうために知っておきたい服装選びのコツを紹介します。また、身だしなみのポイントについてもチェックしておきましょう。
1. ストレスを感じにくいビジネスウェアを選ぼう
テレワークに慣れないうちは自宅での仕事にストレスを感じることもあるでしょう。着心地のいい服装を選ぶことは、ストレスを和らげるための有効策といえます。ストレッチ性に優れたシャツやジャケット、ウエストがゆったりとしたパンツでも、シルエットがしっかりしているものを選べばビジネスシーンで問題なく使えます。
2. テレワークの衣類はファストファッションブランドで購入できる
テレワークの普及に伴い、現在各ファストファッションブランドは「デジカジ」を提唱しています。
デジカジとは、デジタル画面でもできちんと見えるビジネスカジュアルウェアのことです。テレワークの服装に悩む人は、ファストファッションブランドで適切なアイテムを探してみましょう。外出がしにくい場合には、各ブランドの通販サイトを活用してファッションアイテムを購入するのがおすすめです。
3. テレワーク中は服装だけでなく身だしなみも重要
人を不快にさせない清潔感のある身だしなみは社会人の基本的なマナーです。テレワークをするときには単に着替えをおこなうだけでなく、身だしなみにも気を配りましょう。
男性はひげを剃り、髪の寝ぐせを直し、ヘアセットをしましょう。女性はスキンケアやヘアセットとともに、軽くメイクをしておくとよいでしょう。とはいえ、自宅で仕事をするときに完璧なヘアセットやフルメイクをすると息が詰まってしまうかもしれません。在宅勤務ならではのナチュラル感を意識し、カジュアルな雰囲気に整えるのがおすすめです。
テレワークでも服装のマナーを考え、身だしなみを万全に整えておこう
普段生活している空間で仕事をすることに慣れず、なかなか集中できないと悩む人もいるかもしれません。テレワークでオンとオフのメリハリをつけるためには、仕事向きの服装に着替えることをおすすめします。人と会わないからといって気を抜かず、身支度を整えて万全の体制で仕事に臨みましょう。
服装を整えることは家族へのアピールにもなります。また、突然のWeb会議にもすぐに対応できるなど、多くのメリットがあります。きちんと見える服装を選んで、在宅仕事への集中力を高めていきましょう。
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