社内コミュニケーションの円滑化やテレワーク環境の構築のためには、チャットツールの導入が必要不可欠です。シンプルかつ使いやすいチャットツールを探しているのであれば、「リモートトーク」の導入がおすすめです。ここではビジネス向けに開発されたチャットツールである、リモートトークについて詳しく説明します。
リモートトークとは
リモートトークはfonfun社が開発したビジネスチャットツールです。国産のツールであるため、信頼性が高く、日本企業のニーズに合致しやすいという良さもあります。また、十分なセキュリティ対策が施されているのも安心できるポイントです。
リモートトークには1対1でのメッセージ送信やグループチャットなどのトーク機能が搭載されており、ビジネスにおいて幅広く活用できます。履歴機能が搭載されているので、あとから参加した人もトークの履歴をすべて確認することが可能です。
さらに、マルチデバイス対応によりスマートフォンやタブレットから自在にアクセスできるのも、リモートトークの大きな魅力だといえます。場所を選ばずビジネスのやりとりができるので、業務の効率化が図れるでしょう。
リモートトークにはビジネスに必要な機能が無駄なく搭載されているので、安心して活用できます。
リモートトークの特徴
リモートトークには、日々の業務を改善する機能が数多く搭載されています。
たとえば、メールの文章作成にかかる時間は5分を超えることがあります。しかし、チャットであればメールよりも簡潔な文章でやりとりできるため、連絡にかかる時間を大きく短縮できます。
また、リモートトークはスマートフォンやタブレットからも操作できるため、外出先からもスピーディーな返信が可能となります。通知機能があるので緊急時にも即座に連絡ができ、情報共有に時間がかかりません。
送信ファイルの制限ができるのもリモートトークの大きな特徴です。企業ポリシーに合わせて拡張子の指定をしたり、ファイルの送信禁止や保存禁止などの設定をしたりと、情報漏洩を防ぐための効果的な対策を講じることができます。
さらに、リモートトークでは画像や動画、PDFなどのファイルなどを適宜送受信することができます。ファイルの送受信サイズは10MBまでです。
そしてリモートトークの導入はテレワークの推進にも役立ちます。在宅勤務やサテライトオフィス、出張先で連絡を取りたい場合などにも、リモートトークのチャット機能を活用すればリアルタイムでコミュニケーションをとることが可能となります。
価格・料金プラン
リモートトークにはライトプランと標準プランという2つのプランが用意されています。いずれのプランも導入時にかかる初期費用は2万円に設定されており、最低利用ユーザーは20名からとなっています。
ディスク容量はいずれもライセンス数×1GBです。標準プランには、ライトプランで利用できないIP制限や端末認証、グループ間アクセス設定が搭載されています。
なお、リモートトークには1カ月の無料トライアルがあるので、まずはトライアルで使用感をチェックするのがおすすめです。無料トライアルであっても最大100ユーザーまでお試しができるので有効活用してみましょう。
料金プランは以下の通りです。(※税抜価格)
プラン名 | ライトプラン | 標準プラン |
---|---|---|
初期費用 | 20,000円 | 20,000円 |
月額費用 | 250円/1ユーザー最低利用ユーザー20名 | 350円/1ユーザー最低利用ユーザー20名 |
機能一覧
リモートトークには社内のメンバーとのメッセージをやりとりするための基本的な機能が揃っています。
トーク欄では発言のほか、画像や動画、ファイル資料の送付も自在にできます。途中からトークに参加した人が過去の履歴をすべて閲覧できるのもリモートトークの大きな特徴です。トーク欄ではメッセージの検索やメンバー編集、トークルーム作成などの操作を簡単におこなうことができます。
リモートトークにはユーザー権限を細かく振り分ける機能も搭載されています。ユーザー権限は管理者や監査、標準、ゲストと分けられており、不要なコミュニケーションを除外してそれぞれのユーザーに適したコミュニケーションのみが取れます。
監査ユーザーは管理者とは異なり、リモートトーク上で期間やユーザー名を指定してメッセージやデータを閲覧することができます。監査ユーザーは、送信者が削除したメッセージも確認できるような仕組みになっています。
リモートトークのユーザー権限振り分け機能には、業務の効率化やコスト削減が図れるという良さがあります。また、限られたメンバーのみで情報を共有できるため、セキュリティ対策にもなります。
グループチャット | ○ | 1対1チャット | ○ |
マイチャット(自身のチャットルーム) | – | 絵文字・スタンプ | – |
メッセージへのリアクション | – | ピン留め | – |
ブックマーク | – | メッセージ検索 | ○ |
ボイスメッセージ | – | 既読者表示 | ○ |
オンライン状態表示 | – | コメント | – |
ブックマーク | – | 投稿検索 | – |
公開範囲制限 | – | 日報・報告書 | – |
アンケート | – | タスク管理 | – |
アラート・通知 | – | ファイル送信 | ○ |
プレビュー | – | ダウンロード | – |
ファイル検索 | – | ビデオ通話 | – |
画面共有 | – | ユーザー管理 | ○ |
グループ管理 | ○ | アドレス帳 | – |
API連携 | – | メール連携 | – |
カレンダー連携 | – | SNS連携 | – |
ストレージサービス連携 | – | – | – |
提供環境・技術情報
リモートトークはオフィスだけでなく外出先や自宅からでもチャットを確認できるマルチデバイス対応となっています。Webブラウザのほかに、Windowsアプリ、Androidアプリ、iPhoneアプリでリモートトークを活用できます。
提供形態
問い合わせ
OS
Windows
Android
iOS
ブラウザ
問い合わせ
アプリ
PC – Windows
スマホ – Android
スマホ – iPhone
API連携・サービス連携
リモートトークの公式HPにはAPI連携やサービス連携に関する説明はありません。連携したいアプリやサービスがある場合は、導入前に問い合わせてみましょう。
セキュリティ
リモートトークには、ビジネスの場で安心して使用するための高いセキュリティ対策が施されています。
リモートトークでは通信時に端末と通信経路、そしてサーバーの3つのポイントで暗号化をおこない、情報の漏洩リスクを軽減しています。
また、パスワード認証時にコードを複数回間違えるとロックが掛かるなどの機能も搭載されています。さらにリモートトークからのログアウト時にはキャッシュが自動クリアされ、情報漏えいを防止できます。
リモートトークにはIPアドレスを識別する機能も搭載されています。IPアドレス制限により、異なるIPアドレスからのアクセス制御が可能なので安心です。
リモートトークは、導入後に管理者がユーザーを識別して登録する仕組みになっています。クローズドなチャット環境が構築されるため、外部にメッセージやデータを送付してしまうミスが起こる心配もありません。
暗号化通信 | ○ | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | ○ | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | ○ |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001(情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701(プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001(個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321)(制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000(ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | ○ |
24時間365日監視 | – | AD連携 | – |
サポート
リモートトークでは、公式サイト上に問い合わせフォームが完備されているので、不明な点はフォームから質問するとよいでしょう。より細かなサポートが必要な場合には、事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、リモートトークを提供するfonfun社では、テレワーク導入時に活用できるガイドを配布しています。ガイドは社労士が監修しており情報の精度が高いのが特徴的です。テレワーク導入時のポイントがわかりやすくまとめられているのでぜひ活用してみましょう。
電話 | – |
メール | ○ |
チャット | – |
運用コンサルティング | – |
サポートサイト | – |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |