決済代行サービスを導入するメリットを解説!サービスの仕組みや特徴
決済代行・PSP
2023.06.14
2023.06.14
電子マネーやクレジットカードなど、さまざまな決済方法がある今日、決済業務を全て一元におこなってくれる決済代行会社へのニーズが高まっています。今回は、決済代行会社にはどんな違いがあるのか、また、その仕組みを紹介します。
決済代行サービスとは
決済代行とは、クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな決済を代行してくれるサービスのことです。従来からある現金決済だけでなく、クレジットカード決済やPayPal決済など、さまざまな決済手法が増える今日、決済代行へのニーズはますます高まっています。
昨今、スマホ決済サービスを筆頭にさまざまな決済手段が登場しています。事業者側しては、さまざまな決済手段に対応することで販売機会の損失を抑えることができます。
しかし一方で、商品・サービスを提供する事業者は各クレジットカード会社や電子マネー運営会社など、それぞれと決済処理に関する事務作業をおこなう必要があります。その際、クレジットカード会社や電子マネー運営会社ごとに締日が異なっていたり、セキュリティ整備が必要だったりすることで、決済に関する事務作業がかなり煩雑になってしまいます。
このような決済に関する煩雑な事務作業を代行しておこなってくれるのが決済代行サービスです。決済代行会社は、事業者の代わりに決済サービス会社と連携し、決済に関する諸々の事務作業をおこなってくれます。
関連記事:決済代行サービスとは?クレジットカードなど主要5種の決済方法を図解してみた
決済代行サービスの仕組み
決済代行サービスは上図のような仕組みでおこなわれています。各事業者が決済代行会社に決済の代行を依頼し、決済代行会社が各決済サービス会社と連携して決済に関する事務作業をおこないます。そして、商品購入代金分を各決済サービス会社が決済代行会社に入金し、そこから手数料を引いた金額を各事業者に支払います。
決済代行サービスを利用するメリット
ここまで、決済代行サービスがどのような仕組みになっているのか、解説してきました。ここでは、決済代行サービスを利用するメリットを紹介します。
決済代行会社を利用するメリット①:決済管理が容易に
決済代行会社に依頼して、決済に関する事務作業を代行してもらうことで、事業者の手間やコストを抑えることができます。煩雑な決済業務をおこなっている間も従業員の時間は消費されていきます。決済代行サービスを導入することで、従業員はより多くの時間をほかの業務やお客様との接点に割くことができます。
決済代行会社を利用するメリット②:さまざまな決済手段への対応が可能に
決済代行会社に依頼することで、煩雑な決済作業から逃れることができ、さまざまな決済手段に対応することができます。スマホ決済サービスを筆頭にさまざまな決済手段が増えている今日、対応できる決済手段が多いほど、より多くのお客様に対応することができ、商品・サービスの販売機会損失を抑えることができます。
決済代行会社を利用するメリット③:決済システムの点検や保守などの手間・コストが省ける
事業者がクレジットカードや電子マネーなどの決済システムを導入する際には、顧客情報を保護するためのセキュリティ整備が必要になります。このセキュリティ整備には膨大な手間とコストがかかるといわれています。また、定期的に保守・点検もおこなう必要があります。
しかし決済代行会社に決済業務を依頼すると決済代行会社が構築した決済システムを使うことができるため、システムの点検や保守にかかっていた手間・コストを大幅に削減することができます。
決済代行を比較する際の選び方
では、実際に決済代行会社に決済業務を委託する際に注目すべきポイントはどこにあるのでしょうか?ここでは、決済代行会社を選ぶ際に着目すべき点を紹介します。
導入社数
決済代行会社を選ぶうえで重要なのが、その決済代行会社の実績です。多くの実績を上げている会社は、それだけ多くの人に選ばれる理由があります。したがって導入社数は1つの指標になるといえるでしょう。
手数料
決済代行会社に委託するうえで、やはり気になるのがコストです。自社の利益を増やすためにも、できる限りコストを抑える必要があります。その点で、各決済代行会社の手数料は1つの選定基準になるといえます。
決済手段の種類の多さ
クレジットカードや銀行振替、電子マネーなど、対応する決済手段の数が増えるほど、より多くの顧客に対応することができます。事業者にとっては、より多くの決済手段に対応した方が機会損失を抑えることができるといえるでしょう。そのため、各決済代行会社が対応している決済手段の数と種類は考慮に入れるべきでしょう。
後払い決済
決済代行を選ぶうえで、後払い決済に対応できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。商品を購入しようとしているとき、「欲しいけど今月はこれ以上お金使えない…」と考えることがあるのではないでしょうか。そんなとき、後払い決済に対応していないことによって販売機会を損なってしまうことがあります。
販売機会を逃さないためにも、後払い決済に対応しているサービスかどうかは確認しておくと良いかもしれません。
サポート体制
決済代行会社に依頼するうえで、サポートがしっかりしているかどうかは重要です。決済業務を委託するため、何かあった時はすぐに疑問を解消できる窓口があるに越したことはありません。サービスによっては、24時間365日対応しているものから、平日のみ対応のものもあります。自社のサービスに合ったサポート体制を提供している代行サービスを選ぶようにしましょう。
BtoB取引対応
BtoB取引に対応した決済代行サービスもあります。BtoB取引においても、請求業務や支払業務などの決済業務が発生します。BtoB事業を営んでいる場合は決済代行サービスがBtoB取引に対応しているのかもチェックする必要があるでしょう。
決済代行が利用できるシステムの例
サブスクペイ
「サブスクペイ」は、ROBOT PAYMENT社が提供している自動継続課金システムです。
サブスクリプションビジネスに必要な機能が集約されており、毎月の決済や回収業務を効率化します。課金周期や課金額など、細かな設定が可能です。また、多様な決済方法に対応しているため、さまざまなビジネスで利用することができます。大手企業やNPO法人など、さまざまな業種で導入されています。
さらに、顧客管理データベースを備えているのも「サブスクペイ」の大きな特徴の一つです。決済に必要な情報だけでなく、顧客情報も収集・管理できます。
管理画面から項目を簡単に追加することができ、決済フォームと連動して必要な顧客情報を取得・管理することができます。「サブスクペイ」を利用することで、簡単に継続課金ビジネスを開始することができ、顧客が増加した後も、安心して決済業務をおこなうことが可能です。
「サブスクペイ」のサービス詳細については、こちらのページでも解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
また、請求書発行だけでなく、債権業務なども完全に効率化したい場合は、「請求管理ロボ」とBPOを組み合わせた「請求まるなげロボ」というサービスもあります。もっと業務を効率化したいという方は、こちらのサービスもご覧ください。
自社の事業にあった決済代行サービスを利用しましょう
ひとえに決済代行サービスといっても、包括的な決済代行をおこなっているサービスや一部の決済に特化したもの、またBtoBの決済代行に強みがあるサービスなど、サービスごとにさまざまな特色があります。自社の業態に合わせた最適な決済代行サービスを見つけ、この機会に導入してみてはいかがでしょうか。
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