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テレワークにおすすめのWebカメラの選び方!プライバシーを守る方法も

Web会議システム

2023.08.21

2023.08.21

Web会議は、リモートでのコミュニケーションが取れることからコロナ禍における新しい働き方として普及しました。心理学者アルバート・メラビアンによれば、コミュニケーションにおいて、表情やジェスチャーなど視覚情報は、情報伝達の55%を占めるといわれ、Web会議においても相手に顔や表情を伝える重要性は高いといえます。今回は、社内会議や商談などで活用できるWeb会議に適したカメラの選び方を解説します。

テレワーク時のWeb会議に必須のカメラ

Web会議において、顔や表情をきれいに伝えるためにはWebカメラが必須です。社内の打ち合わせであればPC内蔵のカメラでも十分に対応可能ですが、以下のような場面では、性能や機能が充実したカメラが求められます。

  • 初めての顧客に、営業担当者として顔を覚えてほしい
  • 商談やプレゼンで、相手に良い印象を与えたい
  • ウェビナー登壇時に、講演の様子をきれいに配信したい

書類やテキスト中心のコミュニケーションなら音声がクリアであれば十分ですが、きれいな映像が求められる場面では、Webカメラがマストアイテムです。操作性に優れている、美肌効果がある、マイク・スピーカー一体型など、さまざまな観点からWebカメラを見ていきましょう。

カメラ選びの5つのポイント

持ち運びやすい、接続が簡単、美肌や光補正の機能などバリエーション豊富なWebカメラ。快適なWeb会議を実現するためにも、以下5つのポイントから、自身に最適なカメラを選びましょう。

  • 価格
  • 画角・画素
  • PTZ(パン・チルト・ズーム)
  • マイク・スピーカー一体型
  • フレームレート

1. 価格

Webカメラは、リーズナブルな価格から10万円以上まで幅広い価格帯で展開されています。

  • 接続方法はUSB+電源プラグ、USBのみ、無線(充電式)のいずれが必要か
  • 美肌や光の補正機能はいるか
  • 広い画角が必要か(自宅使用なら75度前後、オフィスなら120度以上)

Webカメラに多くの機能を求めると高価格になります。必要な機能、Web会議の環境を十分に考慮して購入しましょう。

2. 画角・画素

画角はどの範囲まで映すのか、画素はどれだけ鮮明に映すのかを表します。画角は大きければ広い範囲を映せるため、参加者が増えても全員の顔を映すことができます。また、画素が大きければ、鮮明な表情やジェスチャー、画面越しに資料の共有ができて相手により良い印象を与えられるでしょう。

  • 会議室の参加者が多ければ広角(120度以上)、少なければ通常画角(75度前後)
  • 自宅でのみ使用するなら、通常画角で十分
  • 表情や資料を鮮明に映すか(画素数200万以上)

Web会議ツールが対応していない画素数の映像は配信できません。例えば、4K(約800万画素)対応のWebカメラで撮影しても、会議ツールがフルHD対応(約200万画素)の場合は、フルHDで配信されます。そのため、必要以上の画素数は不要なため、確認をしましょう。

3. PTZ(パン・チルト・ズーム)

PTZ(ピーティーゼット)とは首振りや望遠・広角機能のことで、パン(Panoramac)水平方向への首振り、チルト(Tilt)垂直方方向への首振り、ズーム(Zoom)ズームアップ(望遠)とズームアウト(広角)の頭文字の略です。また、これらの機能を備えたカメラをPTZカメラと呼びます。

PTZ(ピーティーゼット)カメラとは、PTZ機能とも呼ばれ、遠隔操作でカメラの首振りを制御できるカメラのこと。PTZはパン(Panoramac)・チルト(Tilt)・ズーム(Zoom)のそれぞれの頭文字の略です。

-パン(Panoramac):水平方向への首振り
-チルト(Tilt):垂直方方向への首振り
-ズーム(Zoom):ズームアップ(望遠)とズームアウト(広角)

この3つの機能があるカメラが「PTZカメラ」です。そして、パンチルトズームを遠隔操作できる機能を「PTZ機能」と言います。広範囲のエリアをカバーすることが可能であり、カメラ一台で複数のタスクを指示することができるため、人による目視確認や見回り業務をカメラで代替することができます。遠隔で操作する方法として、パソコンやスマホからコントロールできるものもあります。

引用:PTZカメラとは?特長や注意点を解説|キャノン

PTZカメラには、パソコンやスマホから遠隔操作が可能なカメラもあり、リアルタイムでカメラの向きやズームを変更できます。また、レンズを自由自在に操作できるメリットを持つ反面、死角が生じやすいデメリットもあります。

  • PTZの機能は必要なのか
  • 遠隔操作機能は必要なのか

便利な機能ゆえに価格帯は高いものが多いため、購入前に機能の有無を一考しましょう。

4. マイク・スピーカー一体型

快適なWeb会議には、カメラ以外にもマイクやスピーカーが必要です。しかし、それら全てを購入するにはコストがかかったり、持ち運びが不便だったり、接続しようにもコンセントやUSBポートが不足したりといったいった悩みもあるでしょう。

マイク・スピーカー一体型のカメラを購入すれば、それらの悩みは解消され、1台で3役分の働きをしてくれます。高性能な一体型カメラを使えば、マイク、スピーカー、カメラを全て安価で揃えるよりもはるかにWeb会議を快適にしてくれるため、検討してもよいでしょう。

5. フレームレート

フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す数値です。fpsは「frames per second」の略で、fpsの数値が大きいほど被写体の動きが滑らかになります。日本のテレビ放送と同じ30fpsの性能を持つWebカメラであれば、映像を見ていて違和感がないでしょう。

フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示すの単位のこと。fpsは「frames per second」の略です。
フレームレートには1fps、3fps、24fps、25fps、30fps、50fps、60fps、120fpsなどがあり、60fpsは1秒間に60フレーム(60コマ)で記録されることを表します。この中で人が見てスムーズと思えるフレームレートは、24fps〜30fps程度と言われています。また、日本のテレビ放送は30fpsのため、日本人は30fps程度の動画であれば違和感を感じることは少ないでしょう。

引用:フレームレート(fps)とは?動画別のおすすめ設定を解説|キャノン

120fpsはスポーツのゴールシーンなど肉眼では見えにくい瞬間を捉えるときに求められる数値なので、Web会議においては30、50、60fpsいずれかが備わっていれば問題ありません。

むしろ、fpsの数値が大きくなるほどにネットワーク回線に負荷がかかり、Web会議の妨げになる恐れがあるため、購入する際には必要なフレームレート値なのかを確認しましょう。

カメラからプライバシーを守るコツ

Web会議で活用したいWebカメラを紹介してきました。Webカメラの多くが鮮明で広範囲に撮影が可能な反面、カメラに映る自分の部屋が気になる方も多いことでしょう。オフィスにいる上司や同僚とのWeb会議中、顧客との商談中に部屋が映り込んでしまうのは気恥ずかしく、会議に全く集中できませんよね。いくら親しい同僚であっても、プライベート空間を見られることには抵抗があります。

そこで、集中してWeb会議を進められるよう、Web会議中のプライバシーを守る方法について紹介していきます。

1. カーテン・布で背景を隠す

テレワーク中に部屋が映り込まないよう、カーテンや布で背景を隠しましょう。無地の白やアイボリーなどの清潔感のあるカーテン・布であれば、ビジネスにも相応しく、部屋全体の景観も損ねることがありません。

2. パーテーション・衝立で背景を隠す

パーテーション・衝立を設置すれば、背景を隠すことも、仕事とプライベートを分けることも可能になります。リビングやダイニングなど生活空間では気持ちの切り替えも難しいため、テレワーク中の作業空間を作り出す意味でもおすすめの方法です。

3. バーチャル背景で隠す

お金をかけずに背景を隠したい方は、バーチャル背景で隠す方法がおすすめです。ZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議ツールには背景ぼかし機能が備わっているので、背景を隠すために特別な準備は必要ありません。また、背景にもこだわりたいという人は、無料で利用できるバーチャル背景のサイトを利用するのが良いでしょう。無地の白背景からオフィス風バーチャル背景まで、幅広いラインナップがあります。

その他、カメラからプライバシーを守る方法やアイデアを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

Webカメラで円滑なWeb会議を実現

日本各地で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっていますが、新型コロナウイルス終息の目処は立たず、テレワークやWeb会議は今後も継続されるでしょう。

遠く離れた場所だからこそ、より親密なコミュニケーションを心掛ける必要があります。双方の表情やジェスチャーが伝えやすいWebカメラを積極的に活用し、円滑なWeb会議を実現しましょう。

[注1]メラビアンの法則とは・意味|グロービス経営大学院

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