Uメッセンジャーは、サイバーリンク社が提供するビジネスコミュニケーションツールです。ビジネスコミュニケーションツールの導入により、チーム内での情報共有を円滑にさせることで、スピーディな意思決定に役立てることができます。
本記事では、Uメッセンジャーの概要や特徴、料金プランについて紹介します。
Uメッセンジャーとは
Uメッセンジャーでは、メッセージのやりとりのほか、ドラッグ&ドロップの操作で簡単に写真やファイルの共有ができます。現場のすべての従業員がビジネスチャットを活用できるようになれば、ビジネスの迅速な意思決定が期待できます。
また、サイバーリンク社が提供するUメッセンジャーのシリーズ製品として、UセミナーやUミーティングがあります。これら3つのツールを導入し連携させれば、社内のコミュニケーションツールが統一され、1対1またはグループでのやりとりがスムーズになります。
Uメッセンジャーの特徴
Uメッセンジャーは初期費用や導入コストがかからず、専用の自社サーバーも不要なことから、最短で翌日から利用を開始できます。
また、サイバーリンク社はこれまでおこなってきた一般消費者向けのソフトウェア開発で培った技術をもとに、誰もが簡単に使えるツールの開発をおこなっています。そのため、基本的な操作や設定がシンプルに設計されており、PCに不慣れな人でも簡単に利用できるでしょう。
さらに、Uメッセンジャーはマルチデバイス対応となっており、スマートフォンやタブレットからも利用できます。セキュリティ対策も万全なので、安心してビジネスシーンに導入可能です。
価格・料金プラン
Uメッセンジャーには1グループにつき最大参加人数が600名までのBASICプランと、3,000人までの法人プランが用意されています。BASICプランと法人プランではメッセージの保存期間や個人クラウドの容量に差があるほか、法人プラン限定の機能も用意されています。
それぞれの具体的な費用については提供元への問い合わせが必要です。導入前には2週間の試用ができるので、まずはそれぞれの機能の使用感を試してみるのがおすすめです。
プラン名 | Basic | 法人プラン |
---|---|---|
初期費用 | 問い合わせ | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ | 問い合わせ |
補足 | 1グループ300人まで500MB | 1グループ3,000人まで4GB |
機能一覧
Uメッセンジャーを導入すれば、1対1またはグループでのチャット(メッセンジャー)機能を活用できます。ディスカッショングループにはファイル資料や写真、動画を共有できるほか、写真や資料上に書き込みをするなどの機能も使うことができます。
さらに、ボイスメッセージやビデオメッセージの送信機能、掲示板やアンケート機能、スケジュール管理機能などが搭載されているので、ビジネスの中で多彩に活用できるでしょう。
グループチャット | ○ | 1対1チャット | ○ |
マイチャット(自身のチャットルーム) | – | 絵文字・スタンプ | – |
メッセージへのリアクション | – | ピン留め | – |
ブックマーク | – | メッセージ検索 | ○ |
ボイスメッセージ | ○ | 既読者表示 | – |
オンライン状態表示 | – | コメント | ○ |
ブックマーク | – | 投稿検索 | ○ |
公開範囲制限 | – | 日報・報告書 | – |
アンケート | ○ | タスク管理 | ○ |
アラート・通知 | ○ | ファイル送信 | ○ |
プレビュー | ○ | ダウンロード | – |
ファイル検索 | – | ビデオ通話 | ○ |
画面共有 | – | ユーザー管理 | ○ |
グループ管理 | ○ | アドレス帳 | ○ |
API連携 | ○ | メール連携 | – |
カレンダー連携 | – | SNS連携 | – |
ストレージサービス連携 | – | – | – |
提供環境・技術情報
U メッセンジャーはPCで使用できるほか、IOSやAndroidアプリとしてスマートフォンやタブレットでも使用できます。詳細は提供元に問い合わせください。
提供形態
問い合わせ
OS
Windows
macOS
Android
iOS
iPadOS
ブラウザ
問い合わせ
アプリ
問い合わせ
API連携・サービス連携
Uメッセンジャーには、サイバーリンク社のシリーズ製品であるUミーティングやUセミナーを連携させて使うことができます。これらのツールを上手く連携させれば、業務効率を高めることができるでしょう。
セキュリティ
UメッセンジャーはE2EE 暗号通信に対応しています。また、情報セキュリティOWASPや脆弱性検知スキャナ NESSUSなどを含む、国際的なサーバーセキュリティテストも合格しています。
社内ツールでは機密情報を扱うこともあるため、セキュリティ対策の行き届いたツールを活用したいものです。高度なセキュリティ対策を講じているUメッセンジャーであれば安心して利用できるでしょう。
暗号化通信 | ○ | データバックアップ | – |
ユーザー管理 | ○ | シングルサインオン(SSO) | – |
操作ログ管理 | – | 二段階認証 | – |
アクセスログ管理 | – | ワンタイムパスワード | – |
デバイス管理 | – | IPアドレス制限 | – |
プライバシーマーク | – | VPN接続 | – |
ISO/IEC 27001(情報セキュリティ) | – | BCP対策 | – |
ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ) | – | SLA(サービス水準合意) | – |
ISO/IEC 27701(プライバシー情報) | – | GDPR | – |
JIS Q 15001(個人情報保護) | – | CCPA | – |
CSMS(IEC 6244321)(制御システムセキュリティ) | – | ダブルオプトイン | – |
ISO/IEC 20000(ITサービス) | – | データ閲覧制限 | – |
情報セキュリティ安全対策適合証明 | – | データエクスポート制限 | – |
24時間365日監視 | – | AD連携 | ○ |
サポート
U メッセンジャーの導入時にはメールや電話、チャットによるサポートを受けられます。また、実際にU メッセンジャーやU ミーティングを使いながら運用のサポートを受けることもできます。有料で訪問サポートを受けることも可能です。
電話 | ○ |
メール | ○ |
チャット | ○ |
運用コンサルティング | ○ |
サポートサイト | – |
ユーザーコミュニティ | – |
セミナー | – |